鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

肌寒い一日で。   鮭川での鮎釣り

2016-09-12 17:44:43 | その他河川

 いやあ、参ります、この膚寒さには。 まだ9月も中旬に入ったばかりというのに・・・・。そういえば、10日に山形県鮭川へあゆ釣りに行った時も午前中は膚寒かったなあ~。というのも霧雨や小雨が降ったりやんだり、時に陽も差したりという何とも不規則な変化に富んだものでした。

 きょうの仙台は最高気温は21.9度くらいでしょうか。

 

 もう半袖、半ズボンという夏の服装とは完全にオサラバです。 長袖シャツの上にベストを着ています。 残暑厳しい9月となって欲しいですね。まだ膚寒さを感じるのは早朝と夜だけでいいのです。

 季節はようやくこれの季節となりました。私にとっては嬉しいですね。今年は一杯実っていますから。さっそく甘露煮です。 朝市にもイチジクは出ていますが、一袋400から600円くらいもして高いのです。しかも堅いのです。とても生食では食べられません。そこいくと家のイチジクは触ってみて食べられるなという頃に獲りますので美味いのです。

  いちじく!!最高

 朝市というと、鮎もあったのですが、きょうは3匹で400円でした。

 

 分流の流れです。

              

      

  

 まだ生きていました!! 

 こちらは若いですから、もしかしてまだローティーンかな、寒さも関係ないでしょう。

 

 こういうトンビの姿も珍しい!

 私が撮るのがですが。 そして寒さをものともせずにこういう人もいました。げんきです

 

  

 またしても前置きが長くなってきました。いよいよ10日の鮭川の釣行に入ります。

 車を停めたすぐそばの本当に朝麻ところで竿を出している人もいました。減水による分流での釣りのようですが時々掛かるのです。 オトリ鮎を扱っている沓沢さんの簗場ですね。

 

 私が入った鮭川の2枚に分けた全景です。上が上流域で、下は下流域のほれぼれするような綺麗な流れです。

 

 本当に気持ちのいいくらいの瀬が続きます。ここで結果的に思う存分にあゆの瀬釣りを楽しむことができました。

 

 下流域からみるとこうなります。

 

 先行者は6人くらいいました。車は4台か。 それぞれ上流と下流、右岸と左岸に分かれて竿を出しているわけですが、こういうアングルも狙ったわけではないのですが、撮れました。何となく長竿での真剣勝負という感じがしませんか。

 上の写真の右側の人、顔の部分をカットしてありますが、この釣り師は半纏を着ていました。最初左岸から見たときは、あの亡くなった那珂川の諏合正一さんを思い出しました。彼の亡霊が鮭川にいるとまでいったら失礼ですが、仲間全員がそう感じたくらい似ていました。ただあの独特の吠え方?はしていませんでした。

 本人もそのことを意識していたりしているのかもしれません。私としてはこういう人がいることは歓迎です、いいことだと思っています。半纏の背中には崩した文字で「鮎」という字が大きく書かれていました。たくさんの人がいる中でこれだけ目立つ服装をすることだけでもすごいことだなあと感心してしまいます。 ずーと右岸を上下して釣っていましたね。

 午前中は霧雨や小雨が降ったりやんだり、時々陽も差したりと前に書きましたが、実際空をみると黒い雲と白い雲が入り混じっていて、すこしだけ青空も見えたりというややこしい空模様でした。

 午前中は、9時25分から10時30分頃までと11時から12時過ぎまで竿を出しました。長い瀬の下の方の瀬に左岸から入りました。というのも左岸には釣り人が多かったから贅沢は言えなかったのです。 だからきちんと声を掛けました。 大きい声で 「お早うございます。よろしくお願いします」と。 嫌な顔をされることなく竿を出せました。

 そして仕掛けをセットしてオトリ鮎を送り込みました。9時25分です。水中糸はフロロの0.25号です。そしたら5分後くらいにクククッという心地よい当たりが伝わってきました。瀬の流芯ではなく、左岸よりの瀬脇です。これがいとも簡単に引き抜けたのに驚きました。

 ①  鮭川第1号のアユ

 追星くっきりのオトリと同じくらいの鮎です。18センチはなかったでしょう。でもすぐに掛かってくれたので嬉しいです。

 さっそくオトリを交換して送り出します。 そしたらまたしても5分後くらいにいい当たりが伝わってきました。 2,3歩下って抜きました。今度は大きかったですね。といっても20センチあるかないかくらいですか。 これも簡単に抜けました。

         ② 

  ③ 3匹目は9時44分頃

   ④  2匹仲良く!!

 4匹目はちょっと時間がかかり、10時19分頃でした。この頃からかな、何か抜く抵抗が大きくなってきました。流芯のヘチから徐々に流芯近くに入ることになったこともあるでしょう。

  ⑤ 

 5匹目はすぐに掛かりました。10時21分頃です。 ここから少し休憩というか右ひじが疲れてきたので、周りの様子を眺めながら腕を休めました。 最下位ならぬ再開は11時頃です。 

 そしたら半ば入れ掛かり状態で掛かってくれました。 あとで分かったのですが、水量が増えているというか、増水してきたために鮎が食み始めたということのようでした。 この鮭川は午前か午後にダムの放水により水量が増えるということでした。

 でもあとで沓沢さんが言うには、ダムの放水ではなく、降ってきた雨のために増えたのだということでした。何で増えたにしろ掛かってくれたので嬉しかったし、ありがたいものです。

 11時20分頃から12時過ぎまでで7匹も掛かったのですから私にとっては御の字も御の字です。11時頃からの釣りは少し上流に陣取っての釣りでした。しかも流芯付近にオトリ鮎を入れる釣り方でしたので、掛かった後の引き抜きは結構大変でした。

 ⑥ 

 ⑦ 

 掛かった後の抵抗がすごいので、これは大きいかなと喜ぶのですが、実際にはタモめがけて飛んでくる鮎は意外と小さいのです。思わず「なんじゃこれは~」と叫んでしまいます。

 ⑧ 

 ⑨匹目 

 ⑩匹目です。 

 そうです、今夏初めて”ツ抜け”を達成したのです、この時点で。 もう今年はツ抜けは無理だとばかり思っていました。諦めていました。 それが仲間のお蔭で、鮭川まで来て(といっても無料で走れる高速道があるので時間的にはかなり近くなっていました。)ようやく達成した!!というわけです。

 その後も2匹釣れて、午前中の合計は何となんとナント 12匹 にもなったのです。 なってしまったのです!!。

 (ここで夕食休憩となります)

 (夕食、テレビで楽天戦をみて(10-2でオリックスにかっています。)、お風呂に入ってきました。)

 河原に居たカエルとコスモスです。

   

 午後はゆっくり入った方がいい、午後2時くらいが丁度いいと教えられたのですが、そこまでは待てずに1時25分頃から竿を出しました。 午前中とは場所を変えて、簗のすぐ下の本流の瀬から攻めることにしました。

 前にも書きましたが、水中糸はフロロの0.25号で、背バリとノーマルが半々、いや背バリの方が6:4で多かったかな。流芯に入れることが多くなってきたので。竿はシマノの名竿「珪石90-95」です。

 午後からも掛かるのです、コンスタントに。 こちらが困ってしまうくらいに、飽きない程度以上に掛かってくれるのです。ありがたいですねえ。何に感謝したらいいのか。 この分では午後も”ツ抜け”が可能か?なんて思いつつ竿を出しました。

 

 午後の部の⑨9匹目 

 そしてこれが午後の部の記念すべき10匹目です。これで午前と午後の2回”ツ抜け”を達成した!!ということになります。

  ⑩10匹目の鮎

 これで満足です。満足しました。高齢者には「足るを知る」という心構えが必要です。10日の鮭川は十分楽しませてくれました。鮭川に感謝です。

 集合写真です!!!!

  

 何度見てもいい光景ですね!!鮎釣り仲間に感謝です。ありがとうございました。

 

 こういう船も河原にありました。 そしてコスモスも。

                         

 かわらの昆虫の多さでは小国川に叶いませんね。本当に小国川は秋の虫が多いです。

 長くなりました。少しでもお楽しみいただけましたでしょうか。であれば、嬉しいです。

 強い瀬でも太い仕掛けでも十分鮎釣りを楽しむことができます。ノーマルで入らない場合はおもりか背バリを使えば大体は間に合うはずです。 あとは竿操作やおとり捜査ならぬ操作で、そして何よりもおとり鮎を信頼して、お願いして釣るだけです。

 みなさんだってオトリ鮎を放す時、掛けてきてくれ!とか何とかもってくれとか!水中に入ってくれとか祈ったり、口に出したりしているはずです。そういう心からのお願いは必ず通じるのではないでしょうか?(そう思いたい)

 合計22匹の釣果、午前と午後ともにツ抜けの達成、もう申し分ないのですが、不満があるとしたら、大きさだけです。 これがほとんど22センチ前後の鮎だったら、どんなにおもしろい鮎釣りになったことでしょうか!?

 沓沢さんが言うには、これからが26センチクラスの大アユが掛かり出すということです。今のところ大アユは隠れているらしいのです。まだまだ鮭川は大鮎釣りの皆さんを待っているようです。 鮭川を紹介してくれたみなさん、釣れて行ってくれたみなさん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

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