ゴールデンウィークの後半の3日間をお煎餅屋で働きました。連日大勢のお客様がご来店。美味しいお煎餅をご紹介して喜んでいただきました。今ここで売れなくても、この味を知っていただくことが大事です。自分が美味しいと思っているお煎餅だけを話題にしていきます。お煎餅の種類があまりにも多いので、お客さまも、わたしに何か言ってもらいたい…。
「一番売れるのは?」
その質問には答えません。分らないからです。(私にはそういうデータは知らされていません)
①今日の私のおすすめはOOです。
②私が好きなのは■■です。
③何が良いか決めるのはお客様自身です。お味を見て下さい。
ちょうどいい塩梅の会話ができて、ご案内した商品の1つが籠に入れば、私は満足です。
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この3日間連続で買い物に来てしまった、新規のお客様がいました。
1日目、私がレジをしていた時に、会計をした。新しいお客さんだと思った。
2日目、朝早い時間に来店。「あら、昨日も来てくれた方!」
*あんなに混雑していたのに覚えてくれた。
*あなたのお店番は上手だ。
3日目の今日!
お昼ご飯を食べていたら、カメラに映っているのが、あの方?と分ったので、ご挨拶に出た。
*あなたの営業が上手いから、また来たよ。
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お店番は学童の子どものお守と同じで、公平にすることが大事。
一人の方に紹介したお味見は、居合わせた方々にも「お客さまもご一緒にいかがでしょう」とみんなにあげる。みんな、聞き耳を立てているのは承知の上だ。
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帰る時、「また来るよ」と言われる方が多い。
お客様は高齢化している。
そして退職後の初老のご夫婦。最近これがとても多くなっている。
対面販売の楽しさは、3歳の子どもも分っている。「お煎餅屋に行きたい」と言うそうだ。
3つの子と話すのは、まるで学童保育だ。
勤務した3日間とも、目標売上金額をクリアして大満足。どうもありがとうございました。