日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

ピンクのかぶり物に茶色の全身タイツ

2017年04月07日 | Memories of ZUKA
小雨の降る中
桜が満開を迎えた

花のみちで



まさかの
サードピンパーネル
もちろんまた当日券で立見





今さらだけど説明すると
この前から言ってる
セカンドもサードも
再演 再々演という意味ではなく
あくまでも私が見た2回目3回目
すべてこの公演のこと



3回分残った18きっぷを
金券ショップに持ち込んでも
安くしか売れないだろうから
自分でもう1回使うことにした

というのは本当だけど
3回目を見ているうちに
今回はほとんど
ショーヴランを見るために
来たようなものかもと思った

ショーヴラン=礼真琴を



他の公演のことはよく知らないけど
ショーヴランを演じる礼真琴は
本当によかった

パーシーとピンパーネルのギャップも
そうだけど
パーシーとショーヴランのギャップに
心をつかまれた

パーシーのどんなおちょくりにも
まったく動じずに返すショーヴランが
おもしろかった
劇中のパーシーもそれを認めていて
くやしがってた



笑いのネタがそこかしこに仕込まれてる
『スカーレット・ピンパーネル』

殿堂に展示中の台本は
パーシーがショーヴランに
からかい半分で
王室の舞踏会で着る衣装について
アドバイスする場面のページが開かれてる



台本にある
"総スパンで"
"デッカイ羽根背負ってて"
"ローライズなの"
はその時によって変えられていて
今日は満開の桜にちなんだネタだった



ちなみに
台本そのままの総スパンの衣装が
殿堂の企画展ゾーンに展示されてる

3代前の星組トップスター
安蘭けいが
2009年の退団公演『ア ビヤント』で
着用した衣装





上から下まで



表も裏も



総スパンコール





重たそうに見えるけど
総スパンの重みも
デッカイ羽根の重みも
トップスターにしかわからない



総スパンの衣装着て
デッカイ羽根を背負うトップスターは
絶対的な存在感を放つ
でも
2番手にしか出せない魅力って
あると思う

今日は思い切って
群舞もオペラグラス使用



終演後に出口へ向かいながら
前にいた3人組の女性が
興奮した調子で話すのが聞こえてきた

背もそんなに高くないのに
何でかわからないけど…

なぜか惹かれてしまう
ショーヴランマジック
礼真琴マジック



マジックにかかったまま
L版というのか
1番小さいサイズの写真を買った

同じサイズの写真を
ざっと見たところ
店頭に出される数の多い少ないも
あるだろうけど
この写真が2番目に減っていて



"売切れ"となっていたのは
プリンス・オブ・ウェールズ
英真なおきの写真だった

元星組組長の英真なおき
こうして並ぶと
かつての星組を髣髴させる



ところで18きっぷ
まだ売れるのかな
手元にあると
また行ってしまいそうで
こわい