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志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

学生が「有言実行」が座右の銘だと語った。「先生の座右の銘は何ですか」と聞かれて咄嗟に答えられなかった。

2021-05-07 21:43:05 | 日々の記録・備忘録
有言実行の前に彼はWalk the walk and talk the talkと言ったのだった。有言した事を実行しているだろうか。思わず、難しいわね、と話した。でも今年はこんな事をするつもりだと、話していた。実行が問われているのだ~。思ったこと、やりたい事柄、やり遂げると話した事を実際やり遂げているだろうか。

何かを言い訳にして、やらない理由にしていないだろうか。去年からのコロナ禍の中でも、確実に何かをやり遂げて形にしている方々がいる。実際に実りの果実を読むと、やはり「ウチアタイ」しているのは事実。しかし、なぜか『チルダイ』しているのも事実。

「できる、できる」と思っている内に、「やる、やる」詐欺のように、言っている内に時はさっと流れていく。Take actionがないと何事も前に進まないのは事実。

座右の銘だが、今思いだすのはArt is long, Life is shortやFair is foul, and foul is fair(きれいはきたない、きたないはきれい)だ。これらは座右の銘と言えるだろうか。単純に「芸術は長く人生は短い」ではない。そのニュアンスなら「少年老いやすく学成りがたし」と類似する。素直に考えたのは芸術は永遠で人生は線香花火のようなものだという感覚だ。それゆえに永久の芸術をという思いが込められていると思っている。永久に結晶になるARTということになるが、時が待ってくれるわけでもない。

樋口一葉(1872-1896)はまだ若い24歳までに優れた日本文学を代表する作品を形にした。一葉さんの写真が刷り込まれた現5千札はなぜか好きだ。財布の中にあっても手放すのが惜しい気がする。樋口一葉の5千円札を小さな額縁の中に入れ、彼女の寡黙に見えて芯の強そうな面差しを毎日見つめて、自らの「XXしなければ」を実りにするための座右の銘ならず「座右の希望」にしようか。

「有言実行」この学生の座右の銘に鞭打たれた日だった。

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