きのうの最高気温は9.9度、きょうは今のところ17.2度。朝からお昼までの気温を比較すると、きょうはきのうのほぼ倍の気温となっています。 こういう風に気温が勝手に?上下するから老体はついて行けなくなるのですね。
日本の四季は春夏秋冬、それぞれ三カ月をかけてゆっくりと変化していったものです(そんな気がします)が、もうこの頃は天気気象はメチャクチャで、いかに自然が、地球が怒り狂っているか、それをニンゲンに知らしめようとしているのに、ニンゲンの方は相変わらずいい加減で、”何とかなるさ”の精神で生きている始末です、自分も含めて。
やっぱり自ら知らず知らずのうちに”滅びの道”を選んでいるのかなと思うこともあります。先がない実としてはそれでも構いませんが、若い人たちや子どものことを考えると、それじゃあいけない、何とかしないととも思います。思わなくてはいけません。
≪話しは、突然気象から桜を見る会に飛びます。≫
でもこいつらにとってはそんなことはどうでもいいんでしょうね。率先して忖度に忖度に忖度して、先回りして独裁者の気に入るようにすることが今は”使命そのもの”なのでしょうから。何が何でも不利なこと、拙いことが独裁者の周辺に及ばないように必死に働くことが生きがいなのでしょうね。みんなで何がなんでも守れば怖くない!わけです。
『すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。』 (日本国憲法第15条第2項) 公務員となるためには、日本国憲法を順守し、国民のために働く旨の宣誓をすることになっているはずですが、もう今はないのでしょうか。最早鴻毛よりも軽いものになっているのでしょう。死文化して久しいのが現状です。
毎日新聞の記事の引用です。
『 内閣府の大塚幸寛官房長は12日の衆院地方創生特別委員会で、各省庁が安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の招待客を決める際、国会議員などの推薦を考慮しているかどうか調査するよう求められ、「(選定は)適正に実施していると考えている。今時点で行う考えはない」と述べた。立憲民主党などの統一会派の今井雅人氏(無所属)への答弁。
大塚氏は、招待客について「各省庁の具体的な選定プロセスをつまびらかに承知していないが、(各省庁の)功績功労について意見を聞き、とりまとめている」と説明し、今後についても「同様の形で選定を進めていきたい」と強調。今井氏が「後援会が桜を見る会に参加する要項に合致しているか」と追及すると、「後援会うんぬんということは、功績功労うんぬんとは直接結びつかない」と述べた。
また、招待客名簿については「(保存期間)1年未満の文書と位置づけており、会の終了後、速やかに破棄している」とし、「事実上、もう調べることはできない」とした。
桜を見る会を巡っては、首相が自身の後援会関係者を多数招き、「私物化だ」などと批判を浴びている。【宮原健太】 』
『 毎日新聞 「桜を見る会」で招待客たちと記念撮影する安倍晋三首相(前列右から7人目)=東京都新宿区の新宿御苑で2019年4月13日、喜屋武真之介撮影 』
国民の代表者である国会議員から質問されたら、誠意を持って”調査してみる”というのが筋ではないですか。調査の結果なにもなかったのなら、それはそれでOKとせざるを得ませんが、疑念疑義を持たれているのに調査をしないなんてことは許されることではないはずです。
それでもこんな風に木で鼻を括った感じでの答弁で済ませているのは、最後は何とでもなる、現在の絶対的な独裁者が控えているから、怖いものはないという感覚になり、弛緩した、国民を見くびった、小馬鹿にしたことが言えるのです。
全てが形骸化し、ひとりの絶対者に奉仕しておけば何をしても許される、罪にさえなならない、警察も検察も靡いているのだからという風潮が、とくに公務員の世界に蔓延している現状に、賢明な令和の天皇皇后陛下は胸の内では嘆かれていることでしょう。
そもそも文書、公文書は保存期間が1年であっても、事業が終了した時点で廃棄するというものではなく、翌年までの一年間保存しておくというものでしょう。丸一年経った文書を、これは保存が一年だから廃棄するというのが流れだと思います。それが公金を使っている者たちの最低限の義務ではないですか。呆れます。拙い文書だからすぐ廃棄せよ!と言わんばかりです。
残るは会計検査院の検査ですが、無理でしょうねえ。期待したいけど期待できないでしょう。こういうマイナーな負の気持ちに国民をさせるのが政権維持の狙いなのかなあ。