とりあえずずっと見てるドラマ「受験の神様」の感想でも書くわ。
俺はTOKIOが好きで山口達也が出るのと、若手の天才女優と言われてる成海璃子っていう2人の出演っていうのが、すごくアンバランスというか、面白いキャスティングだなと思って見ることにしたんだ。
で、今日6話目までの感想を言うと、達也の息子が受験することになって、中学生にして天才家庭教師と呼ばれてる成海璃子に家庭教師を頼んで受験勉強に立ち向かうっていう話。
で、結構突っ込みどころが満載な話。
まず、成海璃子は中学受験で17校連続トップ合格をしながら今は御三家の女子中の特待生という設定。とんでもない設定だなと思ったけど、まあドラマだし、いいかなと(笑)
第1話までは、ギャグとシリアスを織り交ぜたストーリーかな..とか受験だから結構昔山口智子が主演してた「スイート・ホーム」のような感じかな..と思ってたけど、達也とその息子、広2人の受験を通じての絆とか成長を主軸においたホームドラマだなっていう感じ。で、中身は結構シリアス一辺倒で、あんまり楽しくない。
まず達也のギャグはスパイスのような和らげる雰囲気で取り入れてるのかもしれないが、作品自体がシリアスなので、結構浮いてて逆に悪目立ちしている点。
どうかこうか話が進むに連れてギャグのシーンも減っていっている、これはいいと思う(笑)
次に受験の神様をうたっておきながらあまりその受験のことの描写が少ないこと。
2話で広に成海が椅子を座らせたり、勉強机をリビングに出したりする事は、実際に受験生なら分かるが、血液の流れがよくなって頭の回転を早めたり、自分の部屋では割と集中できないーこれは好きなものが一杯あって誘惑されたりするから、気持ちの切り替えの意味においても重要なことっていうのはよく分かる。
が、肝心の勉強はいきなり何十枚もプリントを出したり、丸一日寝もせずに勉強させたり、挙句の果てには環境の勉強の合宿と称して野山にいく割には、意味不明な下山登山をさせる点で、エンターテインメントとしか捉えられない。っていうか女子中学生1人に子供の安全を保障させるっていうのがありえないと思う。
どっかで泊り込んでろっていう話。
要は現実味がない。
破天荒で鬼のような成海璃子の授業に対してその過激さが強調されていながら、結局それをもって何を示したいのか、に関しての視聴者の干渉を上手く提供、演出できていない点が全体的に現れる。もっともこれは、成海の授業シーンだけでは、なのだが。まあ理科の全分野を暗記して来週させろとか、っていうのが常識でありえないね。
6話のダンスにしたって、暗記でやるのだけでなくそれを自分の好きなことに行かすことで、っていうのは受験場面で実際にされているが、要は、そんなにすぐ憶えられないだろっていうのと、それを学校の創作ダンスに結び付けて最優秀賞までもっていくという、ドラマにありがちなご都合主義に呆れてしまった。
登場人物たちの個性が目立つ一方で、家族にしても受験にしても状況にしても、やや消化不良気味であることと、いってしまえばあまり十分にその設定が活かされていないように、全体を見て思う。
で、成海さんの演技が上手くない。インタビューでは「監督と試行錯誤」と役作りに苦しんでいる感じを言っていたけど、ロボット女というか、声音が強すぎて逆に下手くそなようにしか見えない。でも、5話ぐらいから、少し抑えて情感みたいなのを出し始めてる気はする。だから慣れてきたのかもしれないがな。
んで全体を通じてメリハリがないというか、受験を通じて何かを投げかけているのは分かるし、そういう描写も存在してるけど、今ひとつ伝わってこない。例えば「女王の教室」は徹底的にシリアスかつ残酷で痛々しい描写の中に真のメッセージを含めようとしていたが、このドラマはそういう雰囲気で持って行きたいのか、それとも喰いタンやマイボスのようにエンターテインメントとしての色を出して生きたいのか今ひとつ伝わってこない。
演出にしても受験、友情、家族、生き甲斐、成長を描いているけど、広と達也の絆みたいなものが描かれてる半面、それ以外の受験の勉強だとか、学校だとか、描かなくていいのかもしれないけどな。まあ、俺が欲張りなのかな...。期待かけすぎなのかもしれないけど....。俺がただ、なんか見てて楽しくないっていう感じ。
5話でのめがね君のグレたシーンや、4話の合宿にしても仲間意識を育てるというそれでどうしたの?って感じで、なーんか中途半端。うん...中途半端なんだよ。キャストも、設定も、演技だって悪くない。っていうか広くんは上手いと思うし、頑張ってると思う。ただ、話が中途半端。演出が中途半端。
強いて言うなら音楽がまったく入ってないから緩急なさすぎ。
脚本自体がめちゃめちゃなのか知らんが、それをただ単に立体にしましたって感じ。近年稀に見るくだらなさだね。力量では力不足な人間が、無理矢理無相応な世界観を無理矢理形にしている感じ。ほんとにキャストやその演技の良さが分かるのに、それさえも浮いているように思えるのが残念でならない。
成海の出生は受験の神様で、1人暮らしで無機質だってこと。
そして、来週は場面を移して成海の学校での出来事だということ。お好み焼きと焼きそばと、せめて視聴率が下がらないでくれという事。
ようやく成海がその心を開きかけている描写も存在するから、それはそれで楽しみに繋がるのかもしれないが。
ああそれとこれは俺自身の感想なので、この記事に対する賛同、反論、意見、愚痴
一切受け取りませんし、またもとめていませんので悪しからず。
俺はTOKIOが好きで山口達也が出るのと、若手の天才女優と言われてる成海璃子っていう2人の出演っていうのが、すごくアンバランスというか、面白いキャスティングだなと思って見ることにしたんだ。
で、今日6話目までの感想を言うと、達也の息子が受験することになって、中学生にして天才家庭教師と呼ばれてる成海璃子に家庭教師を頼んで受験勉強に立ち向かうっていう話。
で、結構突っ込みどころが満載な話。
まず、成海璃子は中学受験で17校連続トップ合格をしながら今は御三家の女子中の特待生という設定。とんでもない設定だなと思ったけど、まあドラマだし、いいかなと(笑)
第1話までは、ギャグとシリアスを織り交ぜたストーリーかな..とか受験だから結構昔山口智子が主演してた「スイート・ホーム」のような感じかな..と思ってたけど、達也とその息子、広2人の受験を通じての絆とか成長を主軸においたホームドラマだなっていう感じ。で、中身は結構シリアス一辺倒で、あんまり楽しくない。
まず達也のギャグはスパイスのような和らげる雰囲気で取り入れてるのかもしれないが、作品自体がシリアスなので、結構浮いてて逆に悪目立ちしている点。
どうかこうか話が進むに連れてギャグのシーンも減っていっている、これはいいと思う(笑)
次に受験の神様をうたっておきながらあまりその受験のことの描写が少ないこと。
2話で広に成海が椅子を座らせたり、勉強机をリビングに出したりする事は、実際に受験生なら分かるが、血液の流れがよくなって頭の回転を早めたり、自分の部屋では割と集中できないーこれは好きなものが一杯あって誘惑されたりするから、気持ちの切り替えの意味においても重要なことっていうのはよく分かる。
が、肝心の勉強はいきなり何十枚もプリントを出したり、丸一日寝もせずに勉強させたり、挙句の果てには環境の勉強の合宿と称して野山にいく割には、意味不明な下山登山をさせる点で、エンターテインメントとしか捉えられない。っていうか女子中学生1人に子供の安全を保障させるっていうのがありえないと思う。
どっかで泊り込んでろっていう話。
要は現実味がない。
破天荒で鬼のような成海璃子の授業に対してその過激さが強調されていながら、結局それをもって何を示したいのか、に関しての視聴者の干渉を上手く提供、演出できていない点が全体的に現れる。もっともこれは、成海の授業シーンだけでは、なのだが。まあ理科の全分野を暗記して来週させろとか、っていうのが常識でありえないね。
6話のダンスにしたって、暗記でやるのだけでなくそれを自分の好きなことに行かすことで、っていうのは受験場面で実際にされているが、要は、そんなにすぐ憶えられないだろっていうのと、それを学校の創作ダンスに結び付けて最優秀賞までもっていくという、ドラマにありがちなご都合主義に呆れてしまった。
登場人物たちの個性が目立つ一方で、家族にしても受験にしても状況にしても、やや消化不良気味であることと、いってしまえばあまり十分にその設定が活かされていないように、全体を見て思う。
で、成海さんの演技が上手くない。インタビューでは「監督と試行錯誤」と役作りに苦しんでいる感じを言っていたけど、ロボット女というか、声音が強すぎて逆に下手くそなようにしか見えない。でも、5話ぐらいから、少し抑えて情感みたいなのを出し始めてる気はする。だから慣れてきたのかもしれないがな。
んで全体を通じてメリハリがないというか、受験を通じて何かを投げかけているのは分かるし、そういう描写も存在してるけど、今ひとつ伝わってこない。例えば「女王の教室」は徹底的にシリアスかつ残酷で痛々しい描写の中に真のメッセージを含めようとしていたが、このドラマはそういう雰囲気で持って行きたいのか、それとも喰いタンやマイボスのようにエンターテインメントとしての色を出して生きたいのか今ひとつ伝わってこない。
演出にしても受験、友情、家族、生き甲斐、成長を描いているけど、広と達也の絆みたいなものが描かれてる半面、それ以外の受験の勉強だとか、学校だとか、描かなくていいのかもしれないけどな。まあ、俺が欲張りなのかな...。期待かけすぎなのかもしれないけど....。俺がただ、なんか見てて楽しくないっていう感じ。
5話でのめがね君のグレたシーンや、4話の合宿にしても仲間意識を育てるというそれでどうしたの?って感じで、なーんか中途半端。うん...中途半端なんだよ。キャストも、設定も、演技だって悪くない。っていうか広くんは上手いと思うし、頑張ってると思う。ただ、話が中途半端。演出が中途半端。
強いて言うなら音楽がまったく入ってないから緩急なさすぎ。
脚本自体がめちゃめちゃなのか知らんが、それをただ単に立体にしましたって感じ。近年稀に見るくだらなさだね。力量では力不足な人間が、無理矢理無相応な世界観を無理矢理形にしている感じ。ほんとにキャストやその演技の良さが分かるのに、それさえも浮いているように思えるのが残念でならない。
成海の出生は受験の神様で、1人暮らしで無機質だってこと。
そして、来週は場面を移して成海の学校での出来事だということ。お好み焼きと焼きそばと、せめて視聴率が下がらないでくれという事。
ようやく成海がその心を開きかけている描写も存在するから、それはそれで楽しみに繋がるのかもしれないが。
ああそれとこれは俺自身の感想なので、この記事に対する賛同、反論、意見、愚痴
一切受け取りませんし、またもとめていませんので悪しからず。