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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-03(modern)】目に見えない敵-現代版最小限住居-

2016-02-16 20:27:13 | ministock-03(modern)

かっけっす。

ただし、見た目というかシンプルさを優先したばかりにURLもメールアドレスも電話番号も何も宣伝していないので、単にどこの誰だ感が強まっているネイティブディメンションズ。

申し訳ございません。
お手数ですが、ググっていただきますと幸いです。
(ここで言ってもしょーがないけど)


さて、気持ちいいくらいに何もない壁面に張られた防湿フィルム。
絶対に必要な窓と別にいらないんじゃないっていう窓をお客様と見極めた結果、つるんつるんの壁になりました。
まぁ、施工性がこれでいくらか上がってるはずですし、C値も良くなることでしょう。

話は変わりますが、明日明後日と省エネ講習でちらっとしゃべってきます。
業者さん向けの講習会で国の出先機関が作成したテキストの解説という役割です。施工編と設計編の両方。

そして、そこには外張断熱においてプラスチック系の断熱材を用いた場合、防湿フィルム施工は不要ですとはっきり書かれています。
つまり、↑の画像は無駄作業って事?

とは、私自身が思っていないので、無駄じゃないんです。

水蒸気は見えない水。
ほぼ勝ち目なしですよ。
100%にならないから100%に近づくための作業をできる範囲で行います。

だって、私、気密測定を数百回実施してますが、0.00c㎡/㎡は見た事ありません。
その現実に対して、数十年快適に過ごしていただくための作業だと思っています。

と言う事で補修をいくつかお願いしてきました。
「ま、いっか」って思わせちゃう部分こそが、最大の敵です。


そして室内は断熱材の山。このまま2階まで積み上げられています。
置ききれず床下も断熱材の山になってます。
そういえば、2階の天井裏にも断熱材が積まれていたな。

うぅ、動けない。



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