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本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

痴漢が増えていると言うが、痴漢と間違われた人もいる事を忘れるな!

2007年06月25日 | エッセイ・日記・意見
左手の証明―記者が追いかけた痴漢冤罪事件868日の真実

ナナ・コーポレート・コミュニケーション

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ラッシュの電車に乗って、僕は両手を上げているか、片手をつり革に、片手をカバンに・・・という風に毎日通勤をしている。別に「痴漢」等、したいとは思わない。ただ、女性が「この人、痴漢です!」と言った時、疑われるのは男性で、女性は被害者・・・というのが世間の常識。濡れ衣を着せられて、面倒な事に巻き込まれるのが嫌なだけだ。通勤時間に本も読みたいけど、痴漢と間違えられない自衛手段も取らなければならないのは、流石に哀しい。よっぽど、一編成を半分に分けて、「男性専用車両」と「女性専用車両」に分けてくれた方が快適な時間を過ごせると思う。その辺の不公平さは無いのだろうか?今度、クレームに敏感な京王電鉄に訊いてみよう。

黒澤明「天国と地獄」を初リメーク

2007年06月25日 | テレビ番組
 故黒澤明監督(享年88)の映画「天国と地獄」が1963年の公開から44年を経て初めてリメークされる。テレビ朝日が今秋放送予定でドラマ化する。映画「愛の流刑地」の鶴橋康夫監督が脚本・監督を務め、佐藤浩市(46)阿部寛(43)鈴木京香(39)らが出演。登場人物はオリジナルとほぼ同じだが、時代設定は21世紀に、舞台も横浜から北海道小樽市に移す。

 「天国と地獄」は身代金目的の誘拐を描いたサスペンス。靴メーカーの重役の子供と間違われ、運転手の子供が誘拐される。重役は全財産を投げ出して身代金を肩代わり。子供を取り戻すが、犯人は金を奪い逃走。警察は威信を懸けて捜査する物語。全編、息の詰まる展開で、特急からの身代金受け渡しシーンは有名。今回も実際の特急を使って再現する。

 人間ドラマとしての評価も高い。犯人の動機は、重役が住む高台の豪邸を下町から見上げるうちに募らせた憎悪。高度経済成長が始まり、徐々に貧富の差がつき始めた当時だけでなく、現代につながるテーマも描いている。

 鶴橋監督は、格差社会と言われる現代にこそリメークするべき作品と強調。「お互い上を見たり下を見たりしているが、結局みんな一緒。財産を失った重役も逮捕された犯人も本当は同じ場所に立っていたんだと思う」と主張した。

 鶴橋版では時代設定と舞台を変えるほか、監督お得意の男と女の色気を醸し出した演出も加味。黒澤版にはない、誘拐された子供が共犯者の女性に恋心を抱くエピソードも盛り込まれる。

 撮影は今月11日に小樽で始まり、7月上旬にクランクアップ予定。故三船敏郎さんが務めた重役を演じる佐藤は映画を見直し、当時の台本を読んでから撮影に臨み「リメークへの重圧は感じていない。(役に)現代風のもろさを加えたい」と抱負。仲代達矢(74)が演じた刑事役の阿部は「刑事役はほとんどやったことがなかった。目の芝居、心の通じる芝居を頑張りたい」と意気込んでいる。
(スポーツニッポン紙面より引用)



黒澤明監督の『天国と地獄』は『野良犬』『隠し砦の三悪人』と共に、僕の大好きな作品。山崎努がやった犯人役を誰がやるのか、楽しみだ。