周りから見えないように現場が不穏な動きを見せています。
何かやらかしたのでしょうか。
実はそうなんです。
やらかしている最中です。
外壁の杉板張りが始まりました。
雨の中、屋根を作って大工さん頑張っていました。
今回は横張りです。
そして相変わらずの無塗装。
理由は、せっかくの木の素顔を隠す必要ないかなって思っているから。
2階が張り出している部分の天井も杉板を張ります。
この天井部分は、内部を点検できるようにすることが法律で決められています。
その点検口も杉板で製作しました。
ここから覗けるなんて誰も気が付かないんだろうな。
インディジョーンズの隠し部屋並みの細工です。
そして、ポーチ天井の先端と外壁の取り合いはシャープな見た目にしました。
これは万が一通気層内に水が入って壁内を水が伝って落ちてきたときに、天井の杉板に水がたまると腐食につながるので、水が溜まる可能性がある場所に木が触れないようにする配慮。
外部も内部も私の設計は、見た目以上に「使い勝手」や「耐久性」、「メンテナンス性」を第一に考えます。
見た目が悪いと愛着がわきにくいじゃないですか。
つまり、最初見た目がよくても、使い勝手がよくなかったり、耐久性が落ちたり、メンテナンスしにくいことで徐々に見た目が悪くなると愛着も薄れてきます。
誰も気が付かないような秘密の部分ですが、愛着が持続するデザインがネイティブディメンションズの基本です。
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