摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

安全な食べ物

2005-11-11 00:06:22 | 行ってきました
今日はまた、若草幼稚園のいどばた環境会に参加してきました。
今日のテーマは環境ホルモン。
最近は以前ほど騒がれなくなったけど、
一時はヒステリックなほど、
いろんな情報が流れていました。
それでちょっと敬遠してしまったのですが。
子どもができてみれば、放ってはおけません。

配られた資料によれば、98年3月9日の朝日新聞に
日本で行われた男子学生を対象とした調査で、
34人中1人しか受精能力がなかったことが報じられたそうです。
将来息子は子どもを授かることができるのか、
心配になりました。

その後、私達がスーパーやコンビニで買う食物の多くに、
いろんな環境ホルモンなど有害物質が入っているという話になりました。
私は環境問題に興味を持っているけど、
食べ物の安全性にはわりと無頓着できたので、
普通のスーパーで買物もしてます。
でも、今日の話を聞いて、
私も自然食品の店や有機農産物や無添加食品の宅配を
利用したほうがいいかなと思い始めてます。
でも、どこがいいんだろう。
みどりさんとともまささんのところはやめちゃったみたいし。。

一人の熱心なお母さんが、
国内の有機農業についても、フェアトレードのような考え方で
応援してほしいと話していました。
本当にそうだなと思う一方で、
どうせ応援するなら身近なところで
顔が見えるところから買えればいいのになと思いました。
一番いいのは、自分で作ることでしょうけど。。
そのお母さんも、将来は自給自足したいと言ってました。
私の夢も同じ。
今はとりあえず、ベランダ菜園でがまんしてます。



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なりきり市民派議員、トップ当選!?

2005-11-09 13:50:27 | 行ってきました
先週土曜日の「M&T企画/自主講座」は
とてもおもしろかったです。
「基本は政策と公約」というテーマで、
事前に政策やプロフィールを記載した
リーフレットの内容を考えてくる宿題もありました。

私は市民で、立候補の予定もありませんが、
いつものように、「なりきり市民派議員」で
リーフレット作りに挑戦しました。
以前の勉強会で、「政策は分野の偏りなく、まんべんなく立てる」
ということを学んでいたので、その点に一番注意しました。
それはなんとかクリアしたと思いますが、
なにぶん私のリーフレットはかたい!
出来に満足できないまま、提出してしまいました。

当日は、参加者が宿題で作ったリーフレットを読んで、
模擬投票を行いました。
他の参加者はほとんど議員ですから、
さすがに政策に具体性があるなぁと感心しながら、
読みました。
結局、自分以外の3人に投票しましたが、
ふたを開けてみると、なんと私はタイでトップでした。
「まんべんなく政策を立てた」ことが
功を奏したようです。

自分が議員になったつもりでこういう作業を経験すると、
議員の力を見極める能力がついてきます。
昨年、私が企画した「議会ウォッチング」という事業でも、
各地の議員の一般質問を聞き比べることで、
上手下手が分かるようになってきました。

岐阜市では、来年の1月に市長選があります。
そして再来年には統一地方選。
市民がかしこい選択をできるよう、
何か市民向けの企画ができないかなと思っているところです。


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心機一転、リニューアルしました!

2005-11-08 04:33:03 | 自分のこと
ハードだった勉強会も終わったので、
ブログをリニューアルしました。
(と、文体まで変えました(笑)でも、また変えるかも。。)
今まで岐阜市の路面電車廃止の経緯の検証と
再生運動について主に書いてきましたが、
それ以外にも書きたいことが増えてきたからです。
それに、電車のことばかり書いていると、
電車マニアと思われてしまうかもしれないし。。(^^;)
実際に運動の中で、
行政から電車マニアが騒いでいるだけと思われて
困ることは多いのです。

私はもとから好奇心旺盛な上、
ドン・キホーテさながら、
どんな問題も解決策を考えるぞーっと思ってしまいがちなので
いろんな問題に興味を持ち、首を突っ込んでいます。
また、調べること、企画すること、発信することが好きなので、
市民の、市民による、市民のためのシンクタンク兼メディア
のようなことができないかなと思っています。

ブログの新しいタイトルは、マイケル・ムーア監督
「華氏911」になぞらえてつけました。
奇しくも同じ9月11日という日が
アメリカでも日本でも大きな転換点となりましたね。
ムーア監督のような体当たりの取材活動、
示威行動、強烈な風刺は、私も目指したいものです。

ムーア監督が時々比べられるのが、
私の最も敬愛する女性、レニ・リーフェンシュタールです。
彼女は、「オリンピア」や「意志の勝利」といった
ドキュメンタリーを作った映画監督であり、
ダンサー、写真家としても一流の仕事を残しました。
彼女の事実を美しく表現するセンスや
どんなときも前向きに生きる姿勢も
私の目標です。

これまでのブログはまじめすぎで怖い感じだったから、
コメントも差しはさめない雰囲気になっていたかもしれません。
これからはもっとやわらかめを目指しますので、
ぜひコメント、トラックバックをお願いします。

今晩も息子と一緒に中途半端に寝てしまい、
こんな時間にこれを書きました。
またふとんに戻ります。
おやすみなさい。



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社会のためより、自分のため

2005-11-05 00:23:57 | 家族・家のこと
先日聞いた講演の中で、
「まちづくりなどの社会活動と家事の両立なんて
考えなくていい」と講師の先生が話していた。
どちらか一つきちんとやれば十分、という意味である。

友人には、旅行や暮らしを存分に楽しみながら、
市民運動でもばりばり活動している人もいる。
それに比べたら、私の活動はずいぶん中途半端だ。
もっと効果的かつ効率的な活動ができたらなぁと、
何度思っただろう。

今週は再生運動の活動もほとんどできなかった。
その代わり、家族と過ごしたり、
たまっていた家の仕事をこなすことが多かった。
でも、前出の先生の話に従えば、
家事のほうはかなりしっかりやったから、
十分と言えそうだ。
家もきれいになったし、気分がいい。

今日は岐阜市郊外にあるうちの柿畑に行き、
少し収穫を手伝った。


実家で療養中の父がこの柿を楽しみにしている。

社会活動と、家族を含めた自分の身の回りのことと
どっちをきちんとやりたいかと言ったら、
私は迷わず後者をとる。
家族のため、なんて言うと聞こえがいいけど、
そんなんじゃない。
無理しないで、できるだけ心地よく、生きたいだけ。
1ヶ月ほどほとんど路面電車のことばかりに追われていたから、
心も体もバランスを取りたい時期に来ているようだ。

ブログもそれにあわせて模様替えしようと思っているが、
どんな風に変えるか、まだ考え中。
前のブログとテーマを分けて書こうかなと思っている。

さぁ、そろそろ寝よう。
週末は、ハードな勉強会が待っている。



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二つの見出し

2005-11-04 00:30:19 | 社会活動
「運営計画 明確に」
「実現性を疑問視」
事業計画について伝える記事に
上の二つの見出しがついていたら、
どちらのほうがより期待できる事業だと
思えるだろうか。
どちらもあまり期待させる見出しではないが、
どちらかと言えば、前者のほうがまだ
可能性があるように思えるのではないか。

上記の二つの見出しは、
岐阜県内の異なる地域版の
一言一句同じ内容の記事につけられたものである。
記事は、10月20日に開かれた
「サン・ストラッセ」の広瀬社長らと
岐阜県、名鉄3線の沿線市町との意見交換会について伝える
岐阜新聞の10月21日朝刊である。
上の見出しは岐阜地域版、下が中濃地域版である。

中濃地域と言えば、「サン・ストラッセ」のある
関市も含まれる。
二つの異なる見出しに、何かの意図を感じてしまうのは
勘ぐり過ぎだろうか。

同じ意見交換会について書かれた中日新聞の記事は、
県の交通政策室が「ひとまず意見聴取の場」と位置付けたこと、
「課題や疑問は残っており、
今後の会合は市町とも相談しながら検討したい」との
意向を示したことを伝えている。
現段階で、事業計画の実現性を評価したような記述はない。
これは、当事者から聞いた話と一致する。

新聞の見出しが市民の心象に与える影響は大きい。
偏りのない報道を目指してほしいものだ。



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エンジェル基金続行

2005-11-01 23:37:20 | 社会活動
7月から始まった路面電車エンジェル基金の活動が
11月以降も続けられる見通しとなった。
昨日時点で719口(719万円)集まった。
道のりはまだまだ長いが、
正直なところ、私自身ここまで集まるとは
思っていなかった。
1万円の振りこみという、
とても大きな決断と行動を取った人だけで
312人もいるのだ。
まだ応援の段階で留まっている人も含めたら、
もっと裾野が広がっているに違いない。

昨日の夕方は、運動を手伝っている大学生の卒業研究に付き合って
地元の商店3軒に飛び込みでインタビューした。
2軒はお店のご主人とおぼしき方とお話できた。
お二人とも路面電車はなくすべきではなかったと考えているが、
存続運動などは行わなかったようだ。
最後にインタビューした方は、
先のお二人とは対照的に、
「路面電車の線路は邪魔だから、早くめくってほしい
(「撤去してほしい」という意味。岐阜の方言か?)」と言っていた。
若い店員さんも、車椅子やベビーカーが
引っかかっているのをよく目にするから、
早く取り除いたほうがいいと言う。

こういう人達は、潜在的な賛同者だと考えられるだろう。
彼らにも納得してもらえる説明を考えたい。



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「ご近所の底力」の堀尾アナの講演に行く

2005-11-01 20:12:18 | 行ってきました
昨日も息子に添い寝したまま、
一緒に寝てしまった。
午前中から夕方まで出ずっぱりで、疲れてしまった。

さて、昨日の午後は岐阜市社会福祉協議会が主催した
「地域福祉推進フォーラム 2005」というイベントに参加した。
そこで、NHKの番組「ご近所の底力」の司会を務める
堀尾正明アナウンサーの講演があったからだ。
以前書いたように、「ご近所の底力」では
2004年9月2日の放送で「生活の足 鉄道を守れ」と題し、
鉄道廃線問題を取り上げている。

今回の講演の中でも和歌山県の貴志川線の話が取り上げられた。
私はこの9月2日の番組は見たが、
その後のお困りご近所の皆さんを取材した回は見ていなかった。
堀尾さんの話では、初回の放送後貴志川線沿線の皆さんは、
「鉄道がなくなれば和歌山市まで20分で行けたところが、
1時間半かかるようになる」と交通量調査から証明して、
鉄道の脇の道路を利用する人達にも訴えたのだそうだ。
それによって、鉄道を利用しない人達にも
鉄道存続への賛同を取り付けられたのだろう。

高岡市の万葉線存続の際にも、
高岡短期大学学長だった蝋山昌一さんが
万葉線存廃の意味を、話を聞く人が
実感として分かるように伝えたことが
大きなインパクトを持ったと聞いている。
たとえば、万葉線の維持に必要とされる
毎年6,000万円という税金による補助は、
高岡市民が1年に1回万葉線を利用すれば
回収できる額だ、という具合である。
私達にもこんな説明力が求められている。

貴志川線の話は、堀尾さんの話の中の
「あきらめない。先入観を捨ててほしい」という部分で
取り上げられた。
貴志川線は和歌山市が毎年8億円の補填をすることで
存続が決まった。
私達もあきらめるわけにはいかない。

最後の質疑応答の時間に何か質問して、
路面電車の問題になんとか注目を集めたいと思っていたが、
なかなか思いつかなかった。
あきらめかけたとき、とっさに思いついて
「はい!」と左手を挙げた。
「貴志川線の話がありましたが、
岐阜市でも今年の3月で路面電車が廃止されました。
もし、岐阜市の路面電車が取り上げられていれば、
今ごろ残っていたんじゃないかと思うのですが、
「ご近所の底力」で取り上げる町は
どうやって選んでいるのですか」と質問した。
最初は2万ほど自治体などへアンケートを送り選んだそうだが、
番組が知られるにつれ、「私達を取り上げてください」という
売りこみが増えてきたようだ。
「なにかお困りでしたら、お電話ください」と
堀尾さんは冗談めかして言ったので、
「では、お帰り前にお名刺をください」と私は応じ、
会場の人達が笑った。

そして、本当に会場の外で堀尾さんに名刺をもらった。
もちろん、本気で電話するわけではないが、
一緒に活動している人達に
少しでも元気を分けてあげられたらと思ったからだ。
私自身も元気をもらった。
この講演を知らせてくれて、
一番前の席を取っておいてくれた義母に感謝である。