とりあえず遅くなったんですが10月の3日連続ライブ最終日はこのイベント。
実は葉月がワンマンのときに言ってたんだけどイベントツアーとまでは知らなかった。
lynch.のサイトにしか載せてなかったのでlynch.主催で看板だけ同じかと思っていたらなんとdevour#2後ぐらいにMERRY参戦が解禁だと。
行かない理由がない。3日連続は去年の11月以来だがなかなかきつかった。でも週末だったのでまだ良かったかもしれない。
BEAT STATIONだったんですがまさか2カ月連続で来るとはね~。
Be-1はライブハウスに段差が設けられていてステージはさらにもう一段高い造りなんだけど、BEAT STATIONはステージが高いし天井も高い。
会場全体が広い。大きな箱である。
どっちも好きな会場なんだけどMERRYもlynch,もずっとDRUM系のLIVEHOUSEだったからこの機会に会場を変えてみたくなったのかもしれない。
ハイネケン飲めるのは良いね(笑)
前日Jのライブに行った人(ダイバーさんとか)たちも結構来てた。
今回のオープニングアクトは彼女 in the display
こういうO.Aもイベントっぽくて良いですよね。
玲央さんがインタビューでは、前々から知っていたのでこの機会に声をかけてみたかったバンドに今回O.Aをやってもらっていると。
福岡出身のバンドで今回のイベントツアーには九州地方のみ参加とのこと。
ということはかなりレアでもあるわけで。
確か激ロックで一度インタビュー記事を見たことがあるので名前は知っていました。
さすがに忘れにくい名前やろし...。
で『GOLD EXPERIENCE』もTSUTAYAで借りて聞きました。ただ、あまり好みのサウンドではないかなと感じました。
良い悪いではなくて、良いと思うんですけど、好みの問題だと。
ライブの方は彼女in the displayのドラムの人が食い込み下着で尻出しして客席のつかみを取るなど遊び心ある感じで始まりました。
曲自体を知らないうえ、乗り方もわかりませんでしたがボーカルの人がずっと笑顔で煽ってくれていて。
客席も拳を上げたり拍手したりと徐々に盛り上がっていっていたような気がします。
2曲目にはなんと結生がギターとして乱入!
いきなりの登場に会場からはどよめきと歓声が。
トータル6曲くらいか?「GOLD EXPERIENCE」はやってくれました。
Vo.が「なかなかこういうイベント毎に呼ばれる機会はないので今日この機会をくれた玲央さんに感謝しています」みたいなMC。
最後は「ありがとうございました!また会う機会があったら遊びましょう」と言って若さ爛々で帰っていかれました。
明徳氏が2階で見ておられました。
2番手はlynch.
正直盛り上がるって点では一番だったと思う。
お馴染みのSEでメンバー出てくるやファンが前へ前へ詰めかけてぎゅうぎゅう状態に。
自分も前に行ってみたんですけどおかげで超至近距離で葉月が見れました。
衣装は皆ワンマンのときと同じで葉月はメイクしてましたがオールバックではなくてフロント分けぐらいで上は黒ジャケ、黒ボトムスに、赤インナー。
まあ数曲でオールバック状態になってました。
セットリストは覚えてますよ。
SE
01.I'm sick,b coz luv u
02.EXDOUS
03.ASHES
04.VANISH
05.HIDDEN
06.INVINCIBLE
07.やさしさ・キッド
08.THE FATAL HOUR HAS GONE
09.MIRRORS
10.TIAMAT
11.pulse_
12.NIGHT
見ての通り内容的には先月のワンマンライブを凝縮したようなセットリストでした。選曲も最新アルバムだし曲順もほぼ同じ。
今のlynch.を表現する上では過去の曲ではなく『EXDOUS EP.』がやっぱり欠かせない。
「EXDOUS」はなんかイントロから行くぜってエンジンかけてるような感じがして好きだ。
前回はEPリリース前だったし知らない曲も多かったけど今回はリリース後なので客席もわかってるから余計に盛り上がってる。
徹頭徹尾激しい曲しかやって、やり倒してきた感じ。
MERRYのカバーの「やさしさ・キッド」はlynch.色の見事なハードコアなナンバーになってました。
シャウトで「やさしさ~」なんて歌う人はこの人位でなかろうか...。
葉月も途中「(ツアーが)3本目にしてこれかよ!」と笑顔。
「pulse_」の前では「いただきます」で最後は「ごちそうさん」もしっかり聞きました。
まさに嵐のように去って行かれました。
ラストはMERRY
昨年夏以来だよ...。
「-choral-」のSEでまた空気が一変。
緊張と期待と不安の中で曲調が激しくなったところで「全身全霊」のタオルを巻いたネロが登場!
最後にガラがこれまでと同じようなやや早歩きぐらいな感じで登場、歓声はすごかった!みなノーメイクでした。
衣装は皆アー写っぽくてガラは「devour」のときと同じではなかろうか。白ジャケ 黒シャツ 白っぽいデニム。
最終的には何時ものごとく上半身裸だったけど。
SE:-choral-
01.梟
02.不均衡キネマ
03.EVILLY
04.日ノ出町、街角ツンデレラ~2番ホーム篇~
05.[human farm]
06.絶望
07.under-world
08.罪
09.新曲(かもしくは窓-replay-)
EN
01.Carnival
02.バイオレットハレンチ
「絶望」と「[human farm]」は逆かもしれん。
MERRYのライブはlynch.のように激しく突っ走っていく激ハードでストレートなライブというよりは、1曲1曲が世界観をどっしりと染め上げながら
展開していくという個人的な印象はあります。その世界観がよくわからないものだから面白いんですよね。
レトロック..エログロ...学習机...今回は水撒き...
1曲目の「梟」は曲調も激しいし1曲目に合ってるなと。あと最後の台詞もまた好きなんですよ。
ガラは1曲目でジャケット脱いでました。
「不均衡~」では曲に合わせてステッキとこ〇んに合わせたりとやりたい放題でした。
lynch.カバーの「EVILLY」はMERRYがやるとこんな感じだよなって思うアレンジになってました。
去年もやってたのでグルーブ感がしっかり出てるなと思いました。ちょっとパンクっぽいんですよね。原曲より。
アレンジで行ったら前後しますが「under-world」も変わってました。
ガラは「[human farm]」前で黒シャツ脱ぎました。
黒うさぎを被って登場。
途中は「もっと来いよ」と煽ってステージと客席の最前が空いてることから「お前らが来れないなら俺が行く」と
なんと学習机もって降りてこられました!
なんじゃそりゃー!な感じで会場中の熱が興奮状態に。
「絶望」では何故か桶を持って柄杓で水を客席に何度もかけまくってました。
ちょ浅田さん!使い方間違えてますから!!
アンコールでは「Carnival」でタオル振り回して会場中が盛り上がる。
そして最後の最後にオーラス久しぶりの「バイオレットハレンチ」
さらに何の前触れもなく葉月の乱入で会場がさらにヒートアップ。
シャウトで「cosmic!」なんと歌うのはこの人位ではなかろうか...。
おそらく一生見られないボーカリストの掛け合いですよ。
そんな感じで終わったと思ったらネロがいきなり客席に乱入。
よっぽど皆に会いたくて興奮してたのか徐に手を振り回して僕のめがねは床に叩き付けられました。
でドラムはと思ってらなんと晁直さんいつの間にいたんですか!やってるじゃないですか!みたいな歓声。
最後まで予想できない展開で大盛り上がりで終わりました。
とにかく楽しかったです。
最後はアンコールというよりセッションみたいな感じもあって前回以上にイベント的性格が強くて自由な感じが伝わってきました。
たぶん会場ごとで出演者でノリ的な感じでやっている部分もあるんだと思う。
もしかしたらこの日セッションとかしなかった人が別の町ではしているかもしれない。
何が起こるかわからないのがこのツアーの醍醐味かと。
個人的にも先月から続いていた週末ライブラッシュがここで一区切りになります。
lynch.はもう来年のツアーのときぐらいしか会えないだろうけど漆黒悪夢ツアーの成功祈願してます。
MERRYもカオスツアー成功祈願してます!
僕は最後はメガネに夢中で心境ただならぬ境地だったのですが。
会場の女の人が持ってきて頂いて無事に回収できました。ありがとうございます!!
いろんな意味で温かみに触れた夜でした。
満を持してのJのLIVE初参戦となりました。
INORANも観たからにはこの機会にJも行くしかないだろうと。
「BLOOD MUZIK」の頃から聞いているので12年ぐらいと長かったけどそれだけ長く続けているアーティストもすごい。
10/4と5の2days公演だったけど4日は小南奏葉のLIVEだったので行けず。ってか似たような人いたんじゃない?
入場してみるとやっぱり男性の割合がINORANのときよりも多くてめっちゃむさそうな雰囲気が流れてました。
飢えた感じが充満してたように思います。
僕はというと無事に入場できたんですが開演まで1時間ぐらい待っててだんだんトイレに行きたくなって5分前にダッシュで🚻に...
これが今のジンクスに...。
予定時刻から5分ほど過ぎて暗転。Jはなんと上半身裸に黒ベストというなんともロックなのかセクシーなのかよくわからない衣装だった!
ギターの藤田さんもごっちんさんもスコットも皆初めてみたけどロックな雰囲気バリバリで個性バリバリでかっこよかった。
SE
01 What's that mean?
02 rodeo life
03 PYOROMANIA
04 storm rider
05 Vida Rosa
06 Looser
07 If you can see me
08 Love to kill
09 MARIA
10 go crazy
-Drums Soro-
11 LIE-LIE-LIE
12 Go Charge
13 NOWHERE
14 Feel Your Blaze
ENCOLE
EN1 break
EN2 BURN OUT
EN3 NEVER END
もはや言葉での理屈はいらない体で体感するのがJのライブ。
とにかく盛り上がろう!暴れちまえ!狂っちまえ!熱くなれ!ぶっ壊せ!突き抜けろ!どこまでも!ハイになれ!って感じ。
実際そんな歌詞がある。
頭で考えるのではなくいかにして本能剥き出しになってその熱と一体になれるか?が大事で。
ここまでテンション上げまくってくれるミュージシャンは凄味だと思う。
みんなもそれが分かってるからテンション感が高まってるのが分かる。
「rodeo life」でもうモッシュにダイブが発生。
音源以上にグルーブ感が一体である「PYOROMANIA」ではあの伝説のライター着火場面を堪能できた。放火魔だしね。
「福岡昨日も熱かったけど今日ももっともっと熱くなっちゃってください!」みたいなMCで「storm rider」
その終盤くらいで藤田さんがギタートラブルか何かでサインするもスコット気づかず。
Jもサインに気づきつつもカウント入ってしまったんでとりあえず「Vida Rosa」を演奏。
演奏しながら時折ギターの方を見ているJさん。
途中でギター交換してその後はなんなく終わりました。
「いやー熱いね!福岡ー!もう知ってると思うけど、10/23に『FREEDOM #9』ってアルバムがリリースすることが決まりました!!本当にぶっ飛んでるアルバムなんで」みたいな内容で、「その中から今日は披露したいと思います。 ...聞いてください「Looser」!!」
この「Looser」は音源聞いていないからわからないけど最近のJの曲の中ではかなり好きになるかもしれない。
そのあともう1曲披露した後は「もう少しニューアルバムからの曲を披露したいと思います!!聞いてください「Love to kill」!!」
そこから「MARIA」のダウナーな雰囲気に落とし込む。
結局このブロックで立て続けに4曲も披露してくださいました。
まさに「THE NITE BEFORE FREEDOM #9」
「みんな新曲ばかりじゃ...あれだから古い曲もやろうと思います!go crazy!!」
ここで自分のテンションが盛り上がってしまった。またダイバー発生。
スコット意外のメンバーが引いてのドラムソロでは「スコット!」コーラス炸裂。
ドラムソロ終わって「スコットに拍手ー!!」ってJさん言って締めてくれたのにスコットコーラス続いててスコットが少しファンサービス。
「LIE-LIE-LIE」ではコール&レスポンスが何度も何度も繰り返されて会場の熱気がさらに充満。
そこから「Go Charge」ではもうたまらんとばかりにモッシュとダイブが何度も何度も起こってすさまじいことに!!
そして「NOWHERE」が。
流れ的にしっくりきて感動した!
最後は「Feel Your Blaze」で一体感に包まれたような雰囲気になって本編が終了!!
アンコールではなくJコールで呼ばれたJさん。MCではアルバムタイトルの意味とツアータイトルに掲げた思いを語ってくれました。
自由ってことは良いことも悪いこともあって、そのライブハウスの扉を開けた瞬間みなそれぞれの自由がある。でもどうなったとしても自分を信じてほしい...そんな内容だったような。あとラーメンの話してました。藤田さんがJさんに騙されたあのくだりは面白かった。食べ物の恨みは恐ろしいのよ。
そんなこんなで「break」「BURN OUT」を披露して最後に新曲の「NEVER END」
ぶっ壊していけ...燃え尽きろ...ずっと終わんない...
アンコールが全部終わってもメンバーコールが終わらなくて。それをずっと見ながら何度も何度も笑顔でうなずいてましたJさん。
「福岡2日間、本当に最高でしたーっ!!」みたいなMCで、最後は「俺に出来ることはこんなことぐらいしかないんだけど、それでもみなの背を押すきっかけにでもなるのなら、俺がここに立っている意味があると思うから」みたいなMC。どこまでも熱いんだな...この人は。
「何があっても!何があっても!くたばんなよー!!」にシビれた。
40過ぎてもあの少年のような人が発してくれたあのアツい熱に触れたことは忘れません。
ありがとう。
10月最初のライブは小南奏葉嬢。
この人は確かMASSIVEで知ったような気が。
ちょこちょこ音楽系の雑誌では名前が出ていたので知っていたんですがライブ自体は今回が初めてです。
この人はプロフィールも年齢もよく知らないんですね。
で、アルバム「キメラ」が出ましたーツアーありますー福岡に来ますー行ってみるかと。
「嘘つきとサルバドール」とか「藁人形売りの少女」とか言葉遣いが独特だし、歌詞も赤裸々だし。
なんか壊れてる感じがして気になったんですね。
確かメジャーの1stと2ndミニだけ聞いて、アルバム「キメラ」は聞いてない。そんな状態でワンマンライブ「キメラ」に行きました。さーせん。
会場が今回はSONでBe-1ではJがライブやってました。
入場すると会場の一部分に「キメラ」のアートワークが映し出されていたり、生首のオブジェがあったりと演出もいろいろあって面白い。
入場時に渡されたDMには「バンドサウンド」と「アコースティックスタイル」の両方を楽しめる集大成的ライブみたいな説明もあって。
全体的に黒でゴシックでカラスの羽根(キメラの羽根らしい)で登場した小南嬢。
冒頭でバンドサウンドで1曲披露した後はアコースティックギターとキーボードのみでのアコースティックスタイルでの曲を数曲披露。
途中、ある曲で拍手が鳴ると「ありがとう」と笑顔に。
ギターを持ったりと置いたりシンバル鳴らしたりと自由なライブ。
全体的に少し寂しげな印象。
そしてしっとりと聞かせた後は暗転。
暗転ごとに効果音的なSEも入ってて独特の空気感が変わらず。
キメラの映像もセクションごとに変化していってたりと細かなところにも演出がいろいろ。
合間のMCでは会場の中には大きな絵があって曰く「一つのキメラを完成させたくて全会場に同行させてる。各地で来てくれた皆に好きに書き込んでほしい」みたいな由。あと「レナードあんまり取り上げてくれなかった」とか。
最終日に絵がどうなってるのか楽しみなどなど。
バンド形態に戻ってアッパーな曲を次々と披露。
言葉選びは独特だけど曲調はストレートだから単純にバンドとファンで共有しあう空間を全力で楽しもうとしてる雰囲気。
すごくシンプルでストレートなライブが展開されていく会場。
小南嬢もどんどんアグレッシブになってて。
小南嬢が凄くMCの中で本音の部分というか、自分の居場所みたいなものを確認しているようにも感じて。
無条件に受け入れてくれるファンにだんだんと心を開いて行ってるような感じもして。
バンドメンバーさんもプレイがアグレッシブに。
「先日ラジオに出た時に言ったんだ。ファイナルよりも一番最高のライブを福岡でしようって。みなさんついてこれますかー!」みたいなMC
「会場の大きさとか人の数とか関係ないよね!」とも。
「嘘吐きとサルヴァ~」くらいからはさらに盛り上がってハローハローの大合唱も!
本編ラストは「優しい嘘」
全体的に曲調も言葉遣いも極端なんだけどすごく誰かとつながりをすごく求めてるように感じました。
アンコールはファンからホームの合唱で出てきた本人さんは本当にびっくりした様子でどうしたの~?ありがとう~!みたいな驚きと笑顔。
ファンからのサプライズに逆に面くらってました。
バンド形態で2曲披露した後は、ソロになってピギー。そして「怪物の唄」
「怪物の唄」の前にいろいろ曲の話をしてくれて。「この曲を作ったときはどうなるんだろうで終わってた。でも今は違う。ここにも私の居場所、あるよね?」みたいなMCで。「アンコールのあのみんなのホームの歌を私は一生忘れません」といって怪物の唄。
最後は一礼して退場。
終演後は「嘘吐きと~」がBGMで流れてました。
最後の出るときにはでも音源の無料配布もあって、いろんなところに来てくれた人を楽しませようという気持ちが伝わってきました。
ライブのあの空間こそがまさにキメラ。
シルバーウィークの真っ只中のINORANのライブに初参戦してきました。
元々LUNA SEAが去年の年末にシングル出したあたりでメンバーのソロ活動にも興味を持ち始めたのがきっかけかな?
「Get Laid」を知らなければ、「Dive youth,Sonic dive」を聞かなければきっとこんな機会もなかったと思う。
そしてその頃にソロツアーがあることを知ってという..。
この前のFLiPもそうですがこういうことがタイムリーに続いてくるってのが最近はあります。不思議なもんです。
2週間くらい後にはJも来るので個人的にはわくわくしてます。
それぞれのライブの雰囲気の違いとかも味わえるし。
会場はいつものBe-1だったんですがとにかくソールドしてるだけあって人が多かったです。
年齢層も幅広いのが印象的でした。
300番台で入場したんですが中に入ると「つめてくださーい」みたいなスタッフの声。
普段チケットとドリンク代のことくらいしか言われたことのないあの会場でそんな声が聴けるとは。
実際、ソールドだったんで人は多かったんですよね。
結局2段目後方付近まで行って割と近くで見れました。
ステージはシンプルでINRNと書かれたバックドロップのみでしたが機材に電飾がまかれていてちょっとゴージャスな感じも。
開演予定から10分くらいして暗転。SEの向こうで気合を入れるメンバーの声。
SE
01 Something about you
02 One Big Blue
03 Hide and Seek
04 No Name
05 SuperTramp
06 Selfless
07 no options
08 HOME
09 Joshua
10 Until Monday Morning (Sonz of Freedom)
11 A Man of Loser (My Way My Love)
12 Black Velvet
13 smoke
14 Nasty
15 Rightaway
16 grace and glory
17 Get Laid
1曲目から新曲の「Something about you」でスタート。
Daylightって歌ってるんですけどまさにそんな感じ。
何処か冷めててどうしようもないってわかってて分かってるのにずっと「Something about you」と言っているように聞こえて。
しかもお題目はこの新曲のツアーなのに発売も配信もなくライブ会場限定販売というあたりが凄い。
間髪入れずに「One Big Blue」「Hide and Seek」で盛り上がる。
ギターの村田さんは今回初めて見させてもらったんですけどパフォーマンスが変態的で好きでした。
「福岡久しぶりー!会いたかったよー!久しぶりってことで昨日食事しながらメンバーもスタッフも超気合入ってるんで~」みたいなMC。
合間に「エアコン切ってください」とか言ってた気が。
途中「今日初めての人いる~?」みたいに言われてチラホラと手を挙げてたんですけど,周りは「おおーっ」とザワつく中
「おおー嬉しいな~初めまして~こんな奴でーす」みたいなMCをサラッとしてくれました。
この下りが2010年のAngeloの「UNDERGROUND INFECTION」の時のキリトのMCとまんま同じだったのでちょっとおかしかった。
「踊ってください」と言って「no options」に入ろうとしたらu:zoが配線ミスかなんかで頭から間違えてニヤニヤしながらそのまま続けようとしたけど,それに気づいたINORANさんがこりゃアカンみたいに苦笑いしてストップかけて中断。ブーブー客席から言われるu:zo。
今回のハイライトは「HOME」から「Joshua」のあたりのブロックかなと。音の洪水みたいでした。
ブレイク中に汗拭きながらもINORAN~!って言われると「なにー?」とか言って笑を誘ってました。
u:zoも同じようなことをやっていた気が。
あとライブが始まってから思ってたけどやっぱアーティスト然としてるというか佇まいがなんか若手のバンドとは違うというか。
堂々としてるなと。
真面目にやっても,わざとふざけてみたり,演奏トラブルになったりしても,違和感がないというか様になっているというか。
20年以上ミュージシャンやってる人の貫録みたいなものを感じました。
LUNA SEAの時は無口というか緊張感みたいなものも感じましたが自分のライブで自分のファンってこともあってかアットホーム感とリラックス感が伝わってきました。
サポートメンバーも皆それぞれ経験値を積んでいるミュージシャンの方々なんで個性もあるし演奏技術も高い。
それぞれのメンバーのファンも来てるんじゃなかろうか。
そんな方々のCDを事前に聞いていたINORANは「せっかくカッコいいアルバムなのでもっと皆にも知ってもらいたいので物販コーナーにもあるんですけどこのツアーでは各バンドの曲を1曲づつ披露しています」みたいなMC。
でギターの人のアルバム「ツアーの前に聞いたんですけどすごいカッコいい。『The Fact Is』」聴いた人ー?」って聞いて何人か手を挙げてる人見てて、村田さんが「ありがとうございます」みたいに返すと、「いや~脚本通りですね!」と。
慌てて村田さん「ちょっと待ってください!僕はそんな男ですか?」と爆笑の嵐。
でINORANも慌てて「すみませんでした!」と謝ってなぜか村田さんも一緒にたかと思えば即座に腕立てを。
そんなやり取りの後で2つのバンドの曲をどっちからするかについて。「どっちがいいと思うー?」と聞くと客席から「腕相撲!」と。苦笑のINORAN。
結局ジャンケンになってたんですけど。
このラフさが好きだ(笑)
Sonz of Freedomの方はパンク的なアゲアゲな曲で、My way My Loveの曲は逆にダウナーなへヴィーロックという感じ。
ちなみに個人的にはMy way~の方が好きでした。後でCD借りたんですけど、ライブあったら行きたいですね。
そんな余興的なセクションを挟んで「何話そうとしたか忘れた~」みたいなMCから新曲のカップリングの「Black Velvet」を披露。
そして「smoke」~「Nasty」~「Rightaway」~「grace and glory」と立て続けに激しいナンバーの連打でテンションが上がりまくる。
曲をよく分からなくてもグルーブ感と曲調のシンプル感がすぐに体をノラせてくれる。
止めとばかりのラストは「Get Laid」での大合唱。
レディースが「Get Laid」で「野郎!九州男児ー!」で「Oh Yeah!」な掛け合いでしっかりと締めて終了!!
アンコールもなく、最後は「ありがとうございました」と言って退場して出場。
日程的にも折り返し地点だったこともあってか流れが完璧なうえに最後も必要以上に名残惜しくせず潔く終わるあたり熟練したミュージシャンのライブを見させて頂いたように感じます。わざと腹八分で終わらせて、また会おうねって感じで。
最後カーペットに躓いてたけど。