鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

声欄への投書、・・・・、そして報告

2019-11-01 14:19:07 | 思いつくまま

 本当にお行儀がいい!! 

 

 お昼前後は曇ってきてポツポツ降ってきたりもしましたが、今は陽射しも強くなってとっても明るくなっています。 きょうから11月・霜月です。その名の通り寒さも本格的になってきます。思わず身構えてしまいます。

 

 お昼のニュースでは11月というのに東京あたりは25度を超える夏日になるとか言っていました。仙台は今のところ21.4度が最高気温ですか。 

 

 

 今年の冬は一体どうなるのか?夏が暑かったから冬は寒くなるのか、それとも地球温暖化により暖かい冬となるのか、どっちにしてお極端な冬はよろしくない、普段通りのいつもの冬であってほしいのですが。

 

 

 

 私はいつも新聞の声欄を興味を持って読んでいます。まあそうは言っても新聞社の意向に沿う形での掲載ということになるのかもしれませんが。でもまあそうは言ってもこの投書はよかったです。

 

 「報告します 法王と全国の皆様に感謝」という見出しがつけられていますが、「盛岡誠桜高校長の附田 政登」さんからの投書です。 とっても懐かしさを覚えました。なぜか?9月30日の投書への報告だったからです。

 

 私もその時の投書の内容に胸打たれ、、こうしたらどうでしょうかと自分なりに考えをまとめてこのブログでアップしました。10月1日付けのブログです。 該当する部分を再掲します。 

            

『 広島と言えば、きのうの朝日新聞の声欄の投書です。岩手県の高校の校長からの投稿です。「法王訪問で原爆資料館は入れない」と見出しがつけられています。 それによると、この高校では2年生245人が11月24日から4泊5日で広島・宝塚・大阪・京都へ修学旅行に行くことになっていました。

 日程は1年半前から調整してすでに何もかも予約済みとなっていましたが、24日ローマ法王が広島の平和公園に来るということで、平和公園は閉鎖され、原爆資料館も見学できなくなってしまったということです。

 そりゃあ今更見学できませんなんて旅行会社から言われたらショックですよね。途方に暮れてしまいます。 とくにこの高校では、40年にわたり平和学習を実施し、原爆資料館の見学後は語り部の講話を聴いているそうです。

 何としても子どもたちに原爆資料館と平和公園を見せてやりたい。なんとかして両立出来ないものか、『未来を担う若者がわざわざ広島まで行って平和公園に足を踏み入れることすら許されないとは、それは決して法王の本意ではないと思います。』

 私もそう思います。ついつい過剰警備に走りがちですが、政治家とは違います。聖職者のトップに位置するローマ法王です。長崎原爆の犠牲者の写真、死んだ弟をおんぶして火葬順番を待つ兄の直立不動の写真を世界に公表した法王です。

 直接法王に手紙を書いて理解してもらうということは不可能ではないと思うのですが。そういう強い平和の信念を持っている高校生を排除するなんて狭量な考えはもっていないはずです。逆に一緒に見学しましょうと言ってくれるのではないでしょうか。 

 何かあったら困るから、厳重に過剰に警備する、法王一人だけを緊急事態から守るということにすれば警備もしやすいです。簡単です。誰も近寄らせなければいいのですから。 そこをそうではなく法王と高校生たちが併存できるよう知恵を出し合うことこそ大切なことでしょう。

 ここは是非とも少しでも早く法王に直接お願いの手紙を書くべきです。聖職者は絶対に無碍にはしないはずです。 』

 

 この投書が掲載されてから全国の人々が励ましの電話が寄せられたということです。そして、””カトリック中央協議会からは「教皇は皆様に迷惑をかけることを望まれていないが、被爆地・広島の象徴である平和公園から全世界に向けて平和のメッセージを発信する重要性をご理解いただきたい」とご連絡があり、平和公園でローマ法王が主催される「集い」に生徒全員をご招待いただきました。広島市も資料館見学を取り計らって下さることに。”” そして  ””全国の皆様のご支援で世の中が動きました。ありがとうございました。””で結んでいます。

             

 いやあよかった、とってもよかったじゃないですか。さすがローマ法王です。何か久し振りに感動的な出来事に出会った感じで、とっても嬉しいです。

 

 

 


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