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フランス語 de テニス!〜全仏オープンがはじまります!

2017-05-28 07:30:14 | フランス語
きょう5月28日から6月11日まで、'Roland Garros'(ローラン・ギャロス)、いわゆる全仏オープンテニスの本戦が、フランス・パリで開催される。

当地、フランス圏アフリカでは、テニススタイルもフランスがベース。ゆえに当地テニスコミュニティでもローラン・ギャロスの注目度は四大大会でも最も高い。

そして仏語圏諸国ではスコアはもちろん、プレイ用語もジャッジもフランス語。もともとテニスの起源は'Jeu de paume'という自国の伝統的球技だったとするフランス、ここはなかなか英語を取り込もうとはしない。したがってローラン・ギャロスもジャッジはフランス語がベースとなる。



きょうはローランギャロスを二倍楽しむために、そして仏語圏アフリカでの充実テニス生活のために、テニスのためのフランス語用語集!?をここに掲載。

※あ、でもみんなアフリカスタンダードです↓↓笑。


まずテニスはテニス(le tennis)。ボールはla balle(バール)、ラケットはla raquette(ラケット)、ボールを「打つ」はを表す動詞にはfrapperを使う。ガットはla corde(コルド)またはle cordage(コルダージュ)。ちなみに仏語圏ではガットの張り(la tension=タンション)の単位はポンドではなくキログラムである。

試合そのものは'le match'(マッチ)、セットは'le set'(セット)ともいうが、'la manche'(マンシュ)が本来。ゲームは'le jeu'(ジュ)、複数形なら'les jeux'(レ・ジュ)である。マッチポイントは'la balle de match'(バール・ドゥ・マッチ=決勝点になるのボール、の意味)。セットポイント、ゲームポイントも同じようないい方になる。

ラリーを続けることを示す動詞はnégocier(ネゴシエ)、ネバる感じがよく伝わる。フォアは'le coup droit'(クー・ドロワ)、バックは'le revers'(ルベール)、両手うちなら'en deux main'(アン・ドゥー・マン)である。

スピンをかける、の意味の動詞は'lifter'(リフテ=持ち上げる)。スライスは'couper'(クペ=切る)、または'chopper'(ショペ)。表現自体がショッペえ感じ笑。

ストレート(ダウン・ザ・ライン)は'le long de ligne(ロン・ドゥ・リーニュ)、クロスは'le croisé'(クロワゼ)である。エンドラインは'la ligne de fond'(リーニュ・ドゥ・フォン)、サイドラインは'la ligne de couloir'(リーニュ・ドゥ・クロワール)。ロブは'le lob'(ロブ)。

プレイヤーは'le joueur'(ジョウール)で、女性形はla joueuse'(ジョウーズ)。'サーブは'le service'で、サーバーは'le serveur'(セルヴール)、女性形は'la serveuse'(セルヴーズ)リターンは'le retour de service'(ルトゥール・ドゥ・セルヴィス)。レシーバーは'le relanceur'(ルランスール)、女性形は'la relanceuse'(ルランスーズ)。

スコアのカウントは、
0 はZéro (ゼロ)、
15はQuinze(キャーンズ)
30はTrente(タラントゥ)
40はQuarente(キャラントゥ)

15-40なら「キャーンズ・キャラントゥ」、30-0なら「タラントゥ・ゼロ」。要注意は両者同ポイントの場合の時。普通にいえばTrente à Trante(タラン・タラントゥ=30 to 30の意)だが、通常は略してTrente A(タラン・タ)、アンシェヌマンが残って「タ」音となる。慣用ではTrente partout(タラントゥ・パルトゥ=30 allの意)ともいう。15-15はQuinze à Quanze(キャンザキャンズ)だが、同じようにQuinze à(ギャーンザ)となる。

ジュースはÉgalité(エガリテ)、時にはÉgalité Quarente(エガリテ・ギャラントゥ)などともいう。

アドバンテージは「アバンダージュ・ナダル」と選手名をコール。しかし日常の試合ではそんな選手名を覚えてられないので、アドバンテージ・サーバーは'Avantage serveur'(アバンダージュ・セルヴール)、または'Avantage service '(アバンダージュ・セルヴィス)レシーバーなら'Avantage dehors'(アバンダージュ・ドゥオー、「あっち側、外側」の意)。


ゲーム数は1-0 なら'un jeu à zéro'(アン・ジュ・・ゼロ)、またはリードしている方をリファーして'Nadal mène un jeu à zéro'(ナダル・メーヌ・アン・ジュ・ア・ゼロ=1-0でナダルのリード)のようにいう。2-1なら、'Deux jeux à un'(ドゥー・ジュ・ザ・アン)、jeuxとà の間はリエゾンで'ザ'の音となる。

タイブレークは'jeux décisifs'(ジュ・デシジフ)。

インは'in'ともいうが、もともとは'bonne'。「入ってた?」なんていうときはElle est bonne?(エレボン?、※ボールが女性名詞なので、人称代名詞も女性形のelleを使う)。オンラインなら'en borne'(アン・ボルヌ)という言い方をすることがある。アウトは'out'ともいうが、もともとは'faute'(フォットゥ)。


テニスコートのことは'terrain de tennis'(テラン・ドゥ・テニス)、または'court de tennis'(クール・ドゥ・テニス)。

四大大会'Le Grands Chelems'(グラン・シェレーム=グランドスラム)では、大会ごとに違う面のテニスコートでの戦いとなる。全米や全豪の「ハードコート」は'le court betoné'(クール・ベトネ=コンクリートのコート)または'lé court (de surface)dure'(クール(・ドゥ・シュルファス)デュール=硬い地面のコート)。全仏(ローラン・ギャロス)の「クレーコート」は'en terre battue'(テール・バチュ)、全英(ウインブルドン)のグラスコートは'en gazon'(ガゾン)。


ネットは'le filet'(フィレ)、ネットプレーは'jeu au filet'(ジュ・オ・フィレ)。ボレーは'volée'(ヴォレ)
、スマッシュは'smatch'(スマッシュ)、ドロップショットは'balle amortié(バール・アモルティ)。ボールボーイは'le ramasseur'(ラマスール)、女性形は'la ramasseuse'(ラマスーズ)。


ざざっと思いついたものを入れてみました。これでローラン・ギャロスも二倍楽しく、そして今日からあなたも、フランス語 de テニス!

(つづく)

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