チョロリンの樹

「チョロリン」 これ小さい頃、多動でチョロチョロ動きまわる息子に、私がつけた愛称

朝日新聞に・・・・・

2011-03-24 17:06:14 | 家族
22日の朝日新聞にこんな記事が載っていた。



障がい児を持つ家族が被災して、自閉症児を持っているため、周囲への遠慮もあり、
1週間ワゴン車の中で過ごしたというものだった。

ちょっと目を離したすきに行方が分からなくなった・・・

余震など起きると大騒ぎしてしまう、パニックで避難者に迷惑をかけることを恐れて・・・

環境変化や強い刺激が大の苦手、見知らぬ人に囲まれたり、サイレンや雷の音を聞くと、耳をふさいで
どうしようと、泣く・・・

寝ている人がいるから、静かにするといった、共同生活の「暗黙の了解も」苦手・・・


この記事を見て、我が家のチョロリンさん、小学校時代は多少の違いはあるが、このような状態だった、
神戸の震災の時も、そう思ったが、もし震災にあっても 「避難所なんてうちはとても入れないね、
みんなに迷惑をかけるし」 なんて家族で話をしていた。

今はチョロリンさんも大人になり、落ち着いてはいるが・・・・。

ただでさえ被災して大変な時に、障がい児を持っているため、何倍もの苦労をしなければならない、
この一家の苦労、特にお母さんの苦労は、ほんとうによくわかる。

がんばってほしい!!

チョロリンさんの施設の家族会も、できる範囲内で最大の協力をしようと、
震災の義捐金の募集をしている。

小さな単位で、バラバラに行動しても、効率も悪いし、
法人に一括して、そのネットワークを通じて確実に被災地の障がい者に届くようにする
ということである。

障がい者をもっている被災者が、少しでもいい環境で、過ごせるように願って、
我が家も募金に協力しようと思っている。