京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

誰でも勝ちたいとは思うが、実際、勝つために頑張れる者は少ない

2009-09-14 | 名言
「誰でも勝ちたいとは思っているが、勝つために頑張っている者は少ない」
いまの八幡の中・高生の選手達を見ていて思うことです。
全選手とは言わないが、この言葉が8割は当てはまっていると感じてます。

試合で負けた時、誰でも「悔しい」「次は勝ちたい」と思っている。
だけど実際は、この時・この瞬間だけで、日が経つにつれ「試合での悔しさ」は薄れ、本当に勝つために頑張っている者は少ない。これがいまの現状です。

勝利や成功なんていうのは、願うだけでは手に入りません。
懸命な努力という代償を払うことのみによって手にできるものです。
昨日の日記にも記したように、生活の全てをレスリングの練習に費やす。
努力ができるかが重要です。

プロ野球の前ソフトバンクの王監督の言葉にこんな言葉があります。
「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのなら、それは努力とは呼べない」
「もう十分にベストを尽くした」など努力を簡単にやめてしまう選手が多い中で、
本当の努力とは何か?報われるとはどういうことか?を考えさせられる言葉です。

インターハイ・国体に出場できなかった高校生、なかなか結果が出せない中学生には、よく読んで理解して欲しいと願います。

一流になるには

2009-09-13 | 教訓
どんな世界でも言えることだと思う。
その世界で一流になるには、生活の全てを捧げる。捧げてこそ一流になれる。と私は思います。

レスリングに当てはめれば、
生活の全てをレスリングに捧げなければ一流にはなれない。
全てがレスリング中心で生活が回らないと一流にはなれません。
みんなと一緒のことをしているようではなかなか追い抜くことはできません。
全体練習後には居残って自分の弱い部分を練習するなど、
敵が「2」練習したなら自分は2倍の量の「4」練習するぐらいの気持ちがないとダメです。
そのぐらい練習して、自分を追い込むぐらいでないと結果はなかなか出ません。
いつもレスリングで強くなることを考えていれば、
当然、練習以外の生活も変わります。
たとえば、強くなるためには食事、休養が大切です。
意識が高くなれば、食事内容も変わってきます。
練習後に、積極的にアミノ酸やプロテインやビタミンなどの
サプリメントを摂取したりとか、
休養日には、しっかり休養して疲れをとり、
次の日からの練習に備える。
また、自分の試合のDVDを見て、技術の研究などもできます。
スナック菓子や炭酸飲料を飲んだり、
休養日には友達と遊びまくるようでは、
結果なんていつまでも出ません。

今日の中学生の試合を見たら、
まだまだ甘すぎます。生活の全てが・・・。
生活の全てをレスリングに費やす。
このぐらいの意志がなければ「不可能」を「可能」に変えることは
できないでしょう。
このことは、中学生だけでなく高校生の選手達にも言えることです。

退院しました(報告)

2009-09-12 | 健康・体
私事ですが、9月に入ってから、京都府立医大附属病院の方で
入院していましたが、本日(12日)、無事に退院いたしました。
入院中には、選手・保護者をはじめ、多くの関係者の皆さんに
ご心配ご迷惑をおかけしました。すみません。
また、お見舞いに来ていただいた皆さんに感謝いたします。
ありがとうございました。
来週から復帰しますので、よろしくお願いします。

明日は高校生の京都グレコ、小・中学生の寝屋川大会があります。
その後、新潟国体まで約2週間しかありません。
当面は新潟国体に向け全力を尽くします。
インターハイでの借りは国体でしか返せません。頑張ります。