鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

湖沼の外来魚を肥料に

2007-08-22 23:35:29 | お知らせ

 佐賀北高校、夏の甲子園優勝おめでとう!!

 公立高校なのに、普通の県立高校が優勝してしまいました。あの引き分け再試合で勝ったことが自信に繋がったのでしょうか。

 佐賀県の野球の強い高校といえば佐賀商業高校しか知りませんが、今度佐賀北高校を覚えました。

 はっきり言って、佐賀県は九州地方で一番パッとしない県というイメージしかありませんが、これを機に元気な県になってほしいと思います。

 何にしても、優勝おめでとうございます。 

 

 

・今日のニュース速報によると、国土交通省は、湖沼の水環境の再生に向けて、外来魚などを採取した上で堆肥化し、流域内の農地で活用する取り組みを始めるそうです。

 試行という形をとりますが、茨城県の霞ヶ浦と千葉県の印旛沼でことしから実施するようです。

 これには当然、環境省や農水省の協力が必要ですが、二つの省の協力を得て、基礎データの収集や効果の検証をすすめ、来年度以降の事業化を目指すとのこと。

 

 この考えの元になったのは、昔は湖沼の魚介類や植物が周辺地域で食料や肥料として活用されていたという歴史的事実があります。

 この事業が軌道に乗って、ブラックバスやブルーギルという外来魚が捕獲、駆逐されるばかりではなく、肥料として再利用されるというのであれば、日本古来の生態系の回復と資源の有効活用という一挙両得になるのですが、果たしてそううまくいくかどうか。

 前にも書きましたが、ブラックバスを食べる習慣をつけることも必要かと思いますが、如何せん、棲んでいる所が汚いとしか言いようがなく、そこの魚を食べるのにはかなりの抵抗があることでしょう。やはり、日本では肥料にするのが一番なのでしょうか。

 何にしても実験がうまくいくことを祈ります。

 

・それと昨日も書きましたが、日本のほかの河川環境は昔と比べてどうなっているのでしょうか。

 よく行く山形県の河川環境はそんなに変わってはいないように感じるのですが。それよりも、よく管理されていると思います。

 広瀬川の河川敷や川の流れ、川底の砂地化、中洲の状況等を昔と比べてみると、総体としての河川環境は絶対に悪くなっています。

 

 昔はどこからでも川に近寄れた。川のどこでも遊ぶことができた。見通しがよかった。魚も多かった。大きな目標となる岩や石があった。荒瀬、早瀬、チャラ瀬があり、深い泳ぐことが出来る、飛込みができるトロもあった。本当に川が身近にあった。昔だって木や草はあった。

 それが今や川は人間を寄せ付けなくなってきているとしか言いようがありません。極端にいえば、河川環境はジャングル化しています。木が大きくなるのは仕方がありません。問題は草です。身の丈以上の草がはびこって、人間が入っていけない状況です。

 これを何とかしないと、ますますジャングル化し、とても”親水”なんてことは不可能になってしまいます。

 一回草や木を切ってしまっても、そのままにしておけばもっともっと草木は茂ってしまいます。その繁茂力は正に脅威といってもいいと思います。

 澱橋上流の左岸の河川敷、春までは市民菜園、市民農園として活用されていましたが、行政の暴力によりブルドーザーで地ならしされてしまいました。(もちろん法律上は違法です。)

 そのあとをどうするのか注目していましたが、全く何もせず、そのまま放置しています。その結果は草茫々の状態です。

 畑の時はそれなりにきちんと整地されていました。それなりに見晴らしもよかったです。このブログで春先に遡ってもらえればはっきり分かると思います。

 一体この先どうなるのか、どうすべきか真剣に考えていかなければなりません。


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