goo blog サービス終了のお知らせ 

志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

多様性が開く島の可能性ー地域性豊かな諸方言、と狩俣繁久先生が強調するシンポジウム!

2012-12-22 11:03:40 | 沖縄文化研究

2012年12月22日のシンポジウムです。かりまたしげひさ先生は琉球諸語(方言)を強調されるのですね。100%の諸地域後を一緒に推進する方法論を開示されるのかもしれません。表記語は漢字とひらがなであった琉球王国である。語り言葉は地域によって差異があった。その差異を大事にしようということである。ただ中心語であった首里・那覇語の継承さえ危うい現実がある。それに目覚めた翁長那覇市長は即座に語りことば《ウチナーグチ》を取り入れた。エスニシティとアイデンティティに拘りたいものとしては、どこの地域語も同等の価値があるを、どう実践していくのか興味は尽きない。人間、人類という大枠の中で固有の文化を育み、それを個性とするはそれでいいと考える。多様な文化が共存できるシステムが可能か、ひたすらモノカルチャー化する世界の中でしかし、文化の差別化・固有性が資本の売りにもなっている。違いが、多様性が豊かさだと感じられる一方で収奪される側と収奪する側があり、その融合があり、ハイブリッド性は否が応にも膨らんでいく流れにも見える。人間は融合していく。多元性は高まる。固有性は資本の動向とどうからむのだろうか?

地域文化の可能性とグローバル化の2つの方向性ですね。しまくとぅばはもははこのエッセイの中に出ないね。方言満載である。言語でもない。それぞれの地域の活性化と地域それぞれの言語の可能性ということで、それはいいと思う。それぞれの地域で地域のなまりのあるウチナーグチを使用し、スタンダードなウチナーグチも理解し、日本語を上位言語(伝達言語・表記言語)にするのかな?英語はグローバル言語の中心とするのかな?それとも漢字を取り入れているので中国語重視だろうか?

多言語社会の現象は圧倒的に英語重視だね。資本の動きがそうである。化学技術・知識・文化の圧倒的表出は英語だね。英語帝国主義がまずあり、それにスペイン語や中国語や人口割で言語使用数値のヒエラルキーがある。グローバル共通語としての英語を中国のインテリ層もロシアのインテリ層も習得し対話する。その一方で多言語の可能性を必死に維持守ろうとする世界の凌ぎ合いがありそうだ。その流れの中に冲縄の言語環境もあるのだろう。ウチナーグチより英語教えろのスローガンが出てくる。ウチナーグチにこだわるのはアイデンティティと政治的絡みもありそうだ。魂の自律性でもあるね。エエスニックなプライドでもある。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。