鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

冷え込みました、

2016-09-30 16:02:52 | お知らせ

 きょうの収穫; 生食用のイチジクです。

 

 今朝方はよく冷え込みましたね。 朝5時頃起きてカーテンを開けたところ、何となんとナント窓には水滴が一杯付いていました。  いよいよこの時期が来たのかとある意味感無量でした。日中は気持ちの良い秋晴れでした。 これからは日一日ごとに冷え込みが厳しくなってくるのですね。 覚悟してかからないと。

           (午前9時10分頃)

 

 立哨の時見た雲はすじ雲で、動きが早かったです。 飛行機雲もきれいに見えましたが、不思議なことにところどころ途切れているのです。 何かこんな飛行機雲を見るのははじめてかもしれません。

 というところできょうは川面と雲のパレードといきますか。

 

 その前にきょうの朝日新聞の広告に広告特集として「築地新聞」が入っていました。 「変わる築地、変わらない築地」という大きな見出しがありました。 築地市場には、場内市場と場外市場があるということで、それぞれの紹介があります。

 

 それによると、場内市場には「卸売会社」が7社あり、「仲卸業者」は約600店もあるそうです。さすが規模が違います。 場外市場としては約630店舗もあるそうです。 このうち豊洲に移転する予定の市場は卸売会社と仲卸業者で、場外市場のテンポは今のまま営業するとか。

 

 それにしても築地市場の豊洲への移転にかかわる地下水、地下空洞の問題、一体どういうことでしょうか。もともと東京ガスの敷地だったところに生鮮食品を扱う市場が移転するということ自体に大きな問題があったようです。

 

 いろんな話を聞いていると実に日本的というか”無責任体制”が依然として健在?であるということですね。 事なかれ主義でことは進んでしまい、結局誰も明確な責任を感じないし、だから責任を撮ろうともしない。 あえて言えば組織全体の責任だとうことに。

 

 もう建物は出来ているわけですが、肝心の仲卸業者がはいるスペースはかなり窮屈なようで、刀みたいな包丁でマグロをさばくのは無理なような狭さであるとこの前昼のテレビ番組で言っていました。どういうことでしょうか? 呆れてしまいます。

 

 

 無責任体制と言えば、東京オリンピックの施設についても建設費の高騰なんてものでは済まないような、3倍とか7倍とかの経費の増大となっています。 当初は8000億円くらいだったのに、今は3兆円とか言われています。

 

 なんでしょう、この当初の見積もりは。 見積もりと言えるような代物ではありません。 こんなことまでしてオリンピックを開催する必要があったのでしょうか。 そもそも最初から無理があったし、嘘で固められていた(フクシマの原発はアンダーコントロールされていますか?)東京オリンピック、東京はフクシマから250キロも離れているから安全だというようなことも言われました。

 

 ここは新しい小池都知事の手腕に期待するというか、興味津々、自民党とどういう形で手を打つつもりなのか注目しています。 それにしてもここまでこじれてくれば会長の森は責任を感じて辞職すべきなのに、全くそんなそぶりさえ感じられません。よっぽど居心地がいいのでしょう。また止めろコールも起こらないし、みんな仕方がない、そんなものさという達観した境地なのでしょうか。

 

 (除草して積み上げた草を運搬します中洲へ向かうところです。)

 

 

 そうそうこの前の朝日新聞のコラムに面白いことが書いてありました。生物学者の福岡伸一という人が、22日に「築地市場の生態学」と題して書いていました。 ハーバード大学の文化人類学者が書いた「TSUKIJI」という本の紹介です。 

 

            (分流の小魚です。)

 この本のことを、「築地の歴史、文化、成り立ち、世界にも例がないほど大規模で複雑なのに円滑な市場のしくみ、そのすべてを調査研究し尽くして書き上げた畢竟の大著」と総括していて、「ここに書かれている主題は明白だった。築地は単なる場所ではない。モノとヒトとカネとエネルギーと情報が絶え間なく流れ、交換される動的平衡の結節点。つまり築地はひとつの有機体としてまさに生きている。類いまれなる生命論の本だった。」とまで言っています。

 

 

 このような観点から築地市場の移転を考えたのでしょうか。 そうであれば今回のような問題点は出てこなかったように感じます。

 

 最後は例によって分流の風景で。

       

    

 

 


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