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OSTRICH FEATHER BOA

お前の意見は求めん。

IT LOOKS UPON 2020-ARCHIVE-

2020-12-31 13:04:42 | Weblog

年末怒涛のライブレポをやっと掲載し終えました。
書かなきゃ書かなきゃと思っていたのですが、結局時間が作れなくて書けずじまいでやっと大晦日に書き終えました。来年からはもっとゆっくり時間を作れるようになりたいですね。

さて、そんなこんなで勝手に今年を振り返っていきたいと思います。

1月
1. 1/10 SUM41 JAPAN TOUR 2020 @Zepp Fukuoka

2月
2. 2/6 Boris “LφVE” & “EVφL” Japan Tour 2020 @INSA
3. 2/8 Co shu Nie 「Cö shu Nie Tour 2020 “PURE” –who are you?- 」@福岡DRUM Be-1
4. 2/9 Reol  Reol Japan Tour 2020「ハーメルンの大号令」@福岡DRUM LOGOS
5. 2/14 vivid undress presents メジャー突入!!〜出会えたんだ〜TOUR 番外編 @福岡Queblick
6. 2/15 The THIRTEEN tour2020 『ENIGMA -Dead Eyes See No Future-』 @福岡DRUM SON
7. 2/16 打首獄門同好会 獄至十五 ファイナルワンマンツアー @Zepp  Fukuoka
8. 2/23  八十八ヶ所巡礼 one man LIVE!! 日本万歳!! @福岡 天神 graf
9. 2/24  HOLLOWGRAM Tour2020 ”Into Black II” @福岡DRUM SON
10. 2/26 sukekiyo TOUR2020 DRIPPIN' @都久志会館

3月
11. 3/27 DIR EN GREY "The World You Live In @KT Zepp Yokohama

4月
12. 4/26 Large House Satisfaction @下北沢CLUB251




5月
13. 5/30 KING BROTHERS Presents Broadcast Archive Rock 'n' Roll Show 『FXXK THE COVID!』 @難波Male



6月
14. 6/24 キノコホテル 無観客ナマ配信実演会・第四夜 サロン・ド・キノコ〜創業13周年記念祭~@新宿LOFT


7月
15. 7/11 lical pre. 「mirror touch synesthesia」~Streaming Live ~  @北堀江club vijion


8月
16. 8/3 The Cheserasera 2020 夏の幻像 ワンマンライブ @下北沢GARDEN
17. 8/10 DIMMDIVISION. LIVE2020. 『new era』 @池袋手刀
18. 8/16 Reol Japan Tour 2020 ハーメルンの大号令 -接続編- @LINE CUBE SHIBUYA
19. 8/24 gibkiy gibkiy gibkiy 無観客配信ライブ 「純粋すぎる悪魔も存在する」 @大塚Deepa

9月
20. 9/14 the twinties @北堀江club vijion

10月
21. 10/6 仮面ライダーゼロワン ファイナルステージ&キャストトークショー @福岡サンパレスホテル&ホール

11月
22. 11/14 シンガロンパレード ワンマンツアー「ZENKOQUEST Victory Origin〜ひくうてい キューブリック〜」 @福岡Queblick
23. 11/23 鮫肌尻子とダイナマイトワンマンショー @福岡Cavern Beat

12月
24. 12/5 Skoop On Somebody 「Christmas Live Tour 2020」@福岡イムズホール
25. 12/6 BiS 『KiLL YOur WiNTerxxx -THANK YOU I LOVE SUMMER-』@福岡サンパレスホテル&ホール
26. 12/28 OUTRAGE Run Riot Tour 2020 @福岡DRUM Be-1

今年は新型コロナの関係で2月以降全くライブに行くことが出来ず、結局イベントに参加再開できたのは10月の仮面ライダーゼロワン、ライブそのものは11月のシンガロンパレードと、過去最高にライブに行けない月日が多かった1年になりました。本当は3~4月くらいまで各月10本近く行く予定だったんですが、振替公演ができたものより、出来なかったものの方が多くて、本当にライブに行く事が当たり前じゃないんだなと実感させられた1年でした。
配信も最初は悪くないかな...と思っていたんですが、やっぱ生のライブには勝てないと思ったし、うーん、正直配信そのものが合わないな...っていうのもあってね。DIRとかReolみたいに、一つのショーとして徹底的に作り込まれていたのならまだ見応えがあるんですけどね...。
あと、ライブではありませんが、今年は最後、DIR EN GREYの特番があります。そこで緊急発表なる告知があるとのことなのですが、一体何なのやら...最後までドキドキが抜け出せない、そんな1年ですね。

頻度は少なくなると思いますが、また良かったら来て下さい。良いお年を...。


OUTRAGE LIVE POWER 20th Anniversary Presents『Run Riot』TOUR 2020 @福岡DRUM Be-1

2020-12-31 12:17:34 | LIVE

全てが一変した2020年 そんな今年の最後のLIVEはOUTRAGEでした。
OUTRAGEを始めて観たのは前作『Raging Out』Tourの福岡公演で、その轟音を体感してすっかり体中に電流が走るような衝撃を受けてしまって以降、また観たいとずっと思っていました。50代を過ぎようかという年齢にも関わらず、未だに現役で激しい音楽を鳴らし続ける存在にリスペクトを込めて。
今回は今年発表されたNEW ALBUM『Run Riot』のリリースに伴うツアーの一環。このツアー、当初は4月に行われる予定だったのですが、新型くそったれコロナの影響で日程が延期され、結果として会場を当初のDRUM SONから、やや大きめなDRUM Be-1へと変更し、日程の関係もありTOUR FINALと紆余曲折を経たものでした。実は僕も4月の時点では参加できなかったのですが、日程の変更によって参加できるようになり、しかももう体感できないだろうツアーファイナルという形で、今年最後のライブを締めくくることが出来た訳で、凄い偶然が重なり合った奇跡のような一夜でした。

仕事を早々に切り上げたのですが、既に開場時間を過ぎていたため、もうこうなりゃ後列でも仕方ないと思い、ShinShinにて腹ごしらえへ。以前は行列が出来るほど並んでいたこのラーメン屋も、時間帯のせいか、カウンター席は余裕でした。壁に所狭しと並んだ芸能人のサイン色紙に見とれながらラーメンを食べていたのですが、、うーん?味が不味くなった?それとも口に合わなくなった?のか、昔感じた劇的興奮を味わう事が出来ずじまいでした。
そんなこんなで会場のBe-1へ。思えば毎年1~2か月に一回くらいの割合で通っていたこのハコも、今年は2月のCo shu nie以降になってしまってすっかりご無沙汰でした。この状況下でも残ってくれていた事に感謝ですね。
この日全席自由になっていたのですが、会場は間隔を取って椅子が並べられ、受付の順番にその椅子の場所を指定することができるという新しいシステムでした。なので、キャパシティに対して半分くらいの収容人数だったのですが、恐らく50~60人位の集客だったかと思います。僕は4列目にいたのですが、後列はそんな人がいなかったので。まあ、こういうご時世なので、距離を取って見やすくするっていうのは致し方ないんですけどね。

【ASTERISM】
この日のO.AはASTERISMという福岡、佐賀を中心に活動している3ピースバンド。
実は名前だけは知っていて、今回初めて生のライブを観戦したのですが、恐らく10~20代という若年にも関わらず、とんでもない技巧派集団で、インスゥルメンタルバンドにも関わらず、音楽とパフォーマンスで観客をうならせていました。色んな場をこなしてきたのが凄く良く分かるオーラを纏って。
全部で6曲位演奏されていって、楽曲名も全く分からないまま見たのですが、スラッシュメタルのような轟音で荒々しい部分がウェイトを占めつつ、一転してアンビエントで幻想的な世界観を表現したような楽曲もあって、ただ激しいだけじゃない、色んな表情を持っているバンドかな?という印象でした。
改めてチェックしていきたい、とてつもないポテンシャルを持っていると思いますよ。



ギターの紅一点のHAL-CAさんが何度が短いMCで間を繋いでいたんですが、荒々しい演奏の姿とは打って変わって喋る姿のギャップもまた魅力的だったなと。
ちなみにこの曲のPVのシューティング場所、Angeloの「A MONOLOGUE BY MEHYSTO」と多分一緒なんですよね。こういう事もあるんですね。

【OUTRAGE】

SE
1. Edge Of A Blade
2. Blood And Scars
3. JUST BELIEVE IN ME
4. RUSTY DOOR
5. THE DAY OF RAGE
6. LIVE UNTIL YOU DIE
7. Science Spirit Hits
8. HOW BAD ?
9. Machete III
10. MEGALOMANIA
11. YOU SUCK
12. RISE
13. Hammer Down and Go
14. UNDER CONTROL OF LAW
15. BLIND TO REALITY
16. Outrage

ENCOLE
17. MY FINAL DAY
18. MADNESS

W-ENCOLE
19. STEP ON IT
20. ....??

LIVEは『Run Riot』同様、荘厳な雰囲気から怒涛の展開で幕を開ける「Edge Of A Blade」でスタート。
インタビューの中で「自然体」という言葉が出ていたのですが、ステージ上の彼らはまさにその「自然体」な雰囲気そのままでした。上半身裸の丹下さん。黄色のTシャツにデニムという安井さん。黒シャツ黒デニムな阿部さん。そしてバンドTに黒パーカーという格好なNAOKIさん。髪型が長髪黒ロングから、茶髪のミディアムショートにイメチェンしていました。全員ド派手な衣装ではなく、むしろラフ過ぎる格好なのに、そこに違和感を感じさせない佇まい。そしていざ始まると、重くのしかかる轟音をバックに、殺傷性を極限まで高めたようなシャウトのオンパレード。そのギャップというか、違和感の無さが逆に凄いなと。身に沁みついているというか。

この日は何と1曲目でドラムのスネアが破損していきなり中断するというアクシデント発生。丹下さんとスタッフで対応してましたが、結局スネアが完全に壊れているという事で、急遽ASTERISMのスネアを借りる事に。ただ、補修中も他のメンバーは特に慌てふためく様子もなく、「結構喋るのも緊張するんよ」とかNAOKIさん言いつつも、取り敢えずMCで繋いどくか~みたいな落ち着き具合というか(笑)丹下さんも「俺の奴より使いやすい!」とか言って、そのまま「じゃあ、行こうか」みたいなノリで「Blood And Scars」をプレイする流れが、もう自然すぎて驚きましたね。

「Blood And Scars」の途中でパーカーを脱ぎ捨て完全に臨戦態勢に入ったNAOKIさんを筆頭に、演奏するに連れて荒々しくなっていくLIVEは、『Run Riot』の楽曲をメインに、様々な年代の楽曲で構成されていました。が、再度4人体制になったここ10年位のアルバムよりも、初期4人体制時代の楽曲の方が割合として多いセットリストでした。レギュラーチューニング~半音・1音下げチューニングを経てここ数年になってレギュラーに戻ったという話をインタビューでしていたので、そういう楽器の事情もあるとは思うんですが、昔から追いかけているファンとしては嬉しいポイントでもあるのかなと思います。

全体としてバラードも1曲もない、序盤から終盤まで攻めに攻める展開でしたが、緩急がなかったといえばそういう訳でもなく。中盤の「Science Spirit Hits」~「HOW BAD?」なんかは古臭いサイケデリックロックのような流れを汲んでいて、逆にポップに感じましたし、その後プレイされた「Machete III」も壮絶キャッチーな曲調で、ああ、こういう側面も持っているんだなって新たな発見もありました。

この日は当然ですがMASK必着、声出し禁止、モッシュやダイブ等は禁止でしたが、拳を挙げたりヘッドバンキングしたりするのはOKでした。そんな中で一緒に参戦した観客の方々の事も妙に印象に残っていて。LIVEが進行するにつれどんどん自分を解放していってるように見えたんですよね。殆ど動かなかった人達が、拳を挙げたり、頭を振りまくったり、周囲に人がいない場所で思うがままに暴れていたりと、1人1人がOUTRAGEを堪能出来ている事に心から歓喜しているのが凄く伝わってきたんですよね。それはステージ上のメンバーも感じていた筈で、「めっちゃ良くなってるやん」とMCでNAOKIさんが笑顔で喋ったり、阿部さんや安井さんや動き回ったり煽りまくったりと、一定の制限を設けつつも、それを乗り越えて新しい楽しみ方をお互いに見つけたような、そんな劇的瞬間だったと思うんですよね。あの時の空気は、本当に1つになっている、そう感じられました。

そして一度火が点いたら止まらないガソリンのように、LIVEそのものが激しい熱を纏いながら、「MEGALOMANIA」からラストの「Outrage」まで畳み掛けるようにして本編が終了。
メンバーが捌け、「ありがとう」という言葉が観客からこだまする中、「こちらこそ、ありがとうだよ」と優しく返すNAOKIさんの姿が印象的でした。
その後アンコールは2回出てくれたのですが、正直アンコールは1回だけと思っていたので、まさかダブルアンコールまでしてくれると思っておらず感謝感激でした。アンコールも暴れ倒すタイプの楽曲のオンパレードでしたが、最後の最期に演奏された名前が分からない曲。この曲がそれまでの曲とはちょっと違い、キャッチーなメロディが印象的な曲で、何かに包まれたような感覚がありました。そしてそれはとても心地よい感触でした。そんなハッピーというか、前向きな気持ちになって終わることができました。

振り返ってみると、終始激しい楽曲でしたが、個人的には初期の頃より最近の年代の楽曲の方がテンションが上がっていました。それだけ最近の年代の方がカッコいいからだと思うんですけど、年齢を重ねても最新の方が激しくてカッコいいって凄い事じゃなかろうかと。
それに、暴れライブって今年2月のTHE THIRTEEN以来で。最後の最期でこういうライブに参戦出来た事で、良かった。「また来年か再来年、博多に来ます」と笑顔で言ってくれた言葉を信じて、待っていたいと思います。ちなみに僕はこのLIVEで、完璧にOUTRAGEに嵌ってしまい、CDを買うつもりです。
なので、必ず行きたいと思います。2020年最後にして最高の夜を、ありがとうございました!!


 


BiS KiLL YOur WiNTerxxx -THANK YOU I LOVE SUMMER- @福岡サンパレスホテル&ホール

2020-12-31 12:09:49 | LIVE

S.O.Sの翌日は福岡サンパレスにてBiSのワンマンライブに行ってきました。
ホールツアーは結果として今年は彼女達が最後になりました。元々WACKを聞き出した頃に始めて行ったワンマンが去年の第二期BiSの福岡公演で、その後第二期としては解散して、その解散に迫ったドキュメンタリー映画が上映され、それらと並行して第三期が結成されるも、デビューアルバムをレコーディングしたにも関わらず、メジャーデビュー直前で1人脱退。さらに追加で加入するも、結局1週間ほどで脱退、、と。WACKの中でも激動な変遷を経ている、そういう宿命のあるグルーブなんじゃないかと勝手に思ってたりはするんですが。
そういう経過が気になって、ライブは行けなくても、リアルタイムで追ってはいたんですよね。インタビューとか読んでいると、JxSxKに対するBiSの想いって特別強いように思うし、メンバーも自分達がBiSなんだと言い聞かせるように、自覚を持って必死にやっていくっていうのは感じていました。

実は新型コロナが流行る前の今年の1月に福岡にワンマンツアーの一環で来てくれていたのですが、その時は資格の授業と重なって参加する事が出来ませんでした。で、今回「KiLL YOur WiNTerxxx」というサブタイトルが各公演で異なる地方公演が全国4か所で開催され、そのラストがこの福岡という流れで何とか参加できました。僕が参加したのは配信のない昼公演。先日のシンガロンパレードもそうですが、社会人としては週末の公演は夜より昼の方が気持ち的にありがたいんで(笑)、こういうスタイルは今後もやっていって欲しいなと思いますね。会場のサンパレスは感染症対策で席の間隔が1~2席開けられた状態で、この昼公演は集客は1Fのみで6割型位埋まっていたかな。


SE
1.STUPiD
2.FUCKiNG OUT
3.テレフォン
4.DESTORY
5.イミテーション・センセーション
6.SURRENDER
7.this is not a love song
8.thousand crikets
9.I WANT TO DIE!!
10.IT'S TOO LATE
11.LOVELY LOVELY
12.GETTiNG LOST
13.DiRTY and BEAUTY
14.BASKET BOX
15.FOR ME
16.teacher teacher teacher
17.TOUCH ME

ENCOLE
18.BiS~どうやらゾンビのおでまし~
19.CURTAiN CALL

何というのかな、BiSの歩みって、ずっとアクセル全開で踏み続けているような状態と感じました。同じWACKでもBiSHとかはまだ貫禄というか、どこか余裕のようなものを去年見た時は感じていたのですが、BiSの場合、冒頭から既にフルスロットルというか、自己紹介もそこそこに、ドリンクタイムも無く、MCも最低限しか設けず、ひたすら自分達の楽曲を届けていくスタイル。
楽曲もスクランブルズが関わっているのでBiSHの曲と似てる部分があるのですが、BiSの場合、もっと激しく、攻撃的で、それでいて何処か自虐的だなという印象もあって。演奏される曲のタイトルがそれを物語っているような気がするのは、文字通り気のせいなんですかね。。歌詞書いてるのはほぼJxSxKですが、自分達がまだまだ底辺にいるんだという事を暗に示しているようにも思えて。。
研究員(=ファン)と盛り上がらない訳ではなく、笑顔を見せたり、観客と一体になって盛り上がっていたのですが、見ていてずっと彼女達がBiSという看板を背負い続ける、そのプレッシャーに負けないように闘い続けているよう感じた事ですかね。どれだけ激しいダンスを踊ろうと、どれだけシャウトしようと、どれだけ汗だくになろうと、進む事を止めない。ひたすら次へ、その先へ自分達を急かすかのようにひたすら楽曲を演奏していく姿。時に鬼気迫り、時にボロボロにも思えて、ずっと見入っていました。中でも「thousand crikets」という楽曲で歌唱もせずにひたすらヘッドバンキングしたりスクワットを延々繰り返すというパフォーマンスは異様でさえありました。
でもそんな風にしていかないと、自分達が大きくなれない事を、多分分かっているんだろうと思います。
まるで修行僧のような、茨の道のような、、、。

アンコールに入る前だったか、メンバー1人づつのMCがあったのですが、「もっともっと大きくなる」「研究員の皆とこれからも一緒に歩んでいきたい」とか滅茶苦茶切実な訳ですよ。同郷出身のチャットモンチーさんなんかは、元々バンドのボーカリストがしたくて結成したりもしたけど上手く行かなくて、そんな中でこのBiSの募集を見つけて...みたいな話もしていて、、。理由が何であれ、研究員が必要としているように、彼女達にとっても研究員というのは大切な存在であるというのを改めて実感できた大きなライブシリーズだっただろうし、その上で自分達がその場所をこれからも守っていきたい、そういった想いを改めて実感したんだろうと思います。彼女達は「これからもBiSであり続ける」という決意表明を、心中する覚悟を、最後に宣言して、ステージを去っていった訳です。
そんな色んな想いに駆られるライブっていうのも久しくなかったので、不思議な感覚でしたね。

そしてこのライブシリーズを12/18にLINE CUBE SHIBUYAでFINALで迎えたにも関わらず、間髪入れず年明けの1月からはワンマンツアー、さらに2月はWACKのアーティストとのツーマンツアーと怒涛の如くスケジュールが組まれており、もはや生き様そのものになっていますね。
過酷だと思うんですが、多分むちゃくちゃ強くなると思う。
そんな素敵なグループだと思います。ありがとうございました。



Skoop On Somebody Christmas Live Tour 2020 @福岡イムズホール

2020-12-31 10:59:21 | LIVE

師走の頭、12/5にS.O.Sのクリスマスライブツアーでイムズホールまで行ってきました。
S.O.Sは昨年リリースされた「What is love?」というアルバムのツアーが今年の3月に福岡で行われる予定でしたが、新型くそったれコロナの影響で9月に延期となるも、収束の目途が経たない事から全公演中止となり、もう、今年は見られる機会が無いと思っていた矢先だったので、個人的にはサプライズなクリスマスプレゼントのような感覚でした。彼らのライブは実はずっと奥さんと2人で見に行っていて、この日も一緒だったのですが、僕が会場を電気ビルみらいホールと間違えてタクシーで慌てて会場に駆けつけるという失態を演じ彼女を怒らせてしまうというインシデントも起こしてしまったのですが...(笑)

イムズホールも去年のth erockers以来で、確かもうそろそろ一旦閉館するとかそんな話を聞いていたので、もうこれが最後かもしれないなと思いながら参加しました。ホールではあるけどどちらかというとライブハウスに近い造りで、横長で後方からもステージが見やすい距離感で個人的には好きな会場ですね。

今回のクリスマスライブは昼公演・夜公演の2部構成となっていましたが、僕達が参加したのは昼公演。
集客としては全体の7割位かな。やっぱミドルな年齢層の方々が多いので、雰囲気違いますね。

1."Play the Music"
2.ソウル・リヴァイヴァー
3.Clap!!
4.ベストショット
5.予感
6.Luvtone(Interlude)
7.Nice'n Slow
8.Actor
9.eternal snow
10.sha la la
11.My Gift to You
12.春が来るまでに
13.街に愛があふれて・・・

ENCOLE
14.STAY OR SHINE

ほぼ定刻に暗転して、サポートのコーラスメンバー3名が先に入場。
その後、メンバー2人が登場しますが、今回はこれまでのクリスマスライブとは趣が異なり、Play the musicでムードをさっそく創りつつ、「ソウル・リヴァイヴァ―」「Clap!」とアップテンポな楽曲でいきなり盛り上げにるというこれまでにない斬新な幕明けで開演し、そこから「ベストショット」という割とマニアックではなかろうか?という楽曲へと続く、ソウル&ムードを重視した構成になっていました。

中盤からはMellowなセクションに入っていきますが、女性コーラスとのDuetで披露された「予感」~余韻を引きずるように、「エレピ」の旋律が絶妙なインストナンバー「Luvtone」~そして敢えてテンポも落として音数を抑えてTAKE氏の歌声で存分に彩られた「Nice'n Slow」「Actor」と、久しく演奏されなかった楽曲を中心に次々に披露されていきました。TAKE氏は時折椅子に座り込んで歌ったりと、楽曲によって魅せ方を変えながら表現していき、KO-ICHIRO氏の旋律が彩りを加えて。ただ、Mellowの中に、これまで無かったSoul、感情のうねりのような、熱感を伴っていたように感じたのがこれまでと違っていて、このあたりの展開が振り返ってみると一番好きな空気感でしたね。まあ、「Actor」あたりになると、心地良過ぎて半分眠りそうだったんですが....というか、クリスマスライブツアーと銘打っているにも関わらず、全然そんな事気にしていないマニアックな楽曲ばかりだなとも思いましたが(笑)
どちらかというと、2年前に見た「Live in gloom」を彷彿とさせる空気感で、「What is love?」のリリースツアーを体感していたら、こういった雰囲気になっていたんじゃないか?と。そして、現在のS.O.Sのスタイルがこういう方向性なんだろうとも感じました。

そんな濃厚な「Actor」までの世界観から打って変わり、「eternal snow」からはようやく「冬」をテーマにした、これまでのクリスマスライブツアーの流れを汲んだ楽曲が披露されて行きました。
何気に「My Gitt to You」や「春が来るまでに」といった、季節柄にも関わらず、これまでライブで聞くことが無かった曲や、コアなファンが喜びそうな選曲を入れてくるのも一興でしたね。最後は「街に愛が溢れて...」の大合唱で荘厳に本編は終了しました。これまでのクリスマスライブツアーを経て、この曲は段々特別な楽曲になっていっていると思います。

そして迎えたアンコール。ジングルベルの鐘をステージ上のメンバー全員で鳴らすというサプライズがあったのですが、タイミングが合わずちょっとグダっとなり、やり直すも、やっぱりタイミングが合わず途中ヨれるという一幕もありましたが(笑)そんなほっこりとした場面を挟みつつ、最後はTAKE氏よりMCがありました。「こんな状況になってどうしていいか分からなくなった事もありましたが、そのままでいるのか、それとも前に進むのか、僕達はもう、答えを分かっている筈です。」という言葉から披露されたのはライブでは初聴きとなる「STAY or SHINE」でした。時に振り返り、立ち止まりながらも自分達のペースで歩んで行こうと、そんな言葉で綴られた彼らなりのメッセージソング。「Everlasting Love」とは違った、そっと優しく背中を押してくれる、そんな気持ちにさせてくれる、心地良い温もりを感じて迎えての終演となりました。結果、また新しい一面を見せてくれたようなライブでした。

そんな素敵なライブの後は、イムズの正面で行われていたクリスマスマーケットに行きました。
渦巻き状のウインナーや、海外の地ビール、ホットワインなど、そこでしか味わえないものを堪能して、何とか奥さんの機嫌も戻って(笑)なんとかなった一日でした。

そして、年の瀬にまた再会出来て本当に良かった。素敵な時間を、ありがとうございました。


鮫肌尻子とダイナマイト ワンマンショー @福岡CavernBeat

2020-12-31 09:09:50 | LIVE

冬の寒さが厳しくなってきた11月の下旬
キャバーンビートで鮫肌尻子とダイナマイトのワンマンショーに行ってきました。
なんだかんだで年に1回位ではありますがライブを見に行っているめんたいバンドです。
福岡出身のバンドも、2010年代後期に活躍して見に行っていた大半は解散したり活動休止したりしていて、生き残っていくというのが難しい世界というのを目の当たりにしてきたのですが、この鮫肌尻子とダイナマイトは、そんな中にあってアルバムを3枚発売し、全国各地でライブも精力的にこなす等、着実に活動の領域を広げていきました。そして昨年末に『ニューレトロック』というアルバムが発売され、そのライブツアーも予定されていた中で、新型くそったれコロナの影響で延期となり、配信等行いつつ活動を継続していました。『サメハダライブナウ!』という番組をYouTubeで見ていたので。

元々このワンマンショー自体は、たしか夏の終わり位には自主企画として発表されていました。その時は対バン予定だったのが、コロナの影響でキャンセルになったの結果として初のワンマンショーに改められた形です。会場のキャバーンビート...UTEROから徒歩5分圏内になる老母のビートルズライブハウスで、今の自宅から徒歩15分くらいで行ける距離にある、元々気になって行きたかったけどタイミング合わず行けていなかったハコでした。久しく彼らのライブに行っていなかったし、初のワンマンショーという触れ込みにも惹かれて、行ってみる事にしました。

キャバーンビートは階段を下りて地下にある造りになっていて、入るとすぐにバーカウンターがあり、そこから右手に行くとレンガ作りの壁に覆われたレトロかつお洒落な雰囲気を感じさせるステージになっていました。開演までのBGMはこちらも昭和の歌謡曲が流れて雰囲気作りに一役買っていました。
有観客+配信という事で、客席の後方PA付近には配信用の機材も積まれていてちょっと面白かった。
この日の有観客は自分も入れて5人でした。自分よりも年齢層の高い人の方が多かったですね。まあ、連休最終日で、夜19時半だと色々都合が合わない人もいるよな...なんて思いましたね。
予定時刻から10分くらいして暗転
黒と白のツートンカラーのノースリワンピの尻子嬢と、全員白スーツで今から結婚式ですかっていう位のキラキラした衣装を身に纏った男性メンバーという成り立ちで、古き良き時代をオマージュしているようでした。


1.introduction
2.魅惑のニューレトロワールド
3.危い土曜日(キャンディーズ)
4.もしよかったら
5.ガールズロックをけとばせ!!
6.ビジービジー
7.ボロ屋のブギ
8.あの夏に見た夢
9.炎のロックンロールツアー
10.男の子女の子(郷ひろみ)
11.愛する君に(ゴールデンカップス)
12.尻子のズビズバロック
13.さよなら平成時代
14.火曜日のギグ
15.ラストライブを見に行こう
16.新しいエンジン
17.AFC001 (アフターコロナ ゼロゼロワン ※新曲)
18.あの娘のシャウト
19.鮫肌タイフーン

ENCOLE
20.鮫肌尻子とダイナマイトのテーマ

ライブはもうあっという間の約1時間半で、楽しかった。そんな痛快な気分にさせてくれました。
それに、全体を通してバンドのグループ感が素晴らしかった。ああ、凄く格好良くなったな、自分達の世界をよりしっかり表現されてるなとも思いました。

事前にトータル20曲とアナウンスされていたので、最初、これは長くなるなと思っていたのですが、振り返ってみると、全然そんな事を感じさせませんでした。セットリスト的には新作『ニューレトロック』のナンバーを中心にしつつ、序盤のアップテンポな展開から、中盤の「ボロ屋のブギ」「あの夏に見た夢」「さよなら平成時代」「火曜日のギグ」「ラストライブを見に行こう」等の尻子嬢の過去を投影したノスタルジックなナンバー等、様々な側面を魅せていました。合間にキャンディーズのカバーを始め、Baのウェットンさんがボーカルを取った郷ひろみのカバーや、Drのマッシブさんがボーカルを取ったゴールデンカップスのカバーも演奏され、ワンマンならではの実験的な企画も随所に組み込まれ、飽きさせない展開になっていました。

「ニューレトロック」って、滅茶苦茶好きっていう音楽性ではないのですが、古き良き昭和の面影を残す楽曲に、まるで歌謡ショーを彷彿とさせる進行、バンドのグループ感、そこに尻子嬢の自分の魂を削るような歌声と、彼女達にしかない魅力が過去最大に発揮されていたように思います。
後半の「あの娘のシャウト」「鮫肌タイフーン」での尻子嬢のシャウトは狂いまくっていたし、終盤にかけてマイクを口に咥え出したり、頭に打ちつけたり、狭いスペースを動き回ったりと奇っ怪なパフォーマンスを見せたアビーさん等、そこにはかつての博多のめんたいロックバンドが内包していた(と勝手に思っている)、パンクにも通じる暴発さと危うさも健在でした。特に最後の「鮫肌尻子とダイナマイトのテーマ」ではもはやパンクバンドにしか見えなかったです。
彼女達の場合、音源とライブで大分印象が変わるし、そこが魅力だと思うし、多分それが、なんだかんだで彼女達のライブに足を運びたくなる動機なんでしょうね、きっと。

有観客が5人っていうのはバンドのモチベーションとして上がらないんじゃないかと心配だったのですが、ステージ上の5人は終始笑顔でした。時折中断しては配信でのコメントを見たりと、リアルタイムで送られてくる感想にドキドキされていました。とにかく目の前にいるメンバーが配信や、目の前にいる人達とこの時間を共有できている事、ワンマンライブで自分達のやりたい事を存分に堪能出来ている事、それらを心から楽しんでいる事が、尻子さんを筆頭に伝わってくる、そんな歓びに溢れた時間だった気がします。

終演後は物販でTシャツ(デザインが超好き)と色紙に似顔絵を描いてもらい、メンバーさんとも少しお話する事が出来ました。アビーさんは終わったにも関わらずテンションが上がりっぱなしで(笑)1stの頃から聞いていたと話すと滅茶苦茶喜んでましたね。ちなみにアビーさんのパフォーマンスは会場側から機材トラブルに繋がるから止めて欲しいみたいに言われることが多いっていうのも笑いました。
最後は記念撮影まで撮らせてもらい、僕にとって忘れられない大切な記念すべき一日になりました。
また会えるのを楽しみにしています。ありがとう。



シンガロンパレード ワンマンツアー 「ZENKOQUEST Victory Origin〜ひくうてい キューブリック〜」@福岡Queblick

2020-12-13 11:51:01 | LIVE

こんにちは。久しぶりのライブレポです。
with CORONAになってからの一発目のライブはシンガロンパレードのワンマンツアー福岡編でした。
実は去年3月のTHE INCOS主催の対バンライブ以来だったので実質約2年ぶり位の再会。去年2nd AL出していた事も、47都道府県ツアーをされていた事も知っていたのですが、対バンライブではどうしても尺が限られているので、演奏曲が少ないのと、被り曲が多いという事が先のTHE INCOSのライブで判明して。それをどうこう言うつもりはないのですが、2018年~2019年に結構その形式は見てきたので、それなら当分いいかなと。それに正直対バンとワンマンでそんなにチケット代が変わらないなら、行くのはもうワンマンだけにしようと思って今に至っていました。当初はツーマンで発表されていたのですが、途中でワンマンツアーに変更との告知がなされ、しかも1日で昼・夜の2回公演という事で、昼なら何とか行けそうだという事で行く事にしました。

会場のキューブリックもご無沙汰でした。最後に行ったのが2月のvivid undressの対バンライブだったので、その時はまさかこんなに行けなくなるとは思っていませんでしたが....。当日は、順番に間隔をあけての整理入場、体温測定、コロナが出た時のための連絡先の確認、マスクと消毒の徹底等、ライブハウス側のスタッフがシビアになっているる独特の緊張感で充満していました。そうなるのは当たり前ではあるんでしょうけど、いてはいけない場所みたいな、余所者みたいな感覚を背負わされたような。昔この会場にあったほわ~んとした雰囲気が無くなってしまっていましたね...
100人は入るだろうハコにあったのは、ステージから見てフロアのかなり後方付近に位置変更された最前柵と、その柵から会場扉の間に置かれた、収容人数の20%位の数しかない丸椅子が、こちらも間隔を取って並べられている光景でした。改めて新型コロナのもたらしさ変化を目の当たりにしました。この昼公演のお客さんは20人位かな。しかし自分以外女性だったような...何故いないんだ、男!!

でも、そんな微妙な空気を良い意味で壊してくれたのはシンガロンパレードそのものでした。
定刻通りに暗転しSEが流れ出すと全員笑顔で入場してきたメンバー。それを見て、声出しはNGでしたが、再会できたことの歓喜に打ち震えるようなファンの方々。惜しみない拍手と視線がそれを物語っていました。ずっと配信ばかりでライブを見ていたので、目の前にアーティストがいて、そして生演奏を堪能できるこの時間に、自分自身も言葉では形容できないものがありました。
「ZENKOQUEST」というのは文字通りあの「○○○○クエスト」のオマージュで、発案者はメンバーが好きだったから、という所らしいのですが、サブタイトルが公演毎に異なっていて、RPGで様々な場所を巡るように、一つ一つの公演に意味を持たせかったのかな?という印象も持ちました。(しかもツアータイトルロゴはドラムのジョンエブリバディ作!!)
詳細なセトリはもう覚えていませんが、このワンマンツアーに併せて発売されたEP「チュートリアル」のナンバーに、これまでのライブの定番曲や過去のアルバムに収録された対バンではやらなさそうな曲を織り交ぜていました。ルーツミュージックやオールディーズに通じる音楽性に、独特のポップセンスを併せ持った曲調が彼らの個性だと勝手に思っているのですが、この日はそれを堪能するだけではない、「何か」がありました。
ライブは「KYOTO-JIN PEOPLE」「UFO」といった定番曲で序盤盛り上げていき、あっという間に一つのピークを迎えました。合間のブレイクの度に何度も感謝の気持ちを口にするメンバーさん。多少脱線して関西人らしい漫才めいたトークも展開されていましたが(笑)ドラムのジョンエブリバディの変顔も顕在で、ああこの変顔あったなあ、相変わらず持って行かれるなあとか、ベースの人の髪色が変わったなとか、この人も跳ねまくりながら弾いてるなとか感じつつも、ライブが出来る事が心から嬉しいというのもバシバシ伝わってきました。
その後、ミドルチューン~バラードセクションへ突入したのですが、このセクションで印象的だったのは「standing by」という曲。4月以降コロナでツアーが出来なくなって家で塞ぎ込んでナーバスになっていた頃、その気持ちを曲にしたら良いんじゃない?というメンバーの後押しもあって書き綴った曲とか言ってたような言ってなかったような....とにかくその時期じゃないと書けない気持ちを歌にしていて、そこから思うがままに生きたいという気持ちを込めた「好きにしたい」という曲へ連なる所が、彼ら自身の感情のうねりのような、ライブの流れとして一番「底」の部分を表現しているようでした。このバンドでそういった生々しい感情を抱えたライブを見たことがなかったので、不思議な時間でした。
だからこそ、様々な変遷を経て、本編ラストに『チュートリアル』の締め曲でもある「ルートA」が演奏された時、それまでの全てが繋がったような、一気に何かが開けたような感覚がありました。これはもう言葉で書き連ねるより楽曲を聞いてもらった方が早いと思うんですけど、ただアップテンポだとか、メンバー全員でコーラスしているとか、そういう次元ではなく、今年起こった辛い事を抱えたまま、それでも歩いていかなくちゃという、彼らなりの前向きな想い。言ってしまえば、このバンドが様々な苦難の果てに見出した一つの答えが「ルートA」という曲に込められているんじゃないかという迫力の演奏で、確かにその時今まで感じたことのない感情が...恐らく「感動」していました。

そして本編後、アンコールではエールの如く「Have a nice day」で終演。
最後は全員で記念撮影を実施しましたが、撮影に至るまでのふざけすぎて墓穴を掘ってしまったようなやり取りを交えて、終了しました。

終了後はその『チュートリアル』のEPを購入してサインを頂きました。合間にメンバーさんときちんとパーテーションで区切った形でね物販席でお話。女の子の時は凄く話してたのに、自分の時になるとやり取りが少し緊張してしまうのは僕の感じが悪いからなんですかね(笑)でも、昔のライブに行ったみたいな話をすると「マジか!」と喜んでました。まあ、リピーターではないので、顔も覚えていないと思うし、他の方はもっと通ってて、それで話が通じる所もあるんでしょうね。そういうその場所でしか会えない方々との再会もまたバンドにとっては嬉しかったんだと思います。


この後は夜公演もあって、自分はもう昼公演のみで帰宅しましたが、夜公演も参加した方もいたみたいですね。
ツイキャスで見たのですが、夜公演終了後、バンドもとんぼ帰りで和歌山県へ向かわれていきました。
そしてこのブログをアップしている現時点では、このツアーは国内公演はもう終了して、来年1月のファイナルの京都公演を残すのみ、という状況です。結果的に、今年の最初で最後の彼らのライブでしたが、短い時間とはいえ、共有出来て、無事に感染なども無くて本当に良かったです。キューブリックももう今年は終わりだと思うので、来年また行けたら良いなと。

結構色々感じさせてくれるライブで、ありがとうございました。また来年、会えますように。

 


21512031

2020-12-06 20:31:44 | Weblog

ご無沙汰しています。
新型FXXXCINコロナの中、ほぼライブレポと化していたこのブログも活動休止を余儀なくされました。
正直前回何を書いたのかもいつ書いたのかも覚えていない程に...この場所からは離れていました。

こんな状況下で書いていいのかも分からないんですが、、、11/22に入籍しました。
お相手の方はこのブログの存在を知りませんが、私がライブが大好きでよく頻回に出ていくという事について
「自分の責任でお金のヘルプとか求めないなら好きなだけ行って良いよ」と理解を示してくれるとても懐の深い人です。
正直こんな人もうこの先いないんじゃないかと、勿論一人の女性としても私にはない素敵な所を沢山持っている所に
惹かれ、交際を始めて約4年を経て入籍に至りました。

近くの区役所に婚姻届を提出に行ったのですが、知っての通り当日は閉庁日だったため、管理の人に必要書類を渡して
数日後に確認したところ、無事に届出日で手続きが無事に完了していたことが判明したという次第です。(この日は"良い夫婦"の日でかつ大安だったため、同じように届を提出に来るカップルが多く、わざわざ役所の担当者が提出したカップル全組にいちいち連絡する余裕もないという事で、こっちで確認するという状況になったのであります)
結婚式、新婚旅行については、おいおいタイミングを見ながら考えていく予定です。
まあ仮に結婚しても、結婚式に職場の職員は出ません。なので、どうすればいいのか色々考え中です。
こんな状況は数年続くでしょうね。

まあ、そんなこんなで2月のsukekiyo以降ライブに行っていなかった私ですが、10月以降徐々にライブ参加を再開するようになりました。回数は1~2回、感染症対策を徹底している、クラスターが発生していない等入念に確認した上ですけどね。3月以降ずっとライブ・コンサートは配信だったんですけど、正直もう飽きてしまって...。普段見れないアーティストのライブを見れるというメリットはあるんですけどね...。それに応援しているミュージシャンやバンドが、その世界から消えて欲しくないっていうのもあるんです。配信よりも実際に参加した方がチケット代も高いし、グッズもその場で買えるとそれも収益になったりするので。ただ、今まで当たり前にライブに行っていたことが、行くことそのものにこんなにも背徳感を感じてしまう程になってしまうのかと...ギスギスした空気が付き纏っているような、変な感覚ですね...。

今年ももうあとわずかですが、最後のライブレポをこれから綴っていきたいと思います。