摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

共鳴する感情を感じる

2009-10-02 23:00:01 | 気づき
今日も息子が風呂に入りたくないとだだをこねました。
「先にDVDを見たい!」と大騒ぎ。
私が抱きかかえて脱衣所に連れて行ったら、
今度は「先にお菓子を食べたかった」と言い出します。
次々に要求することが変わるのを見て、
「はーん、結局いちゃもんつけたいだけで、
本当の欲求は違うところにあるな」と思ったので、
息子をだっこして言いました。
「じーちゃん、ばーちゃんやママが
先にお風呂に入ってって言うのは意地悪じゃなくて、
その方があなたも楽だからなんだよ」
そうしたら、少し気が済んだのか、はっとしたのか
騒ぐのをやめて、風呂場へ入っていきました。

その様子を見て、カウンセリング実習のとき
泰三さんに言われたことを思い出しました。
カウンセリングの時は、
「感情は共鳴する」という法則を使って、
クライアントの話を聞いて自分が感じる感情を
クライアントも感じていると推定します。
だから、まずよーく自分の感情を
感じてあげることが大切なのです。
ただ難しいのは、根っこにある感情が同じでも
あらわれ方が様々なことです。
だから、クライアントがいろんな話をしても
細部につきあってはいけないそうです。

今日の息子の大騒ぎでも同じで、
いろんな要求をしているけど、
結局「もっと僕のことをかまってよ。さびしいよ」という
感情がいろんな形であらわれただけなのでしょう。

そうして心理学で学んだことを
実際の子育ての場で生かせたことを実感した時、
「あ、もしかして私、カウンセラーできるかも」と
思ってしまいました。
今すぐプロのカウンセラーとして独立できるという意味ではなく、
素質があるんじゃないかと思えたのです。


最近、友達のちょっとした悩みを聞く機会がいくつかあり、
もっともっと学んだことを活かしていきたい、
学んだことを実戦でさらに深めたいと思っていました。
家庭での子育て以外での実践の場も
つくっていけたらなぁと思っています。