年度末も近づいた2月になりました。
最近、学童の研修会が二つもありました。
① 2月7日(金)「CAPプログラム」
② 2月12日(水)「発達障害児と学童保育」
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① CAPとは、子ども・暴力・防止の略。子どもが暴力から自分を守るための教育プログラムを学びました。
そもそも、暴力とは何? 殴る蹴るだけが暴力ではありません。
この会は、CAPのNPO法人に任せてしまったために、「学童におけるCAP」という視点がありません。レジュメを全部読んでも見当たらないから、発言しました。
「暴力を受ける子どもと同数かそれ以上の、暴力をしてしまう子どもを、学童保育では一緒に預かっています。それら加害者の救済や支援はどうしたら良いか、教えていただけないでしょうか?」
100人ほどの集まりでしたが、周囲からも私の考えに共感する声が聞こえました。
そんな質問が出るとは予想しなかったようで、納得のいく答えは見えませんでした。
講師の説明を聞くまでもなく、私の胸の内には、もう答えがあります。大丈夫です。
② 発達障害は私たちは素敵な体験が二つあるので紹介し、子ども達が一緒に暮らすうちに、伸びて行く素晴らしさを話しました。
支援が必要な子どもに、適切で丁寧な対応ができないと、困難が増大し、二次的な障害が出てくる…。
そうならない様に、学童だけで悩まないで、保護者・学校と連携して…。
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学童保育での子どもとのかかわりは、赤ちゃんにミルクを飲ませ、おむつを替えるのと同じように、子どもの当然の権利を保障しているだけです。大きく成長した時に、「学童で世話したんだよ」なんて言いません。
子どもと笑った、歌った、共感した…。一緒に過ごした感動を私はいつももらっています。