チョロリンの樹

「チョロリン」 これ小さい頃、多動でチョロチョロ動きまわる息子に、私がつけた愛称

四国八十八ヶ寺巡拝の旅(57番~64番)

2008-11-22 18:52:24 | 家族
私の実家は香川県、実家の近くに八十八ヶ寺の札所がたくさんある。田舎へ帰る度、まだ父が元気な頃、父と母を車に乗せ、近くの札所めぐりをしたことが何回かある。
その後、田舎へ車で帰る途中、淡路島経由、和歌山から徳島へのフェリー経由の時、札所を二つ、三つとまわり、年に1回か、2回帰る年、またまったく帰らない年もあり、7・8年経ってやっと徳島と香川の札所はほぼまわってきた。
愛媛県と高知県はまだまったくまわっていない。
「このペースで行くと死ぬまでにまわれんな~、元気なうちじゃないと、階段もあるし、高い山の上のお寺もあるし」とダンナが言うので、初めて八十八ヶ寺巡拝のバスツアーで愛媛県の57番札所から~64番まで行って来た。

参加してみて驚いた、綾小路きみまろさんがよく言う中高年が多いが、四国に入ると先達という人が乗り込み、道案内、解説をしてくれ、お寺に着くたびろうそくと線香をあげ、本堂と太子堂の前で般若心経をあげ、
スタンプラリー気分で、気楽に参加した我々夫婦は勝手がわからずどうしたものかとウロウロ、

他の人達は1回目1番札所からきちんと参加しているみたいで、今回は8回目で作法どおりにやっているらしいが、初めて参加の我々は般若心経の経本も持たず、先達さんに借りる始末、
歳だけはとっているが、まったく信仰心が薄いと言うか、先達さんもあきれたかもしれない。

でもこれって弘法大師は真言宗、我が家は浄土真宗(一向宗)宗派は違うけどいいのかな?

それはそれ、これはこれ、参加者が皆同じ宗派で信仰心で行っているというわけでもなさそう、バスの中でお菓子を回し楽しそうにしゃべっているグループ、定年後の夫婦、おじいさん2・3人のグループ、
なかには奥さんを亡くされたのか、奥さんの写真といっしょにまわっている人もいたが、 人それぞれである。

道後温泉の宿ではゆっくり温泉に入り、夜の街に出て、からくり時計とか坊ちゃん電車などを見てきた。おばさんグループも町に繰り出していた。
でもバスの旅はなんかゆとりがなく、私は結構疲れたが皆さんほんとうにタフである。


60番 横峰寺の駐車場から見た瀬戸内海

            
            65番 三角寺から見たしまなみ街道

いろいろ考えさせられたりもしたが、お天気もよく、四国にしては少し寒かったが山の上のお寺からきれいな瀬戸内海の景色が見られたので、まあまあ楽しいバスツアーだった。