えむこの小部屋

音楽と写真と自然と・・・・

萱野茂氏二風谷アイヌ資料館

2010-05-30 23:35:32 | ぶらり
日本屈指の屋外展示復元アイヌ民族家屋です。
かわいらしい雰囲気でした。なんとなく、韓国のナミソムを思い出しました。


コロポックルの家
コロポックルとは、小人ですよ。
アイヌ語で、一般的には「蕗の葉の下の人」という意味です。


プ(足高倉)食料の倉庫です。
後ろに見えるのが、チセ(家)です。


入り口にあった金田一先生の歌碑です。

物も言わず 声も出さず 石はただ 全身をもって おのれを語る


金田一京介氏は「アイヌ文化は偉大であり誇るべきものである」と、語りました。

アイヌ学者の金田一氏は、アイヌの口承叙事詩ユーカラの伝承者であった伯母の金成マツの養女、知里幸恵さんと出会いました。幸か不幸か、幸恵さんは、金田一氏の熱意に応じて上京し、ユーカラ研究に身を捧げました。短い生涯でした。


鮭の皮で作った着物です


こちらは、鮭の皮で作った靴ですよ。他にも色々な手作り品が並べられています。



鹿の角が、いっぱい。
鹿の角で出来てる椅子ですよ!
実際座ってみましたが、座り心地もバッチリでした。


二風谷アイヌ資料館は、萱野茂前館長が、アイヌ民族の民族文化継承の場お確保を願い、
身銭を切って生活用具や民具を収集、保存しています。
2階には、世界の先住民族、少数民族の資料を展示しています。
見ごたえ十分です。




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