摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

いつも後回しにされるのは・・・

2009-10-16 23:00:55 | 気づき
先日、NHKスペシャル
「セーフティーネット・クライシス vol.3
しのびよる貧困 子どもを救えるか」
という番組を見ました。
1日に必要な栄養のほとんどを給食で摂る子、
病院に行くとお金がかかるので親に言えず、
登校するなり保健室へ直行する子。
そんな子たちが増えているという
なまなましい報告でした。

その番組の中で、政治家の「がんばっているが、財源が厳しい」とか
企業CEOの「グローバル競争が厳しい」という発言の後、
昨年末「年越し派遣村」の村長を務めた湯浅誠さんが、
「厳しい状況があるというのはわかるが、
そうやっていつも(貧困対策は)後回しにされてきた」
のようなことを言っていました。

その言葉を夕べふとんの中で思い出した時、
「あっ、私も同じことやってるわ!」と思いあたりました。
おとといのブログに書いたように、
最近自分の体や子どものことが
後回しになっていたのです。
今夜も息子に少し本を読んであげましたが、
「ママ、メール書きたいから、ちょっと1人で絵を見てて」
と言ってしばらくしたら、
本の上に顔を乗せて息子は寝てしまっていました。
相変らず、情けない母親です。。

テレビでいろんな報道を見てると、
どうしてそんなことができるのか
理解できないようなこともありますが、
本当は自分もやってしまっていることを
上の私のケースのように、
まったく別の形で見せられているのかもしれません。

ちなみに、心理カウンセリングでは、
クライアントに気づきを与えるために、
よくたとえ話が使われます。
クライアント自身のことを直接的に指摘すると、
逃げてしまうようなことも、
たとえ話だと客観的に理解できるからです。


ともあれ、そんな気づきもあったので、
「体や子どものことを後回しにしないぞ!」という決意を
新たにしました。
そのためには、単純に1日の早いうちに
大事なことへ取り組むことにしました。
午前中に家事をやりながら整体の体操をやるとか、
子どもと散歩に行くとか。
今度こそ、いい時間配分、生活リズムができるか、
チャレンジしてみます。