お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

朝倉あきファースト写真集『朝顔』

2010年02月09日 | 写真・カメラ
朝倉あきファースト写真集『朝顔』
西田 幸樹
ワニブックス

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内容紹介
NHKドラマ『とめはねっ!鈴里高校書道部』にて、主演を務める朝倉あきがファースト写真集を発売。3月に高校卒業という節目を迎えるにあたって作成した今作は、朝倉あきの芸名の由来となった、第二の故郷“福岡県朝倉市”にてロケを敢行。木造校舎、川、海、田園、古い民家など、どこか懐かしい風景と、瑞々しい彼女の素顔をそのままに、等身大の高校生活を切り取りました。また夏、冬の制服、浴衣、水着など衣装も多彩なうえ、特技の新体操や書道も披露。本編で実際に髪を切り、大人への決意とも言える表情も見せるなど見所満載。タイトル通り、朝倉あきのいろんな顔、まさに“朝顔”がいっぱい咲いた一冊です!!(メイキングDVD付)


◆こちらの商品は、予約特典として、amazon限定生写真が付きます。予約特典が予定数量に達し次第、通常版となりますのでご注意ください。



清楚・・・という言葉が似合う少女。
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川島海荷写真集「from Umi」

2010年02月09日 | 写真・カメラ
川島海荷写真集「from Umi」
渡辺 達生
集英社

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内容紹介
15歳の少女の、ありのままの今が詰まった貴重な写真集です。

グアムで撮影された水着や衣装、移動中に思わず居眠りをしてしまう様子まで、あます所なく彼女の姿が収録されています。

笑顔も、はしゃぐ姿も、疲れた様子も、少し大人な表情も、どれもが果てしなく純粋で美しく、見ているだけでハッピーな気持ちにさせてくれます。

明るく楽しく、ちょっぴり大人。今、これからの活躍が最も期待される川島海荷ちゃんの、必見の一冊です。



青田刈りが芸能界でも加速している。
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キン肉マン 37

2010年02月09日 | 本・雑誌・漫画
キン肉マン 37 (ジャンプコミックス)
ゆでたまご
集英社

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22年ぶりに出た第37巻。待ってました。
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ツレと私の「たいへんだ!」 育児2

2010年02月09日 | 本・雑誌・漫画
ツレと私の「たいへんだ!」 育児2
細川 貂々
文藝春秋

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内容(「BOOK」データベースより)
平成20年生まれの息子・ちーと君が立った、しゃべった、いたずらした!ひと時も目が離せない、毎日が事件だらけの子育て奮闘日誌。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
細川 貂々
1969年生まれ。セツ・モードセミナー卒業後、漫画家・イラストレーターとして活躍。『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)が大ベストセラーとなり、コミックエッセイの分野で脚光を浴び、次々と話題作を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



この著者のモノの見方が好き。
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友達100人できるかな

2010年02月09日 | 本・雑誌・漫画
友達100人できるかな 1 (アフタヌーンKC)
とよ田 みのる
講談社

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この漫画を読んで子供になろう!!!!!
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インドのことはインド人に聞け!

2010年02月09日 | 本・雑誌・漫画
インドのことはインド人に聞け! (COURRiER BOOKS)
中島 岳志
講談社

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内容紹介
日本で報道されるインド関係のニュースは、「ビックリ人間」報道かテロ・災害報道が大半で、旅行番組などでも「悠久の大地」や「豪華なマハラジャの生活」「日本社会が失った活力とカオス」「貧しくとも目の輝く子供」などが繰り返し取り上げられる。

しかし、現実のインドでは、我々日本人が抱え込む苦悩を抱き、同様の社会問題に悩んでいる人がいる。そしてインドのメディアは、近年、このようなインド人のリアルな内面と向き合い、問題の核心に切り込もうとしている。私たちは、そろそろインドに対する特殊なまなざしから脱却し、同じ問題を共有するアジアの隣人としてインドを理解する必要がある。インドと地続きの問題に目を向け、問題意識を共有することが重要だ。

本書では、インドで国内の読者に向けて書かれた雑誌や新聞の記事から現代インドを理解するために重要と思われるものをテーマ別にセレクトし、日本語訳に解説をつけた。本書をきっかけに、インドの新しいリアリティに関心を持っていただき、日本とインドの交流が盛んになることを期待している。
――「はじめに」より


目次

はじめに


第1章 消費社会化するインド
1 中流階級が“亡命”する「ゲーテッド・コミュニティ」
2 食卓を埋め尽くすヘルシーな加工食品ブーム
3 「キレイになる」欲望を満たす美容ビジネスの現在


第2章 劇的に変わった結婚観と家庭像

4 都市の若者は“出会い系”で人生のパートナーを探す
5 4歳で結婚、5歳で未亡人… 幼児婚の犠牲者たち
6 豊かさを享受した10代の若者たちが自殺する
7 “現代流の子育て”が招いた「家庭の崩壊」


第3章 インドの神様は現代人を救えるか

8 霊的な世界に救いを求めるIT業界のビジネスマン
9 現代インド人の心をむ「創価学会」と「レイキ」
10 尊厳ある人生を送るために「私はヒンドゥー教を捨てた」
11 中流階級の信仰心をくすぐる贅沢な巡礼ツアー
12 宗教チャンネルが巻き起こすスピリチュアル改革
13 イスラーム聖戦士の素顔は高学歴の“ふつうの学生”


第4章 「インド式」教育の実態

14 教育熱心な親たちの「学校に通わせない」勉強法
15 インドの若者もじつは英語習得に必死?
16 優秀な“帰国組”が名門IITの教壇に立つ
17 大学や専門学校が乱立する崩壊寸前の“教育バブル”


第5章 ボリウッドは社会の変化を映す

18 シネコンがボリウッドの「常識」を変えた
19 メガホンを握る女性たちが映画界の壁を打ち壊す
20 魔法仕掛けのサントラが音楽チャートを席巻する
21 『スラムドッグ$ミリオネア』をインドの人々はどう観たか


第6章 現地ルポ 中島岳志が見た「インド社会の変化」


おわりに
内容(「BOOK」データベースより)
本書では、インドで国内の読者に向けて書かれた雑誌や新聞の記事から、現代インドを理解するために重要と思われるものをテーマ別にセレクトし、日本語訳に解説をつけた。




5年後には、日本企業にもインド人、中国人の上司が当たり前にいる時代が来る。
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現代短篇の名手たち7 やさしい小さな手

2010年02月09日 | 本・雑誌・漫画
現代短篇の名手たち7 やさしい小さな手(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ローレンス・ブロック
早川書房

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内容(「BOOK」データベースより)
妻の目の前で、理由もなくいきなり拳銃で自殺した男。その拳銃はリヴォルヴァーだったか、オートマティックだったのか?スカダーの脳裏に警官時代のある事件がよみがえる…探偵マット・スカダー登場の「おかしな考えを抱くとき」をはじめ傑作14篇を収録。男女の心の闇でくりひろげられる闘い、人生の皮肉さを見せつける奇妙な出来事、人の記憶に泌みついた事件などなど、ハードボイルド魂を抱く巨匠が描く人間絵巻。

著者について
1938年ニューヨーク州バッファロー生まれ。1960年代から作家活動に入る。1976年の『過去からの弔鐘』を第1作とする酔いどれ探偵マット・スカダーのシリーズや、1977年に『泥棒は選べない』でスタートした泥棒バーニイ・シリーズで人気と評価を得る。1982年のスカダー・シリーズ『八百万の死にざま』は映画化もされるヒット作となった。1992年に『倒錯の舞踏』でアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞を受賞。また三度にわたって同賞の最優秀短篇賞も獲得し、同賞の巨匠賞、英国推理作家協会賞のダイヤモンド・ダガー賞をも受賞している。



こういう本を出してくれる早川書房に感謝。
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やくざの墓場 くちなしの花

2010年02月09日 | 映画・DVD・ビデオ
やくざの墓場 くちなしの花 [DVD]

TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

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内容紹介
■キャッチコピー■
サツとヤクザの黒い取り引き!
やくざと盃を交わした無頼刑事が
汚名にまみれて今、反逆の牙をむいた!!

【解説】
「仁義の墓場」で数々の話題を巻き起こした渡哲也・深作欣二監督の名コンビが放つ戦慄のアクション巨編。
抗争事件を追い続け、十年のキャリアを誇る敏腕刑事“黒岩竜”。だが彼は、警察と暴力団の黒い癒着を知り、正義と狂気入り混じる異常なまでの暴力と愛に、自ら身を落としてゆく――。
暴力戦争から政略戦争へと政策転換する現代やくざ社会とそれを取り締まる警察官僚機構――その狭間ではみ出していく一匹刑事の凄絶な生きざまを、冷酷かつハードなタッチで描く衝撃作!

【キャスト】
渡哲也/梶芽衣子/大島渚/川谷拓三/菅井きん/藤岡琢也/梅宮辰夫

【スタッフ】
企画:松平乗道/杉本直幸/奈村協
脚本:笠原和夫
撮影:中島徹
音楽:津島利章
監督:深作欣二

【公開日】
1976年10月公開

【コピーライト】(C)東映

【スペック】
●映像特典(予定)
◆フォトギャラリー
◆予告編
●ピクチャーレーベル
●ニュープリント・コンポーネントマスター

DSTD03165/4,500円(税込4,725円)/COLOR/本編96分(予定)/片面1層/1.主音声:モノラル/16:9LB(シネスコ)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
深作欣二監督が手掛けたドラマ。暴力抗争から政略戦争へ政策転換を図るやくざ社会と、それを取り締る警察官僚機構の黒い癒着。その狭間で一匹狼の刑事・黒岩竜ははみ出した行動を取り、謹慎処分を食らう。これが黒岩と西田組の絆をさらに深め…。



深作欣二監督はなんであんなに若くして逝ったのだろう・・・
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傑作集 by 古川ロッパ

2010年02月09日 | 笑い
傑作集

インディーズ・メーカー

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ほんまに貴重なCDが出た。
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回廊の陰翳

2010年02月09日 | 本・雑誌・漫画
回廊の陰翳
広川 純
文藝春秋

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内容(「BOOK」データベースより)
琵琶湖疏水・墨染発電所に浮かんだ死体。親友の死の謎を追う若き僧侶、そして警察には国宝級の仏像の不正売却を告発するタレコミが…。京都に君臨する巨大宗派の闇を暴く新・社会派ミステリー。『一応の推定』から3年半、待望の松本清張賞受賞第一作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
広川 純
1946年8月26日京都府京都市生まれ。69年名城大学法学部卒業。会社勤務を経て、86年に保険調査会社へ転職し88年に独立する。2006年に「一応の推定」で第十三回松本清張賞受賞。映像化されるなど、大きな話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


この著者には期待したい。
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穂花 「籠(かご)」―BIOGRAPHY OF HONOKA

2010年02月09日 | 本・雑誌・漫画
穂花 「籠(かご)」―BIOGRAPHY OF HONOKA
穂花
主婦の友社

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内容紹介
AV女優を引退して1年、女優に転身し「小悪魔セックス」もベストセラーになったあの穂花が、壮絶な生い立ちから悲しすぎる半生を綴った自叙伝が登場。母と娘とは、家族とは…を問う問題作。

「お母さん、SOSを出したのになんで助けてくれなかったの?」。事実は携帯小説よりも奇なり。父親は誰かも分からない、3歳まで施設に入居、5歳で母親の元に来ている借金取りに誘拐される。その誘拐犯は獄死。7歳から15歳までの性的虐待、家庭内暴力の被害…800万円の借金を抱えるハメになり、肉親に言われた言葉は「お前が死ねばいいのに」。精神科の看護師になるも、騙されてAVデビュー。本当はCDデビューのはずだったのに…。そして度重なる彼氏からの暴力、監禁、そして仲間からの拉致…AVオブ・ザ・クイーンを獲り、今、女優&タレントとして新天地で活躍をはじめた穂花の悲しい半生を綴る自叙伝。「トラウマ」とか「不幸」とか、そんな言葉で片付けられない。ましてや「再生」にはまだ、たどりついてもいない。でも、どうしても伝えたいことがあった。お母さん、私のこと、「愛してる」って言ってほしい、と。

内容(「BOOK」データベースより)
AV引退から1年、穂花、壮絶な自叙伝完成!死ぬほうが楽。だから、私は、生き抜く。

著者について
2007年度ナンバーワンAV女優として華々しく咲き、「痴女」の名をほしいままにし、あの明石家さんまからラブコールまで受けたものの、いさぎよく引退。現在は女優として、タレントとして活躍するあの穂花。もちろんただの「元AV」ではない。実は「小悪魔セックス」の著者としてもベストセラーを出し、二作目も順調な穂花。男なら知らない人はいない彼女も、「アリケン」などの人気バラエティ番組をはじめ、女子向け相談サイトなどで認知度も上昇中




AV嬢の人生・・・波乱万丈の人が多い。

この本も名著。永沢光雄、名インタビュアーだった。亡くなったのは本当に残念。
AV女優 (文春文庫)
永沢 光雄
文藝春秋

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森はるか はるか奮闘記

2010年02月09日 | 映画・DVD・ビデオ
森はるか はるか奮闘記 [DVD]

ビデオメーカー

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内容紹介
人気急上昇中のGカップマネドル・森はるかのイメージDVDが登場!!
バーチャル構成で、マネージャーとタレントの二役に挑戦し、その行方は・・・!?

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
マネージャーとタレントの二足の草鞋を履くGカップマネドル・森はるかのイメージ。バーチャル構成でマネージャーとタレントの2役に挑戦する彼女のとってもキュートな姿にハートが盗まれちゃいそう!


栄枯盛衰のグラドル界。日本人の気質のおかしさの一つの現れかもね。
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MINAMILK―松坂南1st.写真集

2010年02月09日 | 写真・カメラ
MINAMILK―松坂南1st.写真集
斉木 弘吉
彩文館出版

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内容(「BOOK」データベースより)
バスト115cm、Lカップ炸裂、シースルーヌード。松坂南ファースト写真集。



真面目な高見盛も、誘惑されるわな、この体に。
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人間の器量

2010年02月09日 | 本・雑誌・漫画
人間の器量 (新潮新書)
福田 和也
新潮社

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内容(「BOOK」データベースより)
優れた人はいる。感じのいい人もいる。しかし、善悪、良否の敷居を超える、全人的な魅力、迫力、実力を備えた人がいない。戦後、日本人は勉強のできる人、平和を愛する人は育てようとしてきたが、人格を陶冶し、心魂を鍛える事を怠ってきた。なぜ日本人はかくも小粒になったのか―。その理由と本質に迫ることこそが、日本人が忘れたものを再認識させ、人生を豊かにしてくれるのである。

出版社からのコメント
なぜ、日本人はかくも小粒になったのか
無私、反骨、強欲、豹変、挺身......

先達の器量に学ぶ人間論


カバーの折り返し
優れた人はいる。感じのいい人もいる。しかし、善悪、良否の敷居を超える、全人的な魅力、迫力、実力を備えた人がいない。戦後、日本人は勉強のできる人、平和を愛する人は育てようとしてきたが、人格を陶冶し、心魂を鍛える事を怠ってきた。なぜ日本人はかくも小粒になったのか----。その理由と本質に迫ることこそが、日本人が忘れたものを再認識させ、人生を豊かにしてくれるのである。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
福田 和也
1960(昭和35)年東京生まれ。文芸評論家。慶應義塾大学環境情報学部教授。慶應義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。1993年『日本の家郷』で三島由紀夫賞、2002年『地ひらく』で山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
About this Title
第一章 なぜ日本人はかくも小粒になったのか

戦後、わが国は人物を育てようとしてきたか


大きい人がいなくなりました。
人物というべき人がいない。
日本中、どこを探しても。
一体全体なぜ、人材がいなくなってしまったのか。
その原因はいくつもあるでしょうが、一番の理由は、育てて来なかったから、明確な意識をもって育てようとしてこなかったからにほかなりません
人物を、人材を育てようとしてこなかった。
勉強のできる人、健康な人、平和を愛する人は育てようとしてきたけれども、人格を陶冶するとか、心魂を鍛えるといった事を、まったく埒の外に置いてきた。
その、戦後教育の結果が、このざまです。
政界、官界、財界、どこを見回しても人物というほどの代物はいないではないですか。
言論界も同じようなものです。
わが国から、人材というほどの存在が、きれいさっぱり払底してしまったわけです。
国の借金が一千兆円、などという話を聞くと暗澹としはしますけれど、それでも人がいないという事に比べればたいした事がありません。
いくら金があったって、人がいなければどうしょうもないからです。
バブル期以来、どれだけのお金を日本人が無駄に使ってきたか。
みんな人を得なかったからではありませんか。
人材は、何よりも大事なものです。
お金がなくたって、国は、企業は立ちゆくけれど、人がいなければ、どうしようもありません。
人がいれば、金がなくったってなんとかなるのです。
幕末、外交に失敗して諸外国からいいように賠償金をむしりとられ、そのうえ国際経済のルールをしらないために大量の正貨が流出してしまって経済危機をむかえた日本が、自立できたのも人がいたからです。
封建体制を打ち壊し、凄惨な内戦をくり広げたうえに、むやみと急進的な改革をほどこしたにも関わらず、国が四分五裂にならなかったのは、人がいたからでしょう。
薩長のみならず、日本全国から澎湃と人材が現れて、手を携え、あるいは角逐しながら仕事をしたからでしょう。
たしかに泥試合もありました。内戦もあった。醜い政争もあればとてつもない不正もあった、理不尽きわまる収奪もあったでしょう。
にもかかわらず、明治国家はなんとかなった。なんとかどころか、極東の小国が列強に伍するまでになったのです。
明治ばかりではありません。大正・昭和世代の日本人も、実によくやった。
たしかに先の大戦は、大しくじりでした。
内外で多くの人命が失われたのは、痛恨の極みではありましたが、しかし敗戦の瓦礫のなかから、世界一と云われた経済大国を作りあげたのです。
もちろん明治以来の蓄積があってのことですが、それにしてもこれは、とてつもない快挙ではないでしょうか。
戦時体制を担った重鎮たちが追放されて、あとを担った、「三等重役」と揶揄された経営者たち。陸軍海軍から放りだされて路頭に迷い、企業戦士となった若い将校たち。
占領軍の理不尽な規制と、社会主義・共産主義の荒波に揉まれながら戦後の混乱を収拾した官僚たち。
政治家たちだってたいしたものでした。一度は引退したロートル外交官の吉田茂も、巣鴨プリズン帰りの岸信介も、政界の裏も表も知り尽くした三木武吉も、死力を尽くして国家、国民のために尽くしました。
企業家だってそうです。松下幸之助だって本田宗一郎だって、盛田昭夫だって、ちっちゃな町工場から、世界企業を作りあげたではないですか。
今、中国の、韓国の、インドやシンガポールの企業が世界市場に進出するようになったのも、みんな昭和の日本を見倣ったからです。
アジアでも、繁栄した産業国家を樹立し得ると、わが国が身を以て示したからです。
もちろん、その偉業は国民一人一人が生活の、社会の再建のために死力を尽くして働いたから成し遂げられたものですが。
いずれにしろ、昭和の後期まで、日本には人物といえるような存在が、ふんだんにいたのです。
けれど、今はどうでしょうか。
優れた人はいるでしょう。
専門知に秀でた人もたくさんいるでしょう。
商才に秀でた人も、数えきれないほどいるでしょう。
人あたりのいい、感じのよい人もいるでしょう。
けれど、誠に残念なことに、人と呼べるほどの人はいない。
みな才子なのです。
小利口で、目端がきいて、気の利いた事もいえる。場合によっては、大物ぶってみるほどの技すらもっているでしょう。
良心的で、真面目で人間愛に満ちている。
けれども、到底人物とはいえない。
小粒な、おさまりのいい、メディアが重宝がるだけの存在にすぎない。
深みもなければ、重みもない。
要領だけは滅法よく、情報技術に通じている。
そういった小粒な才子は、いくらでもいるけれど、人物と云い得るほどの存在は、まったくいないのです。
たしかに、小泉純一郎元総理のような、一陣の嵐を巻き起こした政治家はいました。
彼の全盛期の勢いは、凄まじかった。
けれども、一体何を彼がなしたのか。
その改革なるものの内実を問う事は、とりあえず私の任ではありません。
けれど、あれが狂騒以外の何ものでもなかった、という事は断言できます。
彼が非常に優れたアジテーターであった事はたしかでしょう。
でもそれだけでした。まったくの空っぽでしかなかった。
スローガンにも至らない、短い言葉----ワン・フレーズ----をつなぎ、叫ぶことはしたけれど、それきりでした。それ以外の何もなかった。
その単純さ、無内容さに、国民は歓呼したのです。
小泉元総理が、ある種の際だった才をもっていた事は、確かでしょう。
貪欲なマスメディア----その欲深さはまた、日本国民全体のものであることは間違いありません----を逆手にとり、彼らの求めるものを与える代わりに手玉にとった手際は、見事としか云い様がありませんでした。
でもそれだけの事です。
政治闘争は、手段を選ばないというのは、洋の東西を問わない鉄則であるとはいえ、「刺客」と称するインスタント候補を出馬させて、反対派を浴びせ倒そうとする手口は、ある意味で議会政治そのものの自己否定に他ならないものでした。
そして、そこまでして一体、国民は何を得たのか。
あやしげな郵便会社だけではないですか。
その「教訓」が、選挙民を多少とも賢明にしたと信じたいのですが。
けれども、あの選挙ほど、現在の日本人の虚無を、何の信念も、確信も持たない様を示した事件はなかったと思います。
そして私たちは、いまだその虚無を、克服していない。
才人はいるが人物がいない。
キャラクターがあっても人格がない。
儲け話はあっても志はない。
演出と自己陶酔があるだけで、本当の感動はない。
幕が引かれれば自分が熱狂していたことすら忘れてしまい、狐につままれたような心持ちになるのです。
こうした状況は、一朝一夕にはなおらないでしょう。
まだまだ、続くと考えなければなりません。
無意味な空騒ぎを何度も繰り返し、さらに繰り返させる事になるでしょう。
なぜこんな事になったのか。
日本から人物が払底して、小物ばかりになったのはなぜなのか。
この事を、しっかり考えないかぎり、人らしい人は出てこないのではないのでしょうか。
いかにして、日本人はかくも小粒になったのか。
その理由と本質を考える事が、今、一番、重要な事ではないか。
私は、そう思っております。



日本人の気質なのか・・・なんかおかしくなっているとは感じていた。それをちゃんと言ってくれている。
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ネットワーク

2010年02月09日 | 映画・DVD・ビデオ
ネットワーク [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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『ネットワーク』(原題:Network)は、1976年製作のアメリカ映画。シドニー・ルメット監督作品。架空の系列局を舞台に、視聴率に踊らされるテレビ業界人の狂騒を痛烈に風刺する。フェイ・ダナウェイ、ウィリアム・ホールデン、ピーター・フィンチ、ロバート・デュヴァルら実力派俳優たちの競演も話題になった。


概要
映画の脚本はテレビ局でドラマ制作の仕事をしていたパディ・チャイエフスキーによって執筆されたものである。チャイエフスキーは彼のテレビ局における同僚で、後に映画のプロデュースを担当することになるハワード・ゴットフリードと共同で映画の企画を練った。脚本の執筆は手間取り、その完成までおよそ2年の歳月を掛けたという。脚本の完成後、チャイエフスキーとゴットフリードは草稿をユナイテッド・アーティスツに持ち込んだ。しかし二人と面会した役員が映画の登場人物の描写に苦情をつけたため、その交渉は決裂した。後に彼らはメトロ・ゴールドウィン・メイヤーと正式な契約を交わすことになるが、その際一度彼らの脚本を没にしたユナイテッド・アーティスツも企画に参加する意思を表明。結局資本金の一部を出資したユナイテッド・アーティスツも映画製作に携わることになった。

映画の監督には、嘗てチャイエフスキーと共にテレビ関係の仕事をしたことのあるシドニー・ルメットが抜擢された。ルメットとチャイエフスキー、ゴットフリードの三人は共同で映画に出演する俳優探しに奔走、その結果フェイ・ダナウェイやウィリアム・ホールデン、ロバート・デュヴァルといった一流のキャストが映画に出演することになった。脚本執筆から映画会社との交渉、キャストの選抜まで尽力したチャイエフスキーが本作品の完成に果たした功績は絶大なものだった。彼は自分の脚本どおりに監督が演出をしているか、役者たちが演技をしているかを確かめるために、毎日撮影現場まで足を運んだという[3]。通例映画のオープニングでは監督や主演したスターの名前が目立つようにクレジットされるものであるが、本作品では原作者としてのチャイエフスキーを尊重して「パディ・チャイエフスキーによるネットワーク」となっている。

映画は1976年11月27日に公開され、興行的にも批評的にも成功を収めた。同年度のアカデミー賞で作品賞を含む10部門にノミネートされ、そのうち主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞、脚本賞の4部門で受賞した。映画中で徐々に狂気に蝕まれていくニュースキャスターを熱演したピーター・フィンチはノミネート直後に心不全で急死、アカデミー賞史上初の死後受賞となった。映画中の「俺はとんでもなく怒っている。もうこれ以上耐えられない!」(原文:I'm as mad as hell, and I'm not going to take this anymore!)という彼の台詞は、アメリカでは非常に有名なものである。



山田太一がアメリカの脚本家チャイエフスキーに感化されて、脚本を書き始めた、と今日の読売新聞に載っていた。
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