碁席秀策スタッフの方、お時間のよい時に一読願います。
ウェザーニュースが配信する番組・ソライブ(BS・910ch)にて、《半夏生・はんげしょう》についての話題がありました。
日本には半夏生という節句・風習があり、大阪ではタコを、奈良では小麦餅を、香川ではうどんを、福井では鯖を食べる習慣があるそうです。
7月土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は平賀源内が始まり。きっかけは夏場に売れないうなぎを売る為のキャッチコピーでしたが、高温多湿の日本の夏を乗りきる為にうなぎの蒲焼きはいいらしい。これを考えると、タコには良質のタンパク質があり、鯖にはサラサラの動物性脂質がある。とにかく、夏の健康維持には良いのかも知れません。
私は知りませんでしたし、当店スタッフも初めて聞いた風習だそうです。ウェザーニュース所属の気象予報士の方も、就職するまでは知らなかったと話されていましたから、おそらくは主に西日本中心に残った文化なのでしょう。二月の節分に恵方巻きを食べるようになったのも、東日本ではここ数年の事。
《半夏生》は夏バテ防止の節句。私はその様に捉えてみたい。そこで、
「《半夏生》には甘酒やお酢入りドリンクを飲んで、元気に過ごす日」
というのはどうでしょう。最近では、リンゴ酢、梅酢、ブルーベリー酢など、飲みやすいフルーツ系のお酢も市販されているのですから。
※例えば、「焼酎のソーダ割り」にフルーツ味のお酢を加えるとどうだろう。
うまい、のかなぁ……