元気で大きい作物を育てるために、間引きは必要。
そう言われるけど、
私は苦手やねんなあ、間引き。
枝豆や小豆、一カ所に3粒ずつ蒔いて、3粒発芽したら3粒とも育ててまう。
けど、さすがに大根はなあ‥‥。
ほんなら最初から種間広うに蒔いといたらええやないか、てなもんかもしれんけど、
鳥獣害その他諸々の事情で、まばらにしか育たんこともある。
ある程度間引き覚悟で蒔いとかんとねえ。
幸か不幸か今年、大根はすくすく育ってくれてる。
太りかけてきた根ぇが、ぎちぎち押しくらまんじゅうしてる箇所もある。
仕方ない、何回かに分けて間引き。
間引き菜はまず、よう洗ろうて、根ぇと葉ぁに分ける。
今回は量が多いから、葉ぁはゆがいて干し葉にする。
根ぇは毎日の味噌汁用に、生のまま残す。
大きなざるにずらりと並んだ大根葉さんたち。
うまいこと乾いてくれるやろか。
それからしばらく後、多分最後になるやろう間引き。
キムチにしてみた。
こないだ栗くれはった人へのお返し分も用意。
立派な大根になる道半ばで間引かれるおちびさんたち、
あんたたちの命、しっかりおいしういただきますから。
ごめんね、けどありがとうね。