猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

イタドリ 覚えた

2016年05月04日 | 山野草
イタドリゆう野草が去年から気になってた。

ワラビ採りに連れていってくれた人が、「食べてみて」とくれた酢のもん。
シャキシャキした歯ごたえで、不思議なおいしさやった。
材料を尋ねたけど、その人は「えーっと、なんやったかなあ。その辺でよう見かけるんやけど」て、とうとう思い出してくれへんかった。

何の話してた時やろ、村の婆ちゃん達から「ガンジ」ゆう野草のことを聞いた。
小さい時、採って皮剥いて生のまま齧った、ちょっと酢っぱあてなあ、けどおやつ代わりに食べてたなあ。
婆ちゃん達は、どこか懐かしそうに話してくれた。

あのシャキシャキおいしかった酢のもん、材料はこのガンジゆうやつちゃうやろか。
なんとなくそんな気ぃして、それからずうっと気になってた。

どんな形してんのん?
いつ頃採れんのん?
去年からいろんな人に聞きまくってた。

で、待ちに待ったこの春。

これが噂の「ガンジ」やて。

あ、下の小さい三本は、たまたまこの日収穫できたアスパラです。

ガンジ。
別名イタドリ、あるいはスカンポ。
と言うか、イタドリとかスカンポのほうが一般的な呼び名やけど。

まだ開いてない葉は別に取っといて、茎は皮剥く。


スカンポゆう名の通り、茎を折ったら「ポコン」て、ものすごいええ音する。
この音聞くためにだけでも、何十本も採りたいくらい。


ごくごく軽くゆでて、湯きりして、薄めの甘酢醤油に漬ける。
三十分ほどで出来上がり。


うん、シャキシャキや。
去年のあの酢のもん、多分これやったんや。

ちなみに開いてない葉ぁは、お汁に入れたらちょっとつるっとしてジュンサイみたい。
茎と一緒に甘酢醤油につけてももちろんええ。

よかった。
今年はイタドリ、マスターしました。

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