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the twenties 単独公演『豚骨イチバン』福岡UTERO

2022-12-21 19:01:02 | LIVE

11月最初のライブはUTEROで開催されたthe twentiesのワンマンライブへ。
彼らのライブは実はコロナ前の2019年、w.o.dの対バンでQueblickで見た以来なので、実に3年ぶり。
去年の「NASTY」のリリースツアーの時は「そこに鳴る」を優先したので行けなかったのですが、今にして思えば悔いの残る選択をしてしまったと思っていたので、ツアーでも何でもない単発のワンマンライブは嬉しかった。
翌日に大分でイベントがあるので、その前乗りに福岡でライブしようか位のノリだとは思うんですけどね。

なんにしても入場するとコアなファンでフロアは埋め尽くされていて、結構満員に近い状況でした。
予定時刻から10分から過ぎて暗転。メンバーみんな雰囲気は変わってないけど、ちゃらちゃらした感じが無くなったのかな?と。でも、タカイリョウさんが長髪を2つのお団子にして、しかもIMAXの3D眼鏡を装着して出てきたのはおったまげましたね。

SE:20X0
1.EXIT
2.Will Be Legend
3.LIFE WILL SEE YOU NOW
4.+PUS
5.夏響
6.幻夏夢
7.Music
8.201
9.汚
10.園の子
11.Come!!
12.そらのよすが
13.追憶ダンス
14.ドドドドドド
15.Last Nite
16.電撃ろっくんろーる
17.5
18.R.E.D
19.ロックやらなきゃ
20.Boom
21.ロックスター
22.keiki hAppy
23.LET IT DIE
24.Spit
25.fire
26.荊棘
27.VENUS

ENCOLE
28.TETORApod

W-ENCOLE
29.KABI

ライブは最新アルバム『NASTY』のあのミクスチャーでアンダーグラウンドな雰囲気そのままに、そこにこれまでと、これからを凝縮したような濃密かつ長尺のセットリストでした。出し惜しみなく本編は27曲。最新アルバム『NASTY』の楽曲を中心としながらも、連続リリースされた「そらのよすが」「VENUS」「ロックスター」「汚」といった楽曲もラインナップ。よりハードにヘヴィさをましながらもライブバンドとしてさらに研ぎ澄まされているような印象を受けました。そんな激しい部分と、「夏響」「幻夏夢」にあるようなノスタルジックな哀愁漂う楽曲や、「201」~「汚」~「園の子」と続くパートはタカイリョウくん自身の痛みをリアルに切り取っていて聞いてて痛々しくなる部分もありました。「そらのよすが」「追憶ダンス」というような自分自身に寄り添ったり、鼓舞したりするような楽曲が、1つの展開の中で終わりと再生を表現している、そんな彼らならではのドラマチックな部分も健在でした。
タカイリョウさんはテンション高く客席に向かって「元気してた?」と話しかけたり、「楽しい」「帰りたくない」と連呼して楽しんでました。客席からは塩対応される事が多いらしいんですけど、この日は声かけると結構反応が良かったみたいでそれも左右していたみたいです。(実際僕も話しかけられました)
「Last Nite」以降は怒涛の畳み掛けのロックナンバーを投下。個人的には新曲の「ロックスター」のウルマさんのギターソロが痛快だったし、「R.E.D」「keiki hAppy」「LET IT DIE」のようなライブの鉄板曲が次々に並び、盛り上がらない訳が無い程の興奮状態のフロア。最後「Spit」と上昇気流を描きながら、「fire」でいったん締めた後、最後は「この日のライブがこんな感じになると思って最後にこの曲を持ってきました。本当に良かった」からの新曲「VENUS」で本編終了。
割と配信リリースされた新曲たちが、音源とライブでは違って聞こえていて、そこまで印象に残らなかったのに、セットリストとかの兼ね合いかもしれませんが、ライブの中でまた違う輝きを放って聞こえたのが印象的でした。

アンコールでは髪をほどいて3Dメガネも外して心の底から楽しそうに笑っていたタカイリョウさん。たぶんメンバーの中で一番笑ってたんじゃないかな。「福岡全然来れてないけど、次はもっと早く来れるように頑張ります」とのウルマさんの言葉。その後「TETORApod」が演奏され、この日のライブが全て終了...かと思いきや、ダブルアンコールでまさかの入場。最後は出し惜しみすることなくという感じで「KABI」が演奏され、タカイリョウさんは我慢できんとばかりにフロアに躍り出て観客ともみくちゃになりながら歌い上げ、叫び、何度も何度もフロアを右往左往しながら最後は何もかも一つになったような光景でこの日の終わりを迎えたのでした。

終演後もステージに戻らずそのまま興奮状態でフロアのスタッフと盛り上がってたタカイリョウさん。そんな最高の景色を見ることが出来て、最高でした。2年分くらいの埋め合わせはしっかりできたと思うし、最高の夜でした。
ありがとうございました。

 


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