午前中河原の散歩から帰って来て、番組表を見ていたらチャンネルNECOでやっていました、映画『あしたのジョー』(劇画)です。 最後の30分くらいを見てしまいました。
(アッパーカットで完璧に倒されたジョーです。)
(試合終了後、死闘を展開した力石に歩み寄ります。)
ジョーと力石徹の死闘が展開されていました。 1980年製作の劇画ですが、今の感覚からすると絵はずいぶんと簡素ですね。簡素ではありますがとっても力強い絵です。 無駄なものがないというか少ないのです。
(無言で見つめ合うふたり。)
それに懐かしさを感じつつも、昔むかしを思い出しながら見てしまいました。 確か最後はジョーは”真っ白”になって座っていたんではなかったかななんて思い出しながら見ました。
(健闘を称え、手を差し伸べ、力石も手を差し出すのですが、・・・・ ここは名シーンですね。)
(力石は握手することなく前のめりに倒れ込み、そのまま息を引き取ります。)
それに引き替え塩見のだらしないこと、情けないこと。 5-2で勝ち投手の権利を与えてもらったというのに、結局同点になっての交代という不甲斐なさ。 あれだけの恵まれた体つきなのに精神力のもろさで無心に投げ切れなかった。
今年で6年目となるというのにずーと中途半端なままです。 今7回の表ですが、結局5-7と逆転されています。塩見のあと3人目の投手が投げています。
きょうは美味しいビール(といっても発泡酒ですが)を飲みながらテレビ観戦をしようと思っていて、前半まではいい線をいってたのに・・・・。
所詮は三日天下ならぬ一日天下で東北楽天のパリーグ一位も明け渡すのでしょうか。
それにしても強風が吹き荒れる一日でした。気温は高いのです。午後3時頃の車での外気温は23度もありました。 風はあってもあったかいから、その点はうれしいのですが、それにしても風は強すぎます。
かといって満開となった桜が散ってしまうということまではいきません。モクレンは散っていますが。
(上は三角公園の桜で、下は同じ公園のモクレンです。)
(つまりここでは桜とモクレンが共存というか、美を競い合っています。写っているのはしだれ桜です。)
そして今日の河原は午前中から老若男女で賑わいました。高校生や大学生のスポーツクラブ、親子連れ、犬の散歩の人、徒然なるままに河原を歩く人、どこかへ行くついでに堤防を歩く人・・・。
鳥類としては、トンビやカラス、カモが元気よく飛んでいましたが、この頃ずーとウグイスの鳴き声が聞かれないのがちょっと気になります。 やはりこの時期河原へ行ったらウグイスの囀(さえず)りで迎えてもらいたいですよね。
まあその代りどこへいって桜が迎え入れてくれますが。桜と新芽が大きく噴き出した木々の緑との対比もいいものです。
(上下のこういう桜と分流のコラボは今の時期しか見られません。)
(堤防の桜の巨木。こう見えても根もとは1本なのです。)