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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

動いてるっぽい

2021-10-04 19:27:18 | 建築雑談
先月末にキャンプに行ってきました。
緊急事態宣言が出ている地域の方の宿泊がNGだったので、比較的ゆったりと過ごせたキャンプでした。
現在は宣言も解かれましたし、秋のキャンプシーズンに入りました。
いよいよ全国のキャンパーが動き出すんでしょうね。

動き出すと言えば、

昨年の春以降、人前でお話しする機会はグッと減ったんですけど、今年の春に省エネルギー基準適合義務化が見送られて以降、建物の断熱性能に関する興味がグッと増えた印象があります。

どこで増えたかというと、国、ギョーカイ、住まい手のすべて。

国は改めて2025年の適合義務化に向けて動き始めたり、来年度以降に長期優良住宅や低炭素住宅の基準がワンランク上げる予定です。

住まい手においても、聞いた話ですがインスタの人気項目に変化が出てきているとか。
「インスタ=映える」なので、とにかく外観、内観ともに見た目重視の投稿が人気だったのに、この1年くらいで「見た目」から「快適性」に関する投稿の人気が増えてきてるんだとか。
YOUTUBEで専門的な情報が手軽かつ分かりやすく入手できるようになったおかげでもあるようです。

私はこの10数年ブログで分かりやすく伝えてきたつもりですが、そもそもコンテンツが間違っていたのでしょうか。

がっくし。

・・・

そして、ギョーカイも。

今年の夏以降、再び人前でお話しをさせていただく機会が増えてきました。
ブログの更新をさぼっていたので2か月前のお話しにさかのぼりますが、
ビッグスワンで対面とオンライン配信のハイブリッド形式でサトウ工務店さんと超高断熱住宅の設計施工手法についてお話ししてきました。

これからは高断熱じゃなくて、超高断熱よ!ていう刺激的な内容。

順番を2歩3歩吹っ飛ばしているので、果たして興味を持ってもらえるか心配でしたが、なんと当日のオンライン視聴者は500名!

やっぱギョーカイももっと上を目指しているみたい。
いいことですね。


そして、先週は上越テクノスクールにて、午前午後のダブルヘッダーでお話しをしてきました。

午前は学生向けにフリートークをとのことでしたので、ギョーカイがどーとか矢印が外向きのお話ではなく、自分自身が何をしたいのかを見つけてもらいたかったので内向きのお話しをしてきました。

内容は「小さい家」のことについて。
4時間たっぷりと。
別に小さい家を気に入ってもらいたかったわけではなく、自分の好きなスタイルを見つけてくださいっていう内容。

つまり、私が目をキラキラさせながら話すのを見てもらいたかった回。
これからみんなも何かに出会ってねっていうメッセージでした。

そして、午後からは在職者向けに、断熱設計の基礎についてのお話しを3時間。

このギョーカイにおいて、今まで省エネ基準に適合させることは補助金をもらうための条件みたいな雰囲気がありました。
快適かどうかじゃなくて補助金をもらえる性能だったらそれで問題ないという感覚。

そーじゃなくて、これからは快適性や経済性のために設計しましょうという内容でした。

7時間もしゃべり倒したので、終わった時には喉がガラガラ。
なんとなく予想していたので、その日は新潟に戻らずに妙高で一泊。

使っ得!にいがた県民割キャンペーン」を使って無事癒されてきました。
¥5,000割引きになって、さらに¥2,000分の商品券ももらえちゃう、とってもお得な企画。
この時期、一人旅との相性ばっちりの企画に乗っかってきました。

そして、さらに11月12月にも講師のオファーが来ています。
全体がいい方向に動いてるっぽいですよ。

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