鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

まだ余韻に浸っています。

2013-12-22 13:52:55 | 思いつくまま

 今午後1時55分です。 きのうの今ごろは簡単なお昼(普通のおにぎり一個のみ)を食べて、本番の衣装に着替えつつあったころです。 フック式の蝶ネクタイなのですが、これがなかなかうまく締まらないのです。緩くするとネクタイが曲がってしまいますし、きつくすると自分でフックをかけられない。ということで友達にかけてもらうということが続いています。情けなことですが。

 

 そうそうここで大入り袋ときょうの特別演奏会のパンフレットをありがたく頂きました。

     

                            (巨大な?五円玉)

     (パンフレット) 

 2時15分に集合しての発声練習、と631小節から653小節まで(Ihr stürzt nieder,Millionen?・・・・über Sternen muβ er wohnen. 君たちは低くひれ伏すか、いく百万の人々よ、・・・星々の上に創造主が住んでいるに違いない。)軽く歌っての復習。

          

      (寒さにもマケズ、威厳ある姿を保っています。)

 2時55分頃ステージ袖にスタンバイ。ステージには、ソプラノとテノールは下手からの入場となります。3時に開始5分前のブザーが鳴り、3時5分に上段の人たちから入場します。わたしは一番前なので、一番最後の入場となります。

 

 我々が揃ってから楽団員の入場、コンマスの音合せが終わるとマエストロの入場となります。 ベートーベンの第九交響曲の演奏前に10分間の「弦楽のためのレクイエム」(作曲:武満 徹)があります。

 

 (川底は垢ぐされから、きれいな川底になっていました。)

 だから我々は出番まで10分+40分(第九第一から第三楽章)=50分間じっと静かに座り続けることになります。 これが辛い。くしゃみや咳払いはできません。もちろん居眠りもできません。とくに一番前ではなおさらです。 それときょろきょろするわけにもいきませんので、首筋から肩が凝ってしまいます。 発声練習では肩や首の軽い体操は必ず欠かせません。 でもじっとしていると凝ってきます。

 

 ただ咳払いはできないことはないと思います。ティンパニーとかが大きな音を出す時には軽い咳払いは聞こえないはずです。でもじっと静かにしているとつばを飲み込む音も普段よりも大きく聞こえたりするものです。なかなか飲み込めないし。素人の悲しさですね。

 

 でも、第4楽章の7分後くらいですか、ティンパニーが轟くところで立ち上がります。そうなればもう後には引けません。もう進むだけです。 バスのソリストが238小節で高らかに歌いあげます、Freude,と。 喜びの表情をして合唱の男性陣(バスとテノール)も続きます、Freude!と。

 

   (左側の縦の草や葉の列まで水が出た証拠ですね。)

 もうここまでくればあとは突き進むだけです。 やっぱり第一声がきちんと出せればそれなりに落ち着くものです。 257小節 Deine Zauber 、 285小節 Ja,wer auch nur 、 313小節 Küsse gab sie uns 、 411小節 Laufet Bruder eure Bahn 、 そしてあの有名な歓喜の歌 543小節 Frude,schöner Götter funken,Tochter aus Elysium, 595小節 Seid umschlungen,Millionen! 、 631小節 Ihr stürzt nieder,Millionen? そしてフーガへ(テノールは662小節から) Seid umschlungen,Millionen! Diesen Kuβ der ganzen Welt! テノールは734小節から Ah nest du den Schöpfer,Welt? 、 次が入るのが難しい(遅れてしまいやすい)ところ 795小節 Deine Zauber,deine Zauber binden wieder, そして最終の855小節 Seid umschlungen、Millionen!となり、Götterfunken! Götterfunken!(920小節)で終わります。

       

 (最初トンビかと思いましたが。)

 マエストロやソリスト、合唱指導の先生が何度も出入りを繰り返し、名残惜しい中ステージを後にして、解散式の行われる402号室へ。 ここではマエストロや4人のソリストのほか合唱の指導者や事務局の方々の挨拶もありました。 もちろんすばらしかったというお褒めの言葉をいただきました。まあこういう席でけなす人はいないでしょうが。 

 

     (この橋脚の補強工事はいつやるのでしょうか?)

 この解散式の時に花束がとどいている人に、みなの前で渡されました。少々羨ましいですね。 もっとも私も1回目はたくさんの花束をもらってしまいましたが。そういう経験は初めてのことです。気持ちがいいものです。 その後も1回はもらったかな。 でも今まではそれぞれの控室に置かれていたのですが、今回はみんなが集まっているときに渡されていました。晴れやかなものですね。

    (澱橋の下流左岸にいました。)

 5時過ぎに我的太太に服や荷物を持ち帰ってもらいました。また以前一緒に働いた人たちからクッキーをいただき、定禅寺通りで記念撮影をしました。

 

 そして6時からの打ち上げ会の会場へ向かいました。

 合唱団の構成ですが、ソプラノ 58人、アルト 69人、テノール 37人、 バス 35人、合計199人という大構成でした。 男女比は 37:63です。 みなさん、ありがとうございました。お世話になりました。

 Auf wiedersehen ! さよなら、また会いましょう (中国語 再会 とそっくりですね。)  Auf wiedersehen、 ””An die Freude””

 写真は午前11時50分から12時15分くらいの間に撮ったものです。

コメント (1)
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