秀策発!! 囲碁新時代

 「囲碁は日本の文化である」と胸を張って言えるよう、囲碁普及などへの提言をします。

好きな人物…ジュローデル。

2007年03月23日 | 宝塚
 宝塚の『ベルばら』で好きな人物は、ジュローデル。立場上王家を守り、フランス革命の最中捕らわれた王妃を救う為、遠国(とつくに)のスウェーデンにまで行きフェルゼンを呼び戻したりもするが、王家に反旗を翻したオスカルを密かに慕い、見守る。かっこいい男。
  これまでは準主役の立場で描かれてきたが、個人的にはもう少し注目して欲しい。
そこで、ジュローデルに歌わせたい歌を書いてみました。もしよろしければご感想を戴きたいと思います。プリントして他の方にご意見を戴けたなら幸いです。


  『貴族の誇り 』


  フランスの大地を歩む あの人は 
  愛を貫くマルスの戦士 
  この世の嘆き悲しみを 
  瞳にうつし生きている
   ああ我もまた
   白い軍馬にこの身を託す
   あれし祖国を守る為
   近衛隊長ジュローデル 貴族の誇りここにあり

  フランスの戦火に散ったあの人は 
  天へと召され結ばれたろう
  飢える人々枯れたる草木 
  秘めたる恋に捧げた命 
    ああ我もまた 
    青い軍服率いる隊士
燃えたる街を駈け巡る
  近衛隊長ジュローデル 貴族の誇りなくすまじ

巣立つすみれの乙女たちへ

2007年03月09日 | 宝塚

     『這えば立て 立てば歩めの 親心』

 そんな気持ちでタカラジェンヌを見守っている。そんな人が『碁席 秀策』には5人位いる。

 戦後の荒廃した街の隅で、春日野八千代、天津乙女に明日の希望を見た戦後世代。

 人気漫画にのめりこみ、榛名由梨、安奈淳の熱演に心踊らせたベルばら世代。

 前半『落葉のパレルモ』に続く後半のレビューの一場面、『青い山脈』で盛り上がったエビちゃん世代。

 血縁ではないが、宝塚のファンと言うだけで話が盛り上がる。東京劇場前、当日券を買いに並んでいる見ず知らずの方とでも、何故か十年来の親友とさえ思ってしまう。
 大正の時代、小林一三先生が設立されて以来九十数年。一三先生が遺された素晴らしき遺産を楽しむ一方で、ファンはつかず離れず見守り、そして、育てている。スター達のプライベートな事は、劇団関係者とファンクラブの皆さんがしっかり守って下さっている。
 今年もまた、音楽学校を卒業した生徒達が大劇場の舞台に立つ。そして、その音楽学校の入学試験に挑む少女達がいる。そう決意したからこそ、過酷なシゴキに耐えられるのだ。
 カラオケやウィンドウショッピングを楽しみたい年頃、タカラヅカに全ての青春を賭けた女の子たち。どうか胸を張り、まっすぐ前を向いて歩いてほしい。貴女の事、期待していますよ。
 清く、正しく、美しく。そしてやさしく頼もしい乙女たちへ。