
2000年(ボーダーインク)の発行である。以前面白そうだ、と思いつつ紐解いていなかった。しかし、あるご縁があって氏とお話しする機会があるついでに一冊読んだ。書の中で恩師の米須興文先生の戦後の「フール」に対する思いの引用文も掲載されていて、平川先生の細かい配慮に驚いた。これは沖縄の一つの近現代史である。中国文化をもろに受けとめてきた琉球王府の紛れもない姿がそこにある。近代から現代にいたるフールの歴史にもなっている。歴史の切り取り方として、またとても興味深かった。謝!
2000年(ボーダーインク)の発行である。以前面白そうだ、と思いつつ紐解いていなかった。しかし、あるご縁があって氏とお話しする機会があるついでに一冊読んだ。書の中で恩師の米須興文先生の戦後の「フール」に対する思いの引用文も掲載されていて、平川先生の細かい配慮に驚いた。これは沖縄の一つの近現代史である。中国文化をもろに受けとめてきた琉球王府の紛れもない姿がそこにある。近代から現代にいたるフールの歴史にもなっている。歴史の切り取り方として、またとても興味深かった。謝!