猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

お豆さんの痛み

2020年07月26日 | 自然農

 

今から十年ほど前、「いのちの食べ方」いう映画を観た。

それがきっかけ、ゆうわけではないんやろけど、

なんとなーくあっちこっちでもやもやしてたいろんなもんが、

カチン、カチンてかみ合わさって、

いつの間にか肉類はほとんど食べんようになった。

 

けど、「ヴェジタリアン?」て聞かれると、困るんやなあ。

そんなはっきりしたもんやない。

 

第一、牛やら鶏やら食べるんが許しがたいことやとしたら、

ほんなら野菜とかの植物やったら食べても許されるんやろか。

私にはわからん。

 

大豆の足元の草刈りしてて、

うっかり大豆の茎に鎌の刃ぁ当ててもたことがある。

「あ、ごめん!」て、慌てて謝ったんやけど、

それを通りかかりの人に聞かれてもた。

「ごめん、やて」

けったいな顔してその人は通り過ぎて行った。

 

「別嬪さんやねえ」「ええ子やねえ」

ゆうて育てたら、ツタンカーメン豆はほんまに別嬪さんの花咲かせてくれるし、

肥料も何もやってない手抜き畑で、トマトや枝豆は健気に自力で育ってくれるし、

イチジクも甘い実ぃいっぱいつけてくれる。

 

これって、この子ら人間の言葉わかってるんちゃうかって、私は思う。

村の人らにはそんなこと絶対言わんようにしてるけど‥‥。

 

こないだ、こんな本買うた。

近隣の図書館にはどこもなかったから、しょうがなしにネットで古本注文した。

 

この中に「植物も痛みを感じるの?」ゆう章がある。

ほんとはそこだけ読みたかったん。

 

読んで、

やっぱわからん。

けど、「どんな生き物でもそのいのちをとるとき、掟があります」と作者は書いてる。

「ん?」て迷た時、

ここんとこをようよう考えるようにしたら、

そうおかしな方にはいかんですむんちゃうかと、

そんな気ぃだけはしてる。

 


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