摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

二つの見出し

2005-11-04 00:30:19 | 社会活動
「運営計画 明確に」
「実現性を疑問視」
事業計画について伝える記事に
上の二つの見出しがついていたら、
どちらのほうがより期待できる事業だと
思えるだろうか。
どちらもあまり期待させる見出しではないが、
どちらかと言えば、前者のほうがまだ
可能性があるように思えるのではないか。

上記の二つの見出しは、
岐阜県内の異なる地域版の
一言一句同じ内容の記事につけられたものである。
記事は、10月20日に開かれた
「サン・ストラッセ」の広瀬社長らと
岐阜県、名鉄3線の沿線市町との意見交換会について伝える
岐阜新聞の10月21日朝刊である。
上の見出しは岐阜地域版、下が中濃地域版である。

中濃地域と言えば、「サン・ストラッセ」のある
関市も含まれる。
二つの異なる見出しに、何かの意図を感じてしまうのは
勘ぐり過ぎだろうか。

同じ意見交換会について書かれた中日新聞の記事は、
県の交通政策室が「ひとまず意見聴取の場」と位置付けたこと、
「課題や疑問は残っており、
今後の会合は市町とも相談しながら検討したい」との
意向を示したことを伝えている。
現段階で、事業計画の実現性を評価したような記述はない。
これは、当事者から聞いた話と一致する。

新聞の見出しが市民の心象に与える影響は大きい。
偏りのない報道を目指してほしいものだ。



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