鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

米代川支流藤琴川釣行 その1

2017-07-30 15:33:26 | その他河川

 (このブログは、きょう2回目のブログとなります。) 

 きょうは7月30日日曜日、仲間とともに米代川を目指して釣行したのは28日金曜日、もう一昨日のことになってしまいます。あっという間の二日間の釣行でしたが、第一の感想はやはり遠いということですね。

 自分では運転はせず、若手にお願いしているのですが、それにしても遠く、高速道路を使っても4時間以上も掛かってしまいます。車に乗っている時間はたっぷりあるので、「ひよっこ」の話しをしたり、「東北楽天」のことを話したりするわけです。

 東北楽天ゴールでイーグルスについていえば、もう故障者続きで目下のところ負け続きで、先に明るい材料が見当たりません。ですのでどうしても暗い話しになりかねず、ここまで頑張って”夢を見せてくれた”のだからありがたいと思わなければなんてことになってしまうのです。

 これからまだまだ試合は続くのですが、東北楽天の選手層では、しかも連戦が続く中での戦いではこれまでのように勝ち進むのは無理であろうという悲観論になってしまうのです。諦めるのは早すぎるとは分かっているつもりでも、負けが続くといつもの東北楽天に戻ってしまうのではないかという恐れ、不安もあるのですね。

 釣りとは関係のない話しとなってしまいました。

 仙台を午前6時40分に出発しました。2,3回休憩しながら北上し、西に向かいました。28日のことですので、仙台は小雨模様、高速道も小雨、十和田インターから西も雨降りでした。でしたが鷹巣前からは晴れてきまして、明るさも増してきました。

 そして「つり研赤坂」に到着。途中米代川の上流域から中流域へと交差しながら走ったわけですが、肝心の米代川は増水し濁りが強い感じでした。とても竿は出せない状況と判断しました。こうなれば米代川水系で唯一差kが出せる川「藤琴川(粕毛川)」しか行くところはございません。

 「つり研」では丁寧に釣り場を教えてくれます。先客が少なくて5人がまとめて入れるような場所を考えて教えてくれます。ありがたいことです。もともとは藤琴川があり、そこに粕毛川が合流して藤琴川として米代川に合流するという水系です。

 粕毛川の情報は無いに等しいようで、今竿を出せて鮎が釣れる川は藤琴川だけといっても良いようでした。いろいろ話しを聴いていたところへ地元の釣り師がやってきて言うことには、「藤琴川の鮎は体高があって大きくて、急瀬で2回も掛かったが親子丼されたのでまたオトリ鮎を買いに来たのだ。」とのことでした。

 もう少々興奮気味に我々に話します。私はそれを聴いて、まだ見ぬ藤琴川は「変化に富んだ流れで、川幅もそれなりにあり、大きい鮎が竿をひん曲げる川」というイメージを持ちました。因みにかれの水中糸は0.3号とのことでした。ナイロン糸だと思います。自分としては広瀬川では0.3号のナイロン糸で23,24センチの鮎は抜いていましたので、そんなにすごいのか?と思った次第です。

 最初に教えてもらった橋の上流域はパッと見には平坦な川底で石も均一、コケもついてはいないようで掛かりそうには感じませんでした。ここの橋のたもとに孤老の笛吹老人がいました。一見すると尺八みたいなのですが、同じような太さの竹のようですが横笛でした。外国(ハワイか中南米)の笛だとか言っていました。

 その笛吹老人が言うには、この辺にはクマが出る、と。そしてある時間になると下流から鮎が群れを成して遡上してくる、それがはっきりと見えるとか言っていました。 橋の上からも川底等を見てみましたが、ここは諦めました。

 粕毛川の上流点よりも上流の藤琴川を目指します。合流した下流の藤琴川は濁りが入るようです。粕毛川がにごっているのでしょうか。上流に行くにつれ藤琴川はきれいになってきます。ところどころに釣り人の姿も見えます。ようやく鮎釣りに来たという感じがしてきます。

 そして辿り着いた先は湯ノ沢温泉手前の独特の形をした橋の下流でした。そこから我々の久し振りの米代川(水系)の鮎釣りの物語が始まります。長かったですね。ここまで引っ張ってきました。いつもの悪い癖です。短いことでも長く長く書こうとしてしまう悪い癖があります。

 

 手前はもちろん本流ではありません。その奥堤防の前の流れが本流となります。

 

 といってもこんな流れです。ここに大きい鮎がいるのか?と正直疑問に思いました。全くどこを歩いても泳げない不安を感じることはありませんでした。

 

  下流域

 

 このオトリ缶を中心に5人は上下に分散しました。私はやや下流域から(つまり楽して)竿を出しました。 実釣時間は12時45分から15時45分の3時間です。

 

      (こういうところです。)

 右岸へチの瀬を泳がせていると何か重く感じまして目印が下流へ引っ張られます。竿をあげてみたら掛かっていたという次第。貴重な記念すべき藤琴川の最初の鮎というのに鮎独特の引きはありませんでした。

  でも嬉しかったです。

 時は13時頃です。 その後オトリ鮎を取り換えて泳がせます。少しして今度も不満な当たりを感じながら2匹目のかかりを確認しました。

 鮎はきれいです。

 そうそう藤琴川、何ときれいな水の川でしょうか!!!!天晴です。素晴らしいです。かっての馬瀬川での鮎釣りを思い出しました。その時の馬瀬川もきれいすぎて、こんな川に魚が棲みつくのかと疑問に思ったくらいでした。でも魚は、鮎もいました。掛かりましたが。

 でもここ藤琴川にもきれいな川でも鮎は棲んでくれていました。3匹目からはそれなりの当たりを感じるようになってきました。

  3匹目。写真は3匹目で終了。

 

  (下流側から上流を見る)

 私のきょうの釣果です。集合写真から。感心できるほどの釣果ではございません。

 

      オトリ鮎込みです。  

 例によって数回の空中バレや、水中バレは毎回です。キープは7匹でした。感じたことはここの鮎は大水のあとのためか、全体に白っぽいのです。抵抗や引きもまだ100%とはなっていないと感じます。そしてハリは尻尾から1センチくらいと短いのですが、口掛かりが多いのです。とっても多いのです。1匹目、2匹目も口掛かりでした。

 もちろん背掛かりもあります。 そうそう藤琴川の日釣り券は1000円、オトリ鮎は1匹600円です。

 橋の上流へ行った釣り友は二人ともツ抜けでした。右岸に細い分流のような流れがあるのですが、そこでも結構掛かったようです。こんな感じです。

 

 

 

 中洲の右岸となりますが左岸でも竿は出せます。鮎もいます。

 

 よく釣りました。 なかにはこんな魚もいました。

 ヤマメです。

 2匹釣ったそうです。可愛いヤマメです。

 

 改めて我々が入った藤琴川はこういうところです。

 

 

 「つり研」に電話報告したら、ごごからの釣果としてはそんなものだという、慰めか?事実か?分かりませんが、返事があったようです。 「つり研」のブログにある青森県Sさん39匹とかいう数字は午前中からの釣果で、やはり午前中から粘らなければその数字は無理だそうです。

 仙台は雨降りという情報の中、秋田県の北部の川で鮎釣りができたことに感謝です。

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