志情(しなさき)の海へ

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沖縄からノーベル文学賞を!村上春樹ではなく目取真 俊がいいね!

2017-10-15 08:04:09 | 表象文化/表象文化研究会

     (昨夕、久しぶりに論文をチェックしてくれた友人と待ち合わせたモスバーガーの壁で、敏捷に動き回っていたヤモリである。環境色に染まって壁の色と類似しているのに驚いた。しばらくただ見つめていた。サバイバルだね)

イシグロ・カズオさんの話題がネットでも沸騰している。Youtubeの動画https://youtu.be/VMDQGDmbqF8をこのブログでも紹介したが、日本の近代史、戦後史を見据えた時、特に戦後の世界を見据えたとき、日本を突出して表現しているのは沖縄の小説である!と個人的には思うのだがー。

この間の目取真作品がすべて英語やフランス語やドイツ語、スペイン語、中国語に翻訳されて世界中で読まれることを念じるばかりである。また辺野古や高江の「世界の最強権力アメリカそして従属する日本と対峙する前線」で常に活動している目取真さんの生き様は、世界のあらゆる難民化され、隷属され、収奪されている人々の先端に立っているとも比喩できる。隠喩・暗喩で言いかえれば、世界の虐げられた人々と立ち並ぶ拠点が辺野古であり、高江であると言い換えることができる。パレスチナもそこにある。佐藤 優さんはパレスチナに言及しないがー。

目取真さんのブログ「海鳴りの嶋から」http://blog.goo.ne.jp/awamori777は優れた「現代沖縄のドキュメント文学」(ドキュメンタリー)だとわたしは見ている。辺野古になかなか行けないが、島魂のような目取真 俊さんは、単に沖縄を背負っているのではなく、世界で真の民主主義を訴え続けている多くの民衆の代表だと言える。ウチナーウィキガの魂の勇気を氏に見ている。所謂(いわゆる)、穏健な場にいる知識人が越境できない世界の人物だね。チョムスキーはまた別格だがー。


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