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志情(しなさき)の海へ

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これは座右の銘?願掛け?A Chinaman's Chance of Success! Don't give up!と20年ほど前から貼り付けた紙がPCの奥の壁にあった!

2021-05-08 15:44:01 | 日々の記録・備忘録
今朝、PCの後ろのカレンダーを取ると壁にA Chinaman's chance of success!と書いた紙が貼られていた!しかし、それは今では意味をなさなくなっていることばだ。何しろ中国(人)は世界の覇権に手を伸ばす21世紀の勢いゆえだ。

ネット辞書の定義は以下の通りである。
Also, the ghost of a chance. An extremely slim chance, a hopeless undertaking. Both versions are most often put negatively, as in He hasn't a Chinaman's chance of finishing the work in time, or They haven't a ghost of a chance to get as far as the playoffs. The first term, now considered offensive, dates from the late 1800s when many Chinese immigrants came to work in California and were resented because they worked for lower wages. Its precise allusion is unclear. The variant, which relies on the meaning of ghost as an insubstantial shadow, dates from the mid-1800s. Also, see the synonyms fat chance; not an earthly chance.https://www.dictionary.com/browse/chinaman-s-chance
また、幽霊のような機会。非常にわずかなチャンス、絶望的な事業。どちらのバージョンも、中国人が時間内に仕事を終えるチャンスがなかったり、プレーオフまで到達するチャンスがなかったりするため、ほとんどの場合否定的にされています。この言葉は現在侮辱的と見なされているのは、多くの中国人移民がカリフォルニアで働きに来て、低賃金で働いていたために憤慨した1800年代後半にさかのぼるゆえです。その正確な言及は不明です。実体のない影としての幽霊の意味に依存する表出は、1800年代半ばにさかのぼります。同義語のファットチャンスもあります。地上のチャンスではありません。

fat chance⇒可能性がほとんどないこと、ないに等しい見込み、見込み薄、心細い見込み

つまり19世紀のアメリカ、カリフォルニアで中国人移民にとって成功の可能性はほとんどなかったという風評である。アジア人、中国人に対する人種差別的な物言いである。しかし今やこの言葉も歴史上の定義になったのだろうか。ほとんど成功の機会がなかった中国人は今や世界の覇権を握る勢いである。アングロ・サクソンが主流のこの地球社会(?)の中で、際立っている現況である。アジア人を差別化したいグローバルな枠組みもあり、今後の世界はこうした人種の枠組みを超えていくのだろうが、まだまだ宗教、人種の壁は無意識に大きな層をなしているのだろう。

このフレーズを意識したのは、「非常にわずかなチャンスでも諦めないでおこう」の意味で貼り付けたのだと思う。それゆえにそばにdon't give upと付け加えている。確か何かの研究助成に応募した時の願掛けのような気持で貼り付けたのだ。願いは実はかなったのである。その後、研究の端緒は開かれたが、その実りを形にすることが問われている。

18世紀から19世紀にかけて差別された中国人や日本人の歴史は風刺的に結構描かれている。その研究発表をした台湾の研究者の発表はとても興味深かった。ミュンヘン大学での発表だった~。

★アメリカの黄禍論はなぜ生まれたか - 中国人移民排斥から排日移民法までhttps://reki.hatenablog.com/entry/180911_American-Yellow-Peril

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