ひっぱりだこ飯の蓋。

わたくし釜飯が好きです。

お店で食べるのではなく、駅弁の釜飯です。

更に言えば、中身ではなく容器が好きなんであります。

中学生の頃、駅弁の釜でお米を一合焚いて食べたりしました。

こけしのお弁当の容器は砂糖が入っております。

つまり、焼き物の入れ物が好きなんであります。

そんなわたくし、気になっていてもずっと買った事が無かった駅弁があります。

ひっぱりだこ飯であります。

あの容器、嫌いじゃない。

なのに何故、蓋が無いっ！

蓋さえついていればすぐにでも買うのに！

と過ごしてきたある日、スーパーの駅弁コーナーに３割引きと貼られたひっぱりだこ飯が１つだけ残されていたのでありますよ。

えい、なんだか可哀想だ、蓋が無くても何かに使えるだろ、と初めてひっぱりだこ飯を買ったんでありますよ。

蓋はないけど、お鍋の時の灰汁すくいのお玉とかを差しておくのにいいかなとかね。

でも蓋欲しいよなぁって思って「ひっぱりだこ飯の」まで入力したら「ひっぱりだこ飯の蓋」って言うのが一番上に出て来た。

ホレ見ろ、蓋が欲しいって人いっぱいいるんじゃん！

で、開いたら蓋のみ400円で販売してるのよ。

タコが蓋の上に乗っかってて、タコの頭がつまみになってるの。

これいいじゃんっ！って思ったら既に「sold　out。」

もう少したくさん作って、駅弁祭りの時に単独で売ってくれないかなぁ。

あの容器のコーヒーカップも売ってたぞぅ。

なかなかにいい味を醸し出しておりました。

もっと欲しい人いると思うから、是非是非通常販売して欲しいもんです。