摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

がんばっている女性たち

2005-11-13 01:09:41 | 社会活動
今日の午後はダブルヘッダーで会合に出かけました。
一つ目は、「ぎふし女性NPO塾」の一期生の方達が立ち上げた
「女性さぽ.ぎふ」の総会と報告の会です。
私は「ぎふし女性NPO塾」の1期目が開講している時期に
出産があったので、今年開催された2期目を受講しました。
NPO塾が終わった後も、「何かをやりたい」と考えている
女性達と一緒に学びつづける場があればと思っていたので、
今日の会合に参加することにしました。

この会の目的は、「女性が、性別や置かれている状況にかかわらず
自己を尊重し、能力を広げ、自己表現できるための事業を行い、
主体的に自らの生き方を選択でき、家庭や職場、地域、学校など
社会のあらゆる場で真に輝ける社会づくりをする」ことです。

活動として、以下が配布資料に挙げられていました。

1.「女だから、男だから」という役割意識からの開放や、
性別にかかわらず、人として互いに認め合い、
思いやりを持って支え合う、男女共同参画意識の醸成・啓発。
2.女性が自己を肯定し、能力を広げ、自己実現できる
ブラッシュアップ企画・事業。
3.女性が自立した精神的基盤を確立し、主体的に生き方(就業、
再チャレンジ、子育てなど)を選択できるためのスキルアップ事業、
ともに支え合えるネットワークづくり。
4.他団体との情報交換や、活動ための研究・調査・学習。

目的と活動の書かれた最初のページには、
10月31日づけの毎日新聞に掲載された上野千鶴子さんのエッセーから
最後の一部分が抜粋されていました。


1期生の方達の中には、
すでに何らかの活動を始めている方も多いようで、
刺激を受けました。
中には、1000人を目標にいろんな場所で
フットセラピーを行っている
「足から始まるフューチャーネットワーク」のように、
何度もメディアに取り上げられているところもあります。

また、事業として輸入玩具の店を立ち上げた方もいます。
柳ヶ瀬の高島屋に程近い、「Toys de らふらふ」です。
このお店には、7月のオープン直後に
女性NPO塾の先輩とも知らず、
息子を連れて立ち寄ったことがありました。
今日の話を聞いて、帰宅途中に
久しぶりに立ち寄ってみました。
今では女性がやっている
様々な活動のチラシをお店に置くことで、
女性のグループ同士のつながりも生まれているそうです。

がんばっている女性が予想以上に近いところにたくさんいて、
これからまたどんなつながりができるか、何ができるか
楽しみになってきました。


追記:
もう一つ参加した会合は、
岐阜市文化センターや市民会館などで活動する
市民スタッフの企画会議です。
これも近頃の私に不足していた系統の
知的刺激を与えてくれて、とても楽しかったです。
この企画会議は今後も続くので、またの機会に書きます。