鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

何が何でも寒い!4年10か月

2016-01-11 15:55:58 | 提案・要望

 この写真はどこの写真でしょうか?初夏?の夕暮時の写真です。私が撮った写真ではないです。カメラに凝っている人が撮った写真を私が撮ったものです。

     

 場所は酒田市内を流れる山形県の母なる川”最上川”です。 何というところかは忘れましたが、ちょっと小高い丘からの眺めです。 たまたま写真が出てきたので、忘れないうちに見ていただこうと思った次第です。

 むかしのように最上川の下流で”大鮎”を釣りたいですね、釣れるもんなら。 ここ数年は上流も中流域も最上川本流は鮎が釣れません。 居ないから、数が少ないから釣れないのです。

 

 冷たい、寒い、最低気温はマイナスの0.5度くらいで大したことはないのだけれど、最高気温が上がらない。午前中は0度C前後で推移し、午後になってやっと少し気温が上がってきました。それでも最高気温は4.1度とか。寒いはず。空気が肌を刺すとはこのこと。

 

                       

 きのうが8.7度、おとといは6.8度、一昨昨日が7.7度でしたので、きょうの気温がいかに低いか分かります。 まあ、全体に明るい天気でしたので、気分的にはまだ少しは救われます。

 

         

 でも例によって河原を散歩中に聞こえてきました、消防自動車のサイレンの音が。 救急車もそうですが、あのサイレンの音を近くで聞くのは嫌なものです。 結構近いかな、何かたくさんの消防自動車が走っているようだなと思って、北側を振り向いてみたところ、そこには何と真っ黒い煙が東側へ流れているではないですか。

 えっこんなに近いのかと正直びっくりしました。八幡町の方だな、八幡町のどの辺か、家屋の密集地帯でなければいいのだがなんて思いながらシャッターを切らせてもらいました。正直いい気分ではないです。人様の不幸を、災難を撮っているわけですから。 でも写真を見て改めて”火の用心”ということに心掛けてもらえればと思い2枚アップします。

   

 家では石油ストーブ(暖房と湯沸しと両方に使えるから重宝なのです。)を使っているから、なおのこと気をつけないといけません。

               

 お昼のニュースでは、幸いにも負傷者はいなかったとのこと。また隣家がもらい火をしたようですが、それほどでもなかったようで、ホッとはしました。 一人暮らしの81歳の女性宅だそうですが、外出中だったとのことです。 火事は怖いです。

 

 きょうは1月の11日月曜日です。暦により移動する成人の日です。各地で成人式が行われたようです。仙台市ではきのう成人式を行いました。 だからですね、街の中に晴れ着姿の若い女性が多くいたのは。 でもそう言われると、その割には少なかったなとも感じました。

 今年から選挙権は18歳からとなりましたが、なにはともあれ成人、おめでとうございます。権利と義務をきちんと行使するという責任が生じたわけですので、その自覚をもってこれからの長い人生を設計して行ってください。

 これからの日本も世界も、明るい未来なんてまったく待ってはいない(暗い現状分析で申し訳ないですが)ので、せめて明るい未来は自分たちで作っていくんだという気概を持って欲しいですね。 そしてもう一つ成人を迎えられたみなさんにお願いしたいことがあります。

 

 阪神淡路大震災は1995年1月17日の発生ですから去年で丁度20年ですか、そして東日本大震災(東北地方南太平洋沖地震が正式な名称だったかな)が発生して今年の3月11日で丸5年が経過したことになります。

 みなさんが中学生の3年生前後のときに経験した大震災ですが、当然あの大きな揺れを経験しなかった人もたくさんいるわけで、経験していないからこそなおのこと、経験した人は改めて5年前のことに思いをはせていただきたいと切に思います。切望します。

 もう二十歳なのですから、十分に思いを馳せることができると考えます。ほんの少しでもいいから2011年3月11日午後2時46分に起きた、あの悲惨としか言いようのない巨大な自然災害と大きな取り返しのつかない人災が起きたことを思いだし、ほんの一瞬の、あまりにも理不尽なことによって亡くなってしまった人々に思いを馳せて欲しいと思いますし、まだ10万人もの人たちが避難生活を余儀なくされていることを思い出してほしいと心から願います。

 そうすれば自ずとこれからの日本のあり方、今の日本のあり方についていろいろ考えることになるでしょう。 その思いを投票等においてぶつけて欲しいと思います。

 当時のことに思いを寄せてみようと少しでも思ってくれた人がいたら、この本がとっても参考になるのではないかと思い、紹介させていただきます。 著者と私は全くの利害関係はございませんので念のため申し上げておきます。

 最初は単行本だけでしたが、今は文庫本にもなっていいて、入手しやすくなっています。是非とも手に取って、夜中に、または静かなところでひとりページをめくっていってほしいです。

 いとうせいこう さんの 『想像ラジオ』 です。 河出文庫で450円+消費税です。

 ~耳を澄ませば彼らの声が聞こえるはず~     ~想像すれば絶体に聴こえる~

 

 当初考えていたこととはすっかり外れて、別のことを書いてしまいましたが、これもありかなと思い、改めて 『想像すること』 の重要さ大切さに気付いていただけたらありがたいです。


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