2週間前ですか、定点観測の写真を撮ったときにはなかったのですが、次の火曜日でしょうか、写真のような「お知らせ」板が突如立てられました。この付近に、計9枚のお知らせという警告板が張られました。
ここには畑が一杯あり、それなりにきれいに耕作されていると思うのですが、いよいよ行政は畑の撤去に乗り出すようです。もともと、違法な耕作だからやめるようにということは何年も前から言われていたことですが。
25日までに原状復帰しないと、強制的に畑をつぶすということでしょうが、本当にやるのか、いつやるのか、見届けようと思っています。
畑をつぶした後どうするのか。そのまま緑地公園にするにしても、それだけなら年に1回か2回の台風等による大水で冠水してしまいます。
水の力は凄まじいもので、大小の石や立ち木、枯れ木を押し流してきます。土の部分は削られてしまいます。流れが変わってしまいますから。
ここにはすでに、二段となっている堤防があるのですが、どういう風に河川改修を行うのか心配です。まさか今時直線にするということはないでしょうが、(河川敷改修ではなく)「河川改修」というからには川本体に手を加えるということでしょう。
澱橋の上下は、かっては鮎釣りのメッカ、銀座といってもいいくらいでしたが、その後の増水等によりすっかり砂底になってしまい、流れもその名のとおり澱んでしまい、いまは見る影もありません。
そういう川を生き返らせる、蘇らせるというのであればいいのですが、果たしてそこまで考えているのかどうか。
同じやるのなら、那珂川のように漁協と十分協議をして、また生物学者の意見等も聞いて、取り組んでもらいたいものです。大中小の石を入れて、生きた川に戻してもらいたいものですが、そこまでは考えていないでしょう。
まあ、何にしても、畑をつぶしたはいいけど、その後は草茫々ということにならないようにしてもらいたいものです。(本来「してもらいたい」という態度ではいけないのでしょうが、意見を述べる術がないのではどうしようもありません。)