先週末から壁の防湿層工事が始まっています。
透湿抵抗が高い針葉樹合板が防湿層を兼ねることもできますが、経年変化を考慮してポリエチレンフィルムで防湿層を作るという事を教えられてきました。
ポリエチレンフィルムで防湿層を作ると、
継ぎ目部分の重ね合わせが多くなるので、風や地震で建物が揺れても防湿層が途切れる確率が減ります。
と言っても、防湿層を貫通する場所もあるので、そこは気密テープ処理をするしかありません。
例えば梁の貫通部
気密シートと梁をしっかり隙間なくテープ処理します。
この時大切なのは焦らない事。
ゆっくりと貼るのがきれいになるコツ。
窓回りは凸凹が多いので複雑ですが、ゆっくり貼れば
この通り。
手で無理やり貼らずに、場所によってはカッターでテープを切りながら丁寧に貼ります。
雑に貼っちゃうとテープの重ね自体に凸凹ができて気密が取りにくくなります。
ただの自爆になっちゃうので、丁寧こそが命。
で、ゆっくり貼るといつ終わるんだってイライラしたり、焦っちゃいます。
だから、必要最低限の貫通部しか作らないのが設計の仕事。
もちろん、住み手側にとって我慢してもらうんじゃなくて、喜んでもらいながら最小限にすること。
矛盾を解決するのが設計の仕事。
透湿抵抗が高い針葉樹合板が防湿層を兼ねることもできますが、経年変化を考慮してポリエチレンフィルムで防湿層を作るという事を教えられてきました。
ポリエチレンフィルムで防湿層を作ると、
継ぎ目部分の重ね合わせが多くなるので、風や地震で建物が揺れても防湿層が途切れる確率が減ります。
と言っても、防湿層を貫通する場所もあるので、そこは気密テープ処理をするしかありません。
例えば梁の貫通部
気密シートと梁をしっかり隙間なくテープ処理します。
この時大切なのは焦らない事。
ゆっくりと貼るのがきれいになるコツ。
窓回りは凸凹が多いので複雑ですが、ゆっくり貼れば
この通り。
手で無理やり貼らずに、場所によってはカッターでテープを切りながら丁寧に貼ります。
雑に貼っちゃうとテープの重ね自体に凸凹ができて気密が取りにくくなります。
ただの自爆になっちゃうので、丁寧こそが命。
で、ゆっくり貼るといつ終わるんだってイライラしたり、焦っちゃいます。
だから、必要最低限の貫通部しか作らないのが設計の仕事。
もちろん、住み手側にとって我慢してもらうんじゃなくて、喜んでもらいながら最小限にすること。
矛盾を解決するのが設計の仕事。