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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

平成から令和に(キャンプ編)

2019-05-04 15:32:15 | 家族
ちょっと遅めにGWがスタートして、今日から仕事をぽつりぽつり始めてます。
その間、平成-令和またぎでいつも通りのスノーピークヘッドクオーターズへキャンプに行ってきました。

今回は4泊5日なので、荷物もなかなかの量。

家族が悠々と座れるわけもなく、さらに荷物を抱えて乗り込むので車内は虫一匹も入らないくらい隙間がありません。
とんだ高気密高断熱仕様です。

キャンプ場について、設営場所を見つけて荷物を降ろすわけですが、荷下ろしまでに体力の2/3は使ったような気分。

やる気がここで一旦なくなって乾杯します。
(我が家がスノーピークのキャンプ場を好む理由の一つとして、サイトが区画サイトではなく、フリーサイトだというのがあります。テントをどこに建ててもいいし、広さも制限なし。自由に設営できます)

設営に関してはガールスカウトの娘たちが妥協を許しません。
美しく張る
この指導を厳しく入れられながら、今回もなかなかの感じで仕上がりました。

そもそもテントのラインがきれいなんですよね。
このラインに惚れて買ったようなもんです。

で、ここまで頑張って何するかといえば、ボーっとするのが基本の我が家。

まぁ、疲れてますから。
とりあえず昼寝したり、本読んだり、お酒飲んだり、みんなでゲームしたり。
思い思いに過ごします。

この距離で一人一人好き勝手なことするのが我が家流。
話したい時だけ、顔を上げればいいだけ。
プライバシーなんて簡単です。

たまにテントに入って過ごしたりもします。(あとは、ハンモックでくつろいだり)

天井が高いっていいなぁ。
加えて天井が斜めだとよりいいなぁ。

外にしても内にしても画一的じゃないのが暮らしに潜むゆとりだと思います。

料理は色んなの作りました。(奥さんが)
外で食べると何でも美味しくなりますが、外でなきゃ作れない料理は一層美味しく感じます。

日頃ダッチオーブンをガスコンロで使っているものの、蓋に炭を載せての調理はキャンプのだいご味。
しかも、ぽやっと待ってるだけで美味しくなるっていう不思議。

さらに料理を美味しくする調味料が「景色」

一日が終わる感じ。
緑とオレンジと紺色と水色のグラデーションの美しさに見とれて、
これから夜だぜーみたいな変なテンションになったり、
色々な感情が沸き上がる時。

そして、無事平成が幕を閉じ、令和の朝を迎えると

とりあえず何かしたかったんだね。
見てもらいたかったんだね。
変な親心みたいな感情から令和が始まりました。

さすがにずっとぽやっとしてるのも飽きるので、外出もします。
と言ってもいつものお決まりコース。

嵐渓荘のお風呂に入りに行きます。

昭和8年の建物を昭和30年に移築した3階建ての建物です。
東屋の下に卓球台があるシュールな演出もたまりません。
建物も素晴らしいし、景色もいいし、お湯もちょうど良し。
お風呂が2か所あって、それぞれに内湯と露天があるので、全部で4か所入ることができます。
男女が午前と午後で入れ替わる場所もあるので、要領よく入れば6か所入ることができます。

この施設がキャンプ場から16分。
なんとお手軽!
このキャンプ場がやめられない要因の大きな一つです。

4泊なんてちょーあっという間でもう2-3泊したいよねと家族と話しながら最後に記念撮影をしました。

二日ほど雨にもあたりましたし、強風でロープが切れそうになって応急処置したりとハプニングを含めてまでがキャンプのだいご味。

もう一つのだいご味が

帰りの車に荷物が入らない予感しかしない事。
もちろん入るはずですし、実際入りましたけど、

入らない予感しかしないんです。

片付けるコツは、ガールスカウトの娘たちから、
次使う時は今回よりもきれいに
という指示のもと、びっくりするくらいきれいに後片付けをします。
テントだったり、施設だったり、自分が次使うとき、他の方が次使うとき
次のことを考えて片付ける。
これが娘たちから教わるキャンプです。


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