native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

「坂の上の狭小住宅」オーバーフロー

2022-08-08 21:15:07 | 坂の上の狭小住宅
坂の上のAさんからの依頼でエアコンメンテに伺ってきました。
(渋くなったベンチ最高)
(道路との境界がよく分からなくなったヒメイワダレソウ最高)

2階のエアコンの室内機から水がオーバーフローして滴り落ちてくるとのこと。

作業としては外のガンダムの背中のような室外機付近にあるドレンホースからクリーナーを突っ込んでグイっと詰まりものを吸い出します。
(たぶんこの家空飛べます)


なかなか閲覧注意的な画像なので少し小さめにしておきますが、どろっと出てきました。

これで当面大丈夫だと思いますが、この詰まりものを吸い出す感覚は徐々に狭まってくる可能性があります。

先日もミニストック-06で清掃する間隔が詰まってきているので、ドレインホースそのものを交換することにしました。
詰まっているものが柔らかいものから硬いものになってきてたんですよね。
画像はちょっと中くらいで。

手でちぎってやっと切れるくらいの硬さ。

結局これが剥がれかけの時に弁になっちゃって完全に水を詰まらせます。
今回、弁になっている部分を吸い出して取れたから解決しましたが、これがあとどのくらい残っているのかは分からない。

全館冷暖房を原則としている住まいにおいて、ドレンホースは露出配管必須だなと思いました。
元々隠すのが嫌いなので、すべて露出配管にしておいてよかったです。

引き続きネイティブディメンションズでは全配管露出で行きます!

で、ここまでの作業粘りに粘って15分。
ここから長居すること60分。

私の設計をどの様に使っていただいているんでしょうか。
これは2階の何?

ここは、寝室と廊下

で、ありながら、
と、思いきや、
が、何だったら
書斎と寝室だったりするわけで、ご主人は積極的に書斎を使っているので、1階からぶら下がっている足をたたいて遊んでいるということで、コミュニケーションもばっちりのようでした。

ここまでが私の設計。

そしたら、
我が家と同じく
川の字で寝ているそうですが、
いよいよ、
我が家と同じですが、
子供が大きくなってきたので、
お父さん、はみ出しちゃったパティーン。
部屋からオーバーフローしちゃったよ。

でも、ちゃんと成立してる。

空間は自由だ!



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