秀策発!! 囲碁新時代

 「囲碁は日本の文化である」と胸を張って言えるよう、囲碁普及などへの提言をします。

囲碁普及に関して 4

2015年06月15日 | 囲碁界への提言

 大正か昭和初期の頃。阪急百貨店の最上階に開店したレストランが人気を博していました。
 そのレストラン、夜はコース料理の注文が多いので利益が出る。しかし昼間は、サラリーマンがライスだけ注文してソースのみで食事をするので全く利益が上がらない。そこで料理長が、
   <ライスのみのお客様御断り>

  の貼り紙を出した所、阪急創業者・小林一三の意見により、
「ライスだけでも歓迎します」
  に変更。以来、昼はライスのみの注文が確かに増えましたが、レストランの売上や利益は以前より上がったそうです。

  親がパチンコや買い物をしている最中、車の中で待っていた子供が、熱中症や脱水症状で倒れ病院に搬送される。中には死亡してしまう悲劇も少なくありません。この数年、特に夏場になると、必ずと言っていい程に取り上げられます。以来パチンコ店では、子供同伴の来店・入場をお断りしますという注意喚起がされる様になりました。
 また、他の利用者の迷惑になるから、年齢を問わず、ボール遊びを禁じている公園があります。子供の運動能力の低下が議論されている昨今、体を積極的に動かす外遊びが推奨されてますが、なんとも奇妙な話。以前、NHKのある番組で、
「子供が遊んで迷惑をかけるのは当たり前。公園で迷惑をかけずに遊べるのは、テレビゲームしかない」
  と、ある外国人が意見していました。これはあきらかにおかしなルール。育児・子育て・教育問題に取り組まなければならないと言われている状況下、社会認識が全く無いのではないかと思わざるを得ません。

 少子化や子育てに関する環境を整備しようとの動きはありますが、まだまだ手付かず。子供の車中放置問題。子供が外遊びしにくい環境。パチンコ店で規制せざるを得ないのであれば、子供の利用者を増やそうとしている碁会所や囲碁サロンで受け入れてみては如何でしょうか。これなら出来る所が多い筈。関係者には、是非ご検討戴きたいと思っています。

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