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OSTRICH FEATHER BOA

お前の意見は求めん。

IT LOOKS UPON 2019 December

2019-12-31 00:07:43 | Weblog

12月
81.12/1ミオヤマザキ/土屋アンナ ミオヤマザキ Zeppツアーやるってよ @Zepp Fukuoka
82.12/5 Awesome City Club Awesome talks -Nice Buddy Tour 2019- Guest:iri』@福岡BEAT STATION
83.12/7 Bermuda△ ワンマンライブ 「岡田さん、また逢う日まで」(O.A 世界のザキ)@福岡Queblick
84.12/11 VIDEOTAPEMUSIC “The Secret Life Of VIDEOTAPEMUSIC” Release Tour(Guset:一十三十一)@福岡ROOMS
85.12/14 CHEMISTRY LIVE TOUR 2019. CHEMISTRY ~ Still Walking~@アルモニーサンク北九州ソレイユホール 
86.12/15 GOD CHILD RECORDS Presents「Artistic Radiant Dream」(浅葱/Ruiza/D) 
               @福岡スクールオブミュージック&ダンス専門学校・イベントホール
87.12/16 D ミニライブ @福岡DRUM SON
88.12/17 deadman tour2019 -twilight-   @梅田CLUB QUATTRO
89.12/19 w.o.d/BAN'S ENCOUNTER/the twenties  w.o.d. presents “スペース・インベーダーズIV” @福岡Queblick
90.12/22 Angelo Tour 2019 THE CONTRACT DEADINE @福岡DRUM LOGOS
91.12/25 Skoop On Somebody 「Christmas Live Tour 2019」@九州キリスト教会館

12月も何件がライブレポ書いてるんですがこれもまた来年ですね。。
ミオヤマザキのライブはもう行けば行く度に、彼女のMCなんかもそうですが、最初に感じた過激なイメージが薄れて行って、凄く繊細で壊れそうな心を繋ぎとめるために必死で歌い生きているように見えました。そんなバンドが横浜アリーナをソールドアウトにしたい、出来そうっていうのが、僕は凄いと思いました。その想いが届くと良いな、と。。

Awesome City Clubは過去にもあったように名前だけ知っていたんですけど中々行こうっていう所まで関心が無くて。今回ゲストでiriが出るという事でそれが行くきっかけになりました。BEAT STATIONはほぼほぼ満員でしたね。
空想の街「Awesome City」のサウンドトラックというテーマで発信する新時代のシティポップバンド。。で良いのかな?実際男性ボーカル&ギターのatagiさんと、女性ボーカル&キーボード(と言っても殆ど弾いてはいなかったけど)のPORINさんの有機的に絡み合うボーカリゼーションが新鮮でした。iriの方がクールで、ACCの方が暖かみがある感じ。現在アルバムを作っているという彼ら。その中からこの日が世界初披露となる新曲を3曲も披露してくれました。
そしてアンコールラストでiriの「会いたいわ」をコラボレーションするという劇的な幕引きでした。



Bermuda△は今年は2月とこのライブのみでしたが、待ち焦がれたワンマンライブがまさか活動休止前最後のライブになるとは思ってもみませんでした。しかもメンバーもすぐに入れず、音楽活動のペースを落とすそうで、実質どうなるのかは僕にも分かりません。。よしとさんもカナダに行くと行っていたし、、でも、また戻ってくることを信じて。。

VIDEOTAPEMUSICは完全に一十三十一目当てでした。まさか年内に2回も見れるとは思っていませんでした(これは本人も言ってましたが)前回が2年ぶりで、今回は3週間ぶり。前回同様club setで、持ち時間は40分くらいかな?セットリスト的にもキースフラック時の選曲をより凝縮したような内容でした。会場が超久しぶりのROOMSだったんですが、しっかりこの公演も最前で見ましたね(笑)あとVIDEOTAPEMUSICも楽しかった。実際にはピアニカ、VJ、DJなど1人でこなすマルチクリエイターの男性一人がVIDEOTAPEMUSICで、それ以外のドラムス、ギター、キーボードはサポート。
エレクトロな音楽でインストだけのライブって今回初めてだったんですけど、世界各国の映像をサンプリングして組み合わせたライブ映像に音楽をシンクロさせるスタイルで、聞く人が色んな楽しみ方ができるような取り組みをしていました。今回のライブ自体はゲストボーカルを入れた最新アルバム『The Secret Life Of VIDEOTAPEMUSIC』に伴うリリースツアーの追加公演。ライブではそれらの楽曲もアレンジを加えてインスゥルメンタルとしての演奏にしていました。とにかく来てくれた人を楽しませよう、躍らせようっていうのが凄く伝わってきたし、ステージ上のメンバー皆が笑顔でノリノリで演奏していた。そんな風景がROOMSで見れて良かったんじゃないかな、と。僕もそんなクラブとは違う、純粋に音楽に合わせて踊る楽しみを味わう事ができました。

1.世界各国の夜
2.南国電影
3.密林の悪魔
4.ミスハトヤ
5.ilmol
6.Sultry Night Slow
7.You drive me crazy
8.Kung-Fu Mambo
9.Cocktail Moon
10.Fiction Romance
11.南国列車

ENCOLE
12.Summer We Know(一十三十一)

アンコールラストは別の方が歌っている楽曲を今回のツアー限定でゲストボーカルとして一十三十一バージョンで歌うというコラボレーションでした。曲も合っていたと思います。
それにしても夏となるとシティポップ界で一十三十一という名がいかに轟いているのかを改めて実感しました(笑)



その後は週末も挟んで年内最後の連勤ライブ。4日連続でした。
まず12/14にCHEMISTRY。ニューアルバム『CHEMISTRY』に伴って福岡に来てくれたのですが、今回は福岡ではなく北九州のほう。会場が大きかったですね。CHEMISTRYの2人自身も会場自体初めてらしいですが、僕は行ったことのない会場に行けるのが好きなので、最高でしたね。ライブは本当にここからまた始まるんだなっていうのが強かったです。楽曲がどれも普遍的なのも魅力だと思います。

翌日の12/15~16にかけてはD・浅葱・Ruizaの3マンライブからのDのミニライブへ。今回はイベンターとライブハウス側の調整ミスでダブルブッキングが発生し、とある専門学校のイベントホールという比較的小さな規模の会場に変更して実施。そのお詫びとして翌日にミニライブがSONで実施という、結果的に2days公演となった今回。
でも僕は面白かったですけどね。恐らく絶対あり得ないと思うんですよ。音楽の専門学校の一部を借りるって。どんな場所なんだろうって、もうワクワクしていきましたね。案の定、場所どりが大変でしたがライブも楽しかったし、RuizaのピックもGETできたし、何ならグッズで写真撮影可能チケット2枚もらったからRuizaとTsunehitoと人生初の2ショットチェキをさせてもらいました。いや、もう貴重でしたよ。これは。。。

12/15
1.Invisible enemy
2.鬨の声
3.Deadly sin
4.Grand Master
5.Funny Bunny!
6.弾丸
7.Absolute zero
8.Follow
9.Antiserum
10.UNCROWNED KING

ENCOLE
11.蒐集家
12.Dying messeage
13.Guridan
14.Next Generation

ライブは時間が限られている分、勢いがあってスタートからフルスロットルかますような荒々しいライブでした。「UNCROWNED KING」という楽曲が既に音源から変化してライブでの重要な役割を担うポジションに進化していてやばかったです。後は「蒐集家」「Deadly sin」「Guarian」等僕が聞きたかったものが全部聞けて満足でした。

12/16
1.メテオ~夢寐の刻~
2.Absolute zero
3.Antiserum
4.Desser Warrior
5.紅の蝋涙
6.Memento~風のレイピア~
7.STAR SAPPHIRE
8.UNCROWNED KING

ENCOLE
9.薔薇の記憶

逆に翌日のSONのライブは時間が1時間程度と決まっていたのですが、予定になかったライブなだけに、この機会にっていう感じでM4~7まで、4騎士の曲が立て続けに披露されるというサプライズがありました。この日も「UNCROWNED KING」は凄かった。ホントに偶然とはいえ2日間見れて良かったです。
ありがとう。


そしてその翌日は弾丸特急でdeadmanのライブを見に大阪まで行ってきました。1年の内に2回もクラブクアトロに行くことになるとは思いませんでしたよ。ライブはもう、嬉しかったですね。目の前で起きているすべてが、、なんでもない平日に行った自分もアホかなと思いつつ、でも行ったことに一つも悔いはありませんでした。

で、一日挟んだ12/19にw.o.dのライブへ。これは主催ではなく対バンのBAN'S ENCOUNTERとthe twenties目当てで行きました。実際バンズは1月以来見ていないし、20'sは10月のスサシの対バンがラストでこのタイミングで来てくれるとは思わなかったので嬉しかったです。
三者三様でした。20'sは新譜中心のセトリでしたが、何時もよりも激しさを抑えてアウェイな環境の中で盛り上がる事に重きを置いていたように見えたし、逆にバンズはつなぎ目という事で何時もよりも感情的に荒々しいライブを展開していたように見えたし、トリのw.o.dはその隙間というのかな、流される事なく自分達なりのライブを行うことに徹底していたように見えました。ほぼMCもなく、アンコールもなく、音楽やって帰ります、っていうその潔さが好きでした。ありがとう。



そして12/22にはAngeloのライブでDRUM LOGOSへ。
この時期に彼らが来るとああ今年も終わるんだなって感じる自分がいます。
今回はニューアルバム『FAUST』に伴うツアーの一環。ライブ自体は前回の『RESONANCE』の時と違って、『HETERODOX』の時に近いというか、、儀式、宗教的なタイトルが多く据えられた楽曲が多く、演奏された過去曲もそういったタイトルが冠せられたものが多かったですね。ただ、karyuがインタビューで語っていたように過去最高にキャッチーさが目立っていたようにも感じました。なので、丁度スクラップの部分がこのアルバムで、次のアルバムでまた違う姿が創造されるのではないか、とそんな気がしています。キリトの衣装が真っ赤っ赤でとんでもないインパクトを放っていました。
メンバー曰く常に福岡公演は過去最高を更新しているらしく、熱い盛り上がりでした。
また来年5月の公演も楽しみにしています。ありがとう。



そしてラストはSkoop On Somebody

1.As we are
2.Sounds Of Snow
3.Brown Eyed Soul
4.Nice'n Slow
5.月に願いを
6.もう一度夜を止めて
7.My Gift To You
8.eternal snow
9.sha la la
10.Smile Again
11.街に愛が溢れて...
12.誰かが君を想ってる
13.Clap!!

ENCOLE
14.星なき聖夜は~There's No Christmas without You~
15.Everlasing Love

クリスマスライブツアーの最終公演で、しかもクリスマス当日にキリスト教会館という、これまた特別なシチュエーションでのライブになりました。礼拝堂のような所が会場でした。出演者はメンバーと、コーラスで福岡のTEAM SURPRISEというコーラスグループが出演されました。楽曲は「冬」をイメージした楽曲を中心にもう極上のmellowに酔いしれて...眠くなる時もあって...心地良い時間でした。家族連れの方も増えてて、小さな子供が一緒に歌ったり、それに合わせてメンバーが盛り上げたり、客席の廊下をTAKEが歩いて後方の客を盛り上げたりと、見所は沢山ありました。チームサプライズが客演してくれたことで出来た曲「街に愛が溢れて...」「星なき聖夜は」等聞けたのも嬉しかったです。アンコール前にはメンバーが出てきて「Merry Christmas!!」とコールして、「こんな特別な夜に僕等に会いに来てくれてありがとう」とTAKEやKO-ICHIROが言葉を添えていました。まあ、好きな人からしたらクリスマスプレゼントじゃないですかね。。僕自身そういう感覚で見に行ったので。お互いの感謝の気持ちがあの時間、あの場所に流れていて、本当に誰もがハッピーを共有できた、そんな一時だったと思います。
ベタですけど、こういう空気で最後のライブを終わるってのもまあ、悪くないかなって。
これより後に行きたいライブも無かったし、今回はこのクリスマスライブがラストで良かったと思う。

そんな感じで、長々記載した振り返りも終わりです。
全部で90本、イベントもいれたら91本。去年よりも少なくしようというのは決めていたので、まあ一つ目標は達成できたかなと。これまで僕の1年はライブツアーと共にありました。それが生きがいとまでは言いませんが人生において最高の娯楽であり、趣味であり、時に生きる目的にもなりました。
ギャンブルに行かない分健全だとは思いますが(笑)
で、今は自分のバンドもそうですが、ライブのためだけに使うのではなく、もっと別の目的で使う意味が出来たので、来年はさらに少なくなると思います。元々少なくしようと思ってました。
この4年位で、見てるアーティストは軽く100以上いると思います。ライブって僕の中で3つのカテゴリーがあって、気になったから行ってみたもの、ただ楽しかったもの、そして心を揺さぶられるもの、です。色んなアーティストに行って当たり前ですが正直心を揺さぶられたものってそんなになくて。これを最後に行くことはないだろうというのもありました。それに楽しかった、で終わるものも多かったんです。それが悪い訳じゃないんですけど、ただ次また行きたい!っていうのが心を揺さぶられたもので、それこそが本当に自分にとって大切なものなんじゃないかと思えてきて。来年からはなるべくその心を揺さぶられるものだけにお金と時間を使いたいな、と。それは沢山のライブに行ったからこそそういう境地に達した訳で、決してこれまで行ってきたライブが無駄だった訳ではなくちゃんと意味があったんです。、、というか意味が出来たのかな?
休止・解散を掲げたライブをして実践した方々、約束ではない約束を交わしてすっと消えて行った方々、逆に見る機会が無いと思っていたのに見る事が出来た方々、色んな出会いや別れがありました。彼ら全員が僕のことなんて知らないでしょう。でも、あの時あの場所で僕らはお互いに求めあって、そこには確かに言葉で簡単に言い表せない特別な想いがあった筈です。そしてその記憶があるからこそ、なくなっても、ずっと心の中で生き続けている。感動と言っても良いと思います。そんな劇的な瞬間を生きている内に何度も味わえるのなら、それだけでも生きている意味ってあるんじゃないかと。

ちなみにどういう経緯か分からないんですが、定期的に読んでいる方が何人かいらっしゃるみたいで、こんな長々してまとまりのないブログを、、僕の自己満足のブログなので、ツイッターの拡張版みたいなものですよ。だから全然無視してくれて構わないし、歩み寄る勇気もないし、しかも動画載せてるから読み込みに時間がかかっている筈だけど、、ありがとうございます。
来年は1/10のSUM41のZepp Fukuoka公演から幕を開けます。お元気で、さよなら。良いお年を。



 

 

 

 

 

TOUR2019 森羅万唱
4/6

1.人間を被る 2.Trance My World 3.鬼眼-kigan- 4.Dybbuck 5.GUSH 6.GHOST 7.In the name of justice
8.THE MORTAL 9.鴉 10.melt 11.-273.15℃ 12.THIS COMA 13.The Devil in I 14.The Negative One 15.DOGMA 16.RAGE 17.NINTH ODD SMELL 18.Reborn 19.AFTER LIGHT 20.FAKE DIVINE 21.詩踏み

22.Maria 23.The Domestic Fucker Family 24.Sulfar 25.Revelation of mankind 26.サイクロン 27.クライモア

4/7
1.人間を被る 2.Trance My World 3.鬼眼-kigan- 4.NINTH ODD SMELL 5.GHOST 6.GUSH 7.zephyor
8.THE MORTAL 9.鴉 10.melt 11.禍夜想 12.孤独に死す、故に孤独。 13.THE BLOSSMING BEELZEBUB
14.TWO OF A KIND 15.ヘドロ 16.ABHOR GOD 17.詩踏み

18.We Leanin’ 19.sucide note 20.Love is Here 21.ASCENDEAD MASTER

4/21
1.人間を被る 2.Trance My World 3.鬼眼-kigan- 4.NINTH ODD SMELL 5.GUSH 6.GHOST 7.Strike back 8.鴉 9.melt 10.斑人間 11.Graceful days 12.Finally 13.BABYLON’S TABOO 14.TWO OF A KIND
15.To The Chaos Inside 16.ABHOR GOD 17.月下香 18.詩踏み

19.elegy train 20.We Leanin’ 21.Slow Down 22.Save The World 23.let’s dance 24.Child’s Replay

4/27
1.test me 2.いつかどこか 3.Tokyo Classic 4.ウィークエンド 5.ANOTHER 6.EPISODE 3 7.KEEP YOUR MIND
8.Story of A Sucka MC 9.Fresh mode anthem 10.Teenage Love 11.The System 12.Touch the sky
13.MA GLAMES? 14.TOKIO LV 15.YOU ARE GOD 17.M.R.T 18.episode Ⅴ 19.We Leanin’ 20.a Day in Our Life

5/1-The First Apperarnce-
第一幕
1.アクロの丘 2.ゆらめき 3.人間を被る 4.Cage 5.DOZING GREEN 6.DRAIN AWAY 7.かすみ 8.embtyo
9.凌辱の雨 10.GLASS SKIN 11.JEALOUS-reverse- 12.THE FINAL 13.FILTH
14.AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS 15.朔-saku- 16.脈 17.DIFFERNT SENSE 18.CLVER SLEAZOID
19.CHILD PREY 20.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇 21.Sustain the untruth 22.LOUTS 23.輪郭 24.予感  25.詩踏み 26.残

27.ain’t afraid to die 28.太陽の碧 29.-I’ll- 30.[KR]cube 31.JESSICA

第二幕
32.OWN TO THE NEXT 33.BE MY FRIEND FOREVER 34.test me 35.いつかどこか 36.Fresh mode anthem
37.Teenage Love 38.We Leanin’ 39.ウィークエンド 40.Not Your Boyfriend 41.男と女2000 42.真夜中のパーティー
43.人の一生 44.ヤバスギルスキルPart4 45.It’s A Show Time 46.episode Ⅴ 47.TOKIO LV 48.YOU ARE GOD
49.Amploud 50.Deep Impact 51.let’s dance

52.BOOOOM 53.愛されたいピーポー 54.キャバレークラブギミック 55.Child’s Replay 56.LOVE JUNKIE
57.a Day in Our Life

5/11
1.test me 2.Check 1,2 3.EPISODE 3 4.MA GLAMES? 5.ANOTHER 6.ウィークエンド 7.Teenage Love
8. Trip Drop Town 9.Fresh mode anthem 10.Story of A Sucka MC 11.Not Your Boyfriend 12.We Leanin’
13.代理人 14.男と女2000 15.Here We Go 16.進化論 17.Oh Yeah 18.TOKIO LV 19.episode Ⅴ
20.YOU ARE GOD 21.LOVE JUNKIE 22.業に燃ゆ 23.涙の走馬灯 24.a Day in Our Life

5/26
1.Mr. DYNAMITE 2.Oh Yeah 3.Touch the Sky 4.Not Your Boyfriend Psychosocial 6.Before I Forget
7.Story of A Sucka MC 8. Neva Enuff 9.Slow Down 10. Teenage Love 11.The System 12.孤独に死す、故に孤独。
13.We Leanin’ 14.My Way 15.ウィークエンド 16.Top of the World 17.Save The World 18.春恋、覚醒
19.八方塞がり美人 20.純愛、故に性悪説 21.完全犯罪彼女 22.BABY GIRL

23.solitude~真実のサヨナラ~ 24.永遠のBLOODS 25.a Day in Our Life

6/10 SIDE-「S」-
1.METAPHOR 2.ANOTHER 3.EPISODE3 4.MA GLAMES? 5.episodeⅤ 6.BE MY FRIEND FOREVER
7.Fresh mode anthem 8.Story of A Sucka MC 9.KEEP YOUR MIND 10.Teenage Love 11.The System
12.Slow Down 13.We Leanin’ 14.Save The Worldd 15.ウィークエンド 16.Touch the Sky 17.Oh Yeah
18.BIG BIG MONEY 19.TOKIO LV 20.YOU ARE GOD 21.Money In My Pocket 22.elegy train 23.BABY GIRL
24.AFTER PARTY 25.Child’s Replay

26.OWN TO THE NEXT 27.test me 28.M.R.T 29.My Way 30.LOVE JUNKIE 31.キャバレークラブギミック
32.いつかどこか 33.a Day in Our Life

6/30 SIDE-「V」-
1.春恋、覚醒。2.独占禁止法 3.八方塞がり美人 4.完全犯罪彼女 5.純愛、故に性悪説 6.サウダージ
7.Trip Drop Town 8.想いきり 9.STILL ECHO 10.So in Vain 11.Regret 12.Ranunculas 13.人間を被る
14.Trance My World 15.To The Chaos Inside 16.NEW PSYCHO PALALYZE 17.The Crime To Cradle 18.月下香
19.ABHOR GOD

20.Ice Romancer 21.NINTH ODD SMELL 22.STRING 23.let’s dance 24.ファンファーレ


TOUR2019 Hearts
7/10
1.愛! wanna be with you.. 2.HUM A TUNE 3.KIBOU 4.Live my life! 5.ビジョン 6.太陽と砂漠のバラ
7.ストロボ 8.undid 9.faith 10.手紙11.No Color Line 12.SOLID DREAM
13.BACK TOGETHER AGAIN(FOOTSTEP ON THE BEACH) 14.More 15.I’m mine 16.can’t say words
17.FLOATIN’ 18.Sugarless LOVE 19.Midnight Rose 20.ブルドッグ 21.Only One Song 22.Dream&Breeze
23.Mr.Traveling Man 24.羽田空港の奇跡 25.リリック 26.クモ 27.ANOTHER MOMENT 28.メッセージ

29.Cadence 30.フォノグラフ 31.Amanogawa 32.ギンギラギンにさりげなく 33.glider 34.涙くんさよなら

7/15
1.archive 2.advance 3.DR 4.「コンクリート」「ジャパニーズ」「サンデー」5. …as one 6.見上げた流星
7.Baby blue 8.雨傘 9.どいつもこいつも 10.Autumn 11.Sometimes 12.Symphonice 13.Sunset. Sunrise
14.KIBOU 15.明日を目指して! 16.AMBITIOS JAPAN 17.Live my life! 18.WATER LIGHT 19.グルメファイター!
20.The Course of Life 21.SONIC DRIVE! 22.愛! wanna be with you…  23.手紙 24.a Day in Our Life

7/25
1.Pocket 2.To be 3.LOVE HOLIDAY 4.fragile 5.アリア 6.クモ 7.手紙 8.ホントんとこ 9.東京ドライブ
10.愛! wanna be with you… 11.メッセージ

7/27
1.ハート 2.switch 3.home~この場所~ 4.story 5.みあげれば 6.フレーズ 7.Can we.. 8.夕灼けの街 9.Future
10.I believe 11.ローライダー 12.LOVE HOLIDAY  13.東京ドライブ 14.愛! wanna be with you… 15.リリック
16.こころ

7/28
1.Pcoket 2.To be 3.LOVE HOLIDAY 4. …as one 5.fragile 6.見上げた流星 7.遠い日のメロディー 8.手紙 9.story
10.アリア 11.夕灼けの街 12.ホントんとこ 13.I believe 14.ジャンプ 15.ローライダー 16.東京ドライブ
17.ハート 18.リリック 19.愛! wanna be with you…

20.KIBOU 21.羽田空港の奇跡 22.TOO YOUNG TO DIE

8/10
1.To be 2.Future 3.LOVE HOLIDAY 4.スベキコト5.switch 6.ストロボ 7.みあげれば 8.フレーズ
9.home~この場所~ 10.こころ 11.Can we… 12.ジャンプ 13.I believe 14.ローライダー 15.東京ドライブ
16.リリック 17.愛 wanna be with you…

18.ハート 19.HEY! Mr. SAMPLING MAN 20.SHAKE 21.TOO YOUNG TO DIE

8/11
1.Pocket 2.To be 3.LOVE HOLIDAY 4.…as one 5.fragile 6.見上げた流星 7.More 8.手紙 9.story 10.アリア
11.夕灼けの街 12.ホントんとこ 13.Future 14.I believe 15.ローライダー 16.東京ドライブ 17.リリック
18.ハート 19.愛 wanna be with you

20.SHAKE 21.AMBITIOUS JAPAN! 22.TOO YOUNG TO DIE

8/17
1.To be 2.Future 3.LOVE HOLIDAY 4.HUM A TUNE 5.ブルドッグ 6.よろしく哀愁 7.みあげれば 8.フレーズ
9.home~この場所~ 10.こころ 11.Can we… 12.switch 13.ジャンプ 14.I believe 15.ローライダー
16.東京ドライブ 17.リリック 18.ハート 19.愛 wanna be with you…

8/21 ANOTHER-memento-
1.FIVE RESPECT 2.GO NOW! 3.SWING 4.Over Flow 5.Rhapsody in Blue 6. Night Walk 7.熱帯夜 8.You are the “ONE” 9.SUMMER RIDER 10.GET ON THE DANCE FLOOR 11.ギンギラギンにさりげなく 12.Sugarless LOVE
13.PARKING 14.忘れないから 15.Everlasting 16.BRAND NEW SONG 17.永遠のBLOODS

8/22 ANOTHER-memento2-
1.君の詩 2.GO NOW! 3.SWING 4.HEY! Mr. SAMPLING MAN 5.CORAZON 6.宙船 7.Please Freeze Me
8.solitude~真実のサヨナラ~ 9.Booster 10.fish fight! 11.Bonnie Butterfly 12.しーさいど・ばいばい
13.mama said~ハタラキッバ~ 14.C’MON EVERYBODY 15.ナツノヒカリ 16.Sometimes 17.KIBOU
18.PARKING 19.Sugarless LOVE 20.HARD WORKER 21.ROCK STAR 22.東京ドライブ 23.SURPRISE DRIVE
24.Everybody Join Us(in the party) 25.SUMMER RIDER 26.Sparkle 27.Everlasting 28.本日、未熟者
29.夏夜のマジック

30.RAIN OF PAIN 31.トランジスタGガール 32.be cool 33.FIVE RESPECT
34.P・A・R・T・Y~ユニバース・フェスティバル~ 35.Over “Quartzer” 36.Stay Gold

8/24 特別編-Everlasting GREEN-
1.Pocket 2.To be 3.Future 4.LOVE HOLIDAY 5.HEY! Mr. SAMPLING MAN 6.どいつもこいつも
7.ホントんとこ 8.fragile 9.switch 10.みあげれば 11.フレーズ 12.夕灼けの街 13.home~この場所~ 14.story
15.こころ 16.アリア 17.Can we… 18.ジャンプ 19.ギンギラギンにさりげなく20.I believe 21.ローライダー
22.東京ドライブ 23.Sugarless LOVE 24.PARKING 25.HARD WORKER 26.SURPRISE DRIVE 27.リリック
28.glider 29.ハート 30.Everlasting 31.愛! wanna be with you…

32.Neighbor 33.GREEN 34.Southend 35.FIVE RESPECT 36.SWNG 37.SHAKE 38.黒い青春
39.Please Freeze Me 40.HOTEL VAMPIRE 41.Money In My Pocket 42.ダイナマイト
43.限界突破×サバイバー 44.Over “Quartzer” 45.TOO YOUNG TO DIE

8/31
1.To be 2.Future 3.I believe 4.LOVE HOLIDAY 5.追憶ダンス 6.switch 7.みあげれば 8.フレーズ 9.夕灼けの街
10.home~この場所~ 11.story 12.アリア 13.Can we… 14.ジャンプ 15.ローライダー 16.東京ドライブ
17.Mr. Travelin’ Man 18.HARD WORKER 19.SURPRISE-DRIVE 20.リリック 21.ハート
22.愛! wanna be with you…

23.夏の終わり 24.クモ 25.HOTEL VAMPIRE 26.SUMMER RIDER 27. Over “Quartzer” 28.TOO YOUNG TO DIE

TOUR19 Hearts final
9/12 Early Page-常緑-
1.Pocket 2.To be 3.LOVE,HOLIDAY 4.…as one 5.fragile 6.見上げた流星 7.ストロボ 8.手紙
9.story 10.アリア 11.Can we…12.ホントんとこ 13.I believe 14.ローライダー 15.東京ドライブ
16.リリック 17.ハート 18.愛! wanna be with you…

19.KIBOU 20.羽田空港の奇跡 21.Please Freeze Me 22.Mr. Traveling Man 23.TOO YOUNG TO DIE

9/15 Middle Page-焙煎-
1.To be 2.Future 3.LOVE,HOLIDAY 4.スベキコト 5.ブルドック 6.よろしく哀愁
7.switch 8.夕灼けの街 9.みあげれば 10.フレーズ 11.ジャンプ 12.東京ドライブ 13.ローライダー
14.リリック 15.愛! wanna be with you 16.home~この場所~ 17.クモ 18.こころ

19.SHAKE 20.ダイナマイト 21.HARD WORKER 22.TOO YOUNG TO DIE

9/23 #3 Closing Page-白濁-
1.ハート 2.switch 3.Future 4.I believe 5.LOVE,HOLIDAY
6.fragile 7.みあげれば 8.フレーズ 9.夕灼けの街
10.home~この場所~ 11.アリア 12.Can we… 13.ホントんとこ
14.Pocket  15.To be 16.ローライダー 17.東京ドライブ 18.リリック 19.愛! wanna be with you…
20.story 21.こころ

22.FIVE RESPECT 23.RAIN OF PAIN 24.SURPRISE-DRIVE 25.Over “Quartzer” 26.TOO YOUNG TO DIE

 


IT LOOKS UPON 2019 August/September/October/November

2019-12-30 22:25:47 | Weblog

8月
49.8/1 PEDRO  DOG IN CLASSROOM TOUR     @福岡DRUM Be-1
50.8/12 Cournelius 『Cornelius Performs Point』 @大阪サンケイホールブリーゼ
51.8/16 ビレッジマンズストア 村立15周年御礼参り“聖地巡礼行脚”  @福岡Queblick
52.8/18 安藤裕子 Zepp Tour 2019~雨街交差点~ @Zepp Fukuoka
53.8/24 LAZYgunsBRISKY/ミズ二ウキクサ/月追う彼方/猫jealousy/ Pinpoint Motion. 
      Tour 2019 [Riot Bulb] @西小倉WOW

54.8/25 LAZYgunsBRISKY~Acoustic Mini Live~ @博多キャナルシティ
55.8/27 KIRITO Club circuit 19'「 DERIVED」      @福岡DRUM Be-1
56.8/31 thetwenties 『WillBeaLegend』&『+PUS?!』リリースワンマンツアー @福岡 UTERO

8月からはライブレポを作っているので詳しくはそちらを。
8月に関してはコーネリアスが忘れられないですね。『Point』の再現ライブの為だけに大阪まで行って観光もせずに帰ってきたという(笑)そのライブ自体がまたレアで忘れられないものになりました。あとはLAZYで2days行ったりとか、大雨の中でキリトのワンマン見たりとか、twentiesのワンマンで熱く暴れた事が印象に残ってます。この月は季節も中身も「熱い」ライブが多かったと思う。

9月
57.9/12 Richard Strange (Doctors Of Madness) /Sister Paul/ 鮫肌尻子とダイナマイト/Blue King Club/THE SUICIDES 
             Doctors Of Madness"Dark Times"発売記念 Japan Tour @福岡UTERO
58.9/14 Yellow Studs "ごくつぶしが鳴く夜 2019" @福岡Queblick
59.9/19 べランパレード/ ココロオークション/ about a ROOM/ アイビーカラー  @福岡Queblick
60.9/20 DIR EN GREY TOUR19ThisWaytoSelf- Destruction @神戸Harbor Studio
61.9/22  noodles / Crispy Camera Club / DimDamDonkey   I'm not chic tour  @福岡Queblick
62.9/24 Futhan Richman AND The BANANA ワンマンライブ @the voodoo lunge
63.9/26  Banana Chips / 花魁マッスルズ / Knight's Tale / RECKLESS @福岡Queblick

UTEROで見たドクターオブマッドネスのライブが印象に残ってるかな。あんな小さなハコで外国のアーティストがライブするというのが貴重だし、シスターポールや鮫肌さんもアクが強いから、そんな方々の濃い世界、マニアックでアンダーグラウンドな空間が堪らなかったですね。あとはイエスタのワンマンも良かったですね。歌詞がアーティストの中で一番好きです。DIRで神戸までライブを見に行って雨に打たれて帰ったり、noodlesのライブで台風の中乗り込んで帰りに暴風に晒されたりと、雨の記憶が多く残っていますね。

10月
64.10/2 ミオヤマザキ 47都道府県完全無料ワンマンツアー「2020年1月11日ミオヤマザキ横浜アリーナやるってよ。」
             @the voodoo lounge
65.10/6 lynch. ZEPP TOUR'19 [XV]act:0 -OVERTURE- @Zepp Fukuoka
66.10/10 ザクロ / envoy from the silence / phase2 / THE INCOS / the shirafu 
               ザクロ 「楽園追放」ツアーファイナル 禊萩ざくろ生誕祭『収穫祭』 @福岡Queblick
67.10/13 BiSH  NEW HATEFUL KiND TOUR @市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
68.10/14 BiSH  NEW HATEFUL KiND TOUR @ 福岡サンパレスホテル&ホール
69.10/16 DIR EN GREY  TOUR19ThisWaytoSelf- Destruction @Zepp Fukuoka
70.10/17 SPARK!!SOUND!!SHOW!! / Alaska jam / the twenties 
               SPARK!!SOUND!!SHOW!! presents"NU BLACK RELEASE TOUR"  @福岡Queblick
71.10/20 DIR EN GREY  TOUR19ThisWaytoSelf- Destruction  @沖縄ミュージックタウン音市場
72.10/27 indigo la End ONEMAN HALL TOUR 2019-2020「心実」@福岡国際会議場
73.10/28 DA PUMP 「LIVE DA PUMP 2019 Funky Tricky Party」 @福岡サンパレスホテル&ホール


10月も引き続き行ったことのないライブにちらほらと。
ミオヤマザキの無料ワンマンでの彼女のMCを今でもよく覚えていますね。あそこまでストレートに伝える方も稀有だなと。で、lynchの念願のZepp Fukuokaで開催されたのですが、集客が少なくてバンドとしては目標が見つかったと言ってたのを覚えています。個人的には最前で楽しめし、何より嬉しかったな。
BiSHやスサシのノリにびっくりしたり、DIRで沖縄に行って余りの殺風景さに驚いたり、見ることは無いと思っていたDA PUMPのライブが見れたりと、まさか見れると思っていなかった、というライブが増えて行った月でした。

11月
74.11/3 ACIDMAN LIVE TOUR “創、再現” @福岡DRUM LOGOS
75.11/7 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS 「BLOOD SHIFT TOUR 2019」@門司BRICK HALL
76.11/9 八十八ヶ所巡礼 one man LIVE!!! 凍狂_JOVE JOVEナイト!!  @graf
77.11/17 一十三十一(HITOMITOI)福岡ライブ 2019 SOUL ALIVE  @福岡Kieth Flack
78.11/24 石田絵理子バレエスクール特別公演及び第43回発表会 @福岡サンパレスホテル&ホール
79.11/28 Leetspeak monsters 2DAYS ONEMAN TOUR 2019 『GOTHIC PARADE』 @福岡DRUM SON
80.11/29 Leetspeak monsters 2DAYS ONEMAN TOUR 2019 『GOTHIC PARADE』 @福岡DRUM SON

実はレポは書いているものもあるのですが、年明けになりそうです。
まあ、11月は本数少なかったけど、『創』のアルバムツアーを観れたり、ベンジーのライブで門司ブリックホールも行けたし、八十八ヶ所巡礼のワンマンも以前より楽しめる事もできたり、Leetspeak monstersで2daysでSONで見れたりと、また貴重な公演が続きました。実は門司ブリックホールはS.O.Sの春のライブツアーで申し込んでいたのですが落選してしまったというエピソードがあったのですが、まさかあんな熱いライブをあんなお洒落な会場で見れるとは..春の久留米のライブもそうですが、レアな会場で見る事ができました。
この中からは2つだけ、浅井健一さんと一十三十一さんのライブを。

11/7の浅井健一&KILLSのライブは、ニューアルバム『BLOOD SHIFT』に伴うもので、ソロ名義出したけれど、ツアー自体はKILLS編成で行うもの。それだけ中尾さんと小林さんとのコンビネーションが今一番刺激的で、楽しいんだと思います。
このツアーは福岡公演がACIDMANと重なっていたので門司公演を選んだのですが、これは正解でした。
もう、楽しかった。行くまでの道のりも楽しかったし、会場のブリックホールも、赤レンガ?石?で積み上げられたライブハウスというより多目的イベント会場みたいな作りで、会場に入るとすぐ右手がステージで、客席までの距離が近い近い。超お洒落な会場でした。しかも新興住宅地の中にあるっていうシチュエーションが痛快でした。ライブ自体も門司という土地柄飢えた熱いファン(一部は酔いつぶれてただの酔っ払いになってましたが)の歓声が響き渡り、終始歌い続けるファンもいたり(お前の声が聴きたいんじゃないからボリューム下げろ)やっぱノリが独特ですね。ベンジーはそんなフロアを笑顔で見ながら時に気さくに話しかけてファンとの交流を楽しんでいました。小林さんはMCはありませんでしたが、笑顔でした。髪の色が茶髪になっていました。中尾さんのおばあさまも鑑賞していたらしく、その時だけこっぱずかしそうに話していた中尾さんが面白かった。あと、「ぺピン」「赤いタンバリン」という曲を初めて聞いたのですが、20年くらい前の曲なのに今でも全然カッコよく聞けるし、なんかグッときましたね。
多彩なミュージシャンとコラボレーションする事で新たな血を注ぎ込むという意味の『BLOOD SHIFT』でしたが、セットリストのようにアルバム曲以外でもKILLSの曲でこれまでやっていた曲が中心で、このツアーでKILLSの色に染められたんじゃないかな、と。あと、新曲の「MOTOR CITY」がこの日はなぜかプレイされませんでした。しかし終演後にBGMが周囲に響き渡っていたんですが、苦情が来ていないのかブリックホールが心配になりました。(笑)

SE
1. Colorful Elephant
2. Vinegar
3. 目覚める時
4. Watching TV~English Session~
5. リトルリンダ
6. HARUKAZE
7. DERRINGER
8. Very War
9. 未発表曲
10. Sunny Precious
11. 目を閉じる映画
12. DEAD FISH
13. だからってさ
14. ペピン
15. 見た事もない鳥
16. METALLIC MERCEDES
17. 暗いブルーは暗いブルーさ
18. 赤いタンバリン
19. Beautiful Death

ENCORE
20. Old Love Bullet Gun
21. 危険すぎる
22. ガソリンの揺れ方
23. DEVIL




そして一十三十一さん。実は女性ソウルシンガーとして当時「煙色の恋人達」から知っているのですが、デビュー時期が柴田淳と同じ位だったし、僕の中で女性シンガーに最初に触れた方々です。何気にずっと追いかけていたんですけど、その間にソウルシンガーから「シティポップ界のTUBE」というキャッチコピーが付くようになっていました(笑)結婚されたりコンスタントにリリースされなくなり、ライブ自体2年くらいしていなかったので、もう見る事はないだろうと思っていた矢先、club setという形で来福が急きょ決定されました。これはSOUL ALIVEというクラブイベントで、確か企画者が福岡でやるって所でそのゲストライブとして招かれたのが彼女でした。もう嬉しくて最前で見ましたね。初めて見た一十三十一さんは、小柄なんだけど、ママとは思えない程若くて綺麗で、見惚れてしまいました。。そんなライブはDJドリアンさんとギターのカシーフの3人で「club set」としてプレイされました。
セットリストは、

1.DIVE
2.Dolphin
3.その目は、Hypnotic
4.Flash of Light
5.Serpent Coaster
6.Discotheque Sputnik
7.Let it out
8.Moonlight
9.Swept Away
10.Night Flight Telephone Call
11.恋は思いのまま

ENCOLE
12.summer rich

で、2017年に発売されたアルバム『Ecstacy』の楽曲が中心でした。最新アルバムであり、プロデュースしているのがドリアンさんなので、選曲としてはベストだと思いました。夏というテーマに沿った作られた解放的なアルバムだけど、そんな季節的なモノは気にせずに普遍的に楽しめる魅力があるんですね。あとは、もう一十三十一さんが美しすぎて、僕はまともに目を合わせられなかった。彼女の方がむしろ音楽を通して客席とコミュニケーションを取っていたので、楽しんでるのはよくわかりました。ちなみに最後物販でCD買ったのですが、その時「デビューの時からずっと好きで、今回初めて見たんですけど、今日見れて良かったです」みたいな事を伝えたら、彼女が興奮気味に「えー!それはうれしい!!」と自ら握手を差し伸べてくださったのが、忘れられないです。サインを頂き、写真まで取らせてもらい、これは家宝だなと。生きてたらこういう事もあるんだなと変に希望をもらったのです。




ラスト12月ですね。年末はゆっくり過ごすつもりでしたが、何時ものように振り返りで年を越しそうです。。笑


IT LOOKS UPON 2019 July

2019-12-30 13:30:21 | Weblog

7月
41.7/7 HYDE LIVE 2019 @Zepp Fukuoka
42.7/8 CRAZY VODKA TONIC/FERN PLANET/Mr.ふぉるて  対バンツアー 文命開花 一幕  @福岡Queblick  
43.7/12 PAELLAS sequential souls RELEASE TOUR @福岡INSA
44.7/13 キノコホテル/THE GOGGLES/SPARTA ROCALS  サロン・ド・キノコ~奥儀大回転~ 
              @福岡BEAT STATION
45.7/14 キノコホテル/THE GOGGLES/Baby Brothers サロン・ド・キノコ~奥儀大回転~
             @別府COPPER RAVENS
46.7/15 キノコホテル/首振りDolls サロン・ド・キノコ~奥儀大回転~vs~PSYCHO SHOCK!!~ @小倉FUSE
47.7/26 D Tour 2019「 道化師のカタルシス」@福岡DRUM SON
48.7/28 KING BROTHERS Presents『Rock 'n' Roll INVASION』with KiNGONS & 忘れて モーテルズ"
            @the voodoo lounge

7月はHYDEのライブで始まり大型連休を全てライブで過ごすというアホなスケジュールをこなしました(笑)
HYDEのライブはステージセットの徹底さ、演奏の安定さ、HYDEのカリスマさ、それでいて茶目っ気溢れるMCと、あまりにも抜かりなく完璧な形で圧倒されました。Slipknotに影響を受けているのかまさか「Duality」のカバーをするとは思いませんでしたが。


その翌日には再びCVT主催の対バンライブでQueblickに行きました。年齢が10代の「Mr.ふぉるて」や20代前半くらいの女性バンド「FERN PLANET」等、CVTと同じ空気を感じさせる3バンドでの出演。正直対バンのライブはもう覚えていないけど、CVTのライブではフロントマンがまたフロアにおりてきて会場を煽りまくったり、『DARUMA』という発売予定のミニアルバムから↓の曲や新曲が披露されたり、最後はストレートに観客に対しての想いを綴った「拝啓、名前も知らない貴方へ」で締めくくる等、自分達の型そのものを、破壊していっているようなライブでした。



連休中にはキノコホテルのライブで福岡・別府・小倉と3本連続参戦しました。キノコホテルも3年ぶりのライブで、福岡だけにすればいいのに何で3本も行ったのか自分でもよくわかりません。たぶん、別府のカッパーレイブンズは会場に行ってみたくて、小倉は首振りドールズと対バンだったからですね。2019年の夏の思い出はこれかな(笑)

福岡・別府はゴーグルズという、ビートルズのパロディーソングだけをただ延々と創り続けるというコンセプトで結成された福岡のロックバンドが一緒でしたが、このゴーグルズが何とアルバム2枚しか出してないのに、ミュージシャン達に大絶賛され、奥田民生や藤原さくらといった著名なミュージシャンがトリビュートを作るというとんでもないバンドだった(笑)ライブは全員エナメルの青スーツで足はハーフパンツ。さらにボーカルはゴーグルして、それ以外は変なアイレースをつけていました。それでも繰り出させる楽曲はまんまビートルズで、知らないのになぜか盛り上がれるという不思議な曲達でした。別府では実際にLET IT BEのカバーも披露されていて、ぶっ飛んでましたね。
僕は「Please Freeze Me」という曲が好きです。



ちなみに福岡のもう一つの対バンの「スパルタローカルズ」も田川出身の歴史の長いバンド。90年代に結成され、一度09年に解散するも、16年に再結成をして今年『underground』というアルバムを発売しました。僕はまったく知りませんでしたが、ポストパンクというんですかね、凄くリズミカルで踊れるパンクロックという感じで、ボーカルの人は、衝動で表現しているようなそんな思わず見入ってしまう魅力がありました。この『underground』の収録曲は全曲演奏してくれたのですが、そのレコ発ツアーで来れなかったから今回来れて嬉しいみたいな事を言っていましたね。やっぱり歴史が長いだけにこのバンドの客さんが一番多かったと思います。あと盛り上がりも。後々調べたら大体東京を中心に活動されているので、かなり貴重だったんじゃないかと思います。

で、カッパーレイブンズがこのキノコホテルの3本の中で一番印象に残っていますね。
ライブも盛り上がったし、一番楽しかった気がする。
まず場所がね風俗街の中にあるんですよ(笑)隣の店に普通に風俗があるってどんなシチュエーション。。
さらに、中に入ると中2Fの吹き抜けになっていて、小さいながらもスクリーンもあるし、ちょうどステージを囲むように2Fが凹の形で椅子やらソファーやら並んでいてゆったり座ってみたり、丸椅子に座ってみたりと色んな楽しみ方が出来る。楽屋はさらに上の小さな階段を上った所にありました。かの遠藤ミチロウが最後にライブをしたのがこの会場とかで、the twentiesやDroogなんかもワンマンでやったこともあるし、老舗で歴史を感じさせるライブハウスといった造りが凄く好きでした。

序盤にBaby Brothersというバンドが登場。全くyoutubeでも見つけられなかったのですが、実際はここのライブハウスの店長が組んでいるバンドという事でO.A的に5曲披露。一曲も分かりませんでしたが店長自ら盛り上げるという最高に素敵なライブハウスだったと思います。遥々2時間かけて行った甲斐がありましたよ。。

そしてラストの小倉は首振りドールズとのガチンコ2マン。新ベーシストが加入してから初めてのライブを今回見たんですが、バンドのサウンドも熱気もさらに上昇していて滅茶苦茶激しくなっていましたね。今まで以上に重く、熱く、何より勢いがありました。本当に彼らは大きな会場でワンマンが出来る位になるんじゃないかと。


そんな様々なバンドとの対バンを経てのキノコホテルですが、彼女達は常に不動というんですかね、どんなシチュエーションでもその独特な妖艶さを変わらず披露してくれました。新作『マリアンヌの奥義』に伴うライブでしたが、コンセプトのダンスミュージックという部分がありながらも、終盤にかけて荒々しくなっていくのが面白かったです。
福岡ではライブというより一つのショーとしてしっかり演奏しているように見えたし、別府では全曲やってくれたこともあり一番バンドとフロアが一体になれていたように見えたし、ラストの小倉はもうお客さんが食い気味で盛り上がるので「やばい街ね」とマリアンヌ様が零す位、最初から一種のお祭りムードが出来上がっていました。この小倉に関しては僕は最前...イザベルケメさんの前あたりで見たんですが、マリアンヌ様のつけまつげが外れるわ、身を乗り出してフロアで煽りまくるわで一番激しかった。多分当分来ないと思うから(笑)しっかりこの機会に見れてよかったなと。

別府と小倉のセットリストを載せておきます。

<別府>                    <小倉>
1.天窓                      1.天窓
2.ヌード                     2.ヌード
3.愛の泡                                                                          3.愛の泡
4.有閑スキャンドール                                                    4.有閑スキャンドール
5.樹海の熱海                                                                   5.樹海の熱海
6.東京百怪                    6.東京百怪
7.おしゃべりルージュ               7.おねだりストレンジ・ラブ
8.雪待ちエレジィ                 8.雪待ちエレジィ
9.レクイエム                   9.レクイエム
10.冷たい町                    10.女と女と回転木馬
11.華麗なる追撃                  11.茸大迷宮の悪夢
12.女と女と回転木馬                12.キノコノトリコ
13.茸大迷宮の悪夢                 13.キノコホテル唱歌
14.キノコホテル唱歌
15.真っ赤なゼリー                 ENCOLE
16.キノコホテルアネックス             14.真夜中のエンジェルベイビー

ENCOLE
17.ゴーゴーキノコホテル
18.もえつきたいの

で、10日ほど経って26日はDのライブでDRUM SONへ。キャパシティが何故か小さくなってしまった事に一抹の寂しさを感じつつも行ってきました。今回はヴァンパイアストーリーではなく、「サーカス」がテーマになっていて、あまりこれまで披露されてなかった楽曲-特に動物、昆虫、森といったネイチャーな内容のもの-も沢山披露されていました。

SE
1.道化師のカタルシス
2.Art de la piste 
3.狂人舞踏譜
4.三角お屋根と哀れな小熊
5.ミシュマシュ
6.Dark fairy tale
7.Who killed fairy?
8.??
9.Drums solo~アンフィテアトルムはクロワッサンの夜に
10.オーガを喰らった牡猫(ねこ)の奇術師
11.13月の夢見丘
12.メテオ~夢寐の刻~
13.シュレディンガーの夢遊猫とジャッカロープの杖
14.知られざる子供達
15.愚かしい竜の夢
16.慈愛の虜囚
17.名も無き森の夢語り

ENCOLE1
18.象と人と蟻と...
19.Hydrograph
20.闇より暗い慟哭のアカペラと薔薇より赤い情熱のアリア

ENCOLE2
21.Tightrope
22.Next Generation
23.Wonderland Savior

メンバーが意識していたかは分からないけど、曲のテーマとして「森」「動物」をメインにした楽曲が多くて、それはサーカスが入口なのであって実際には動物の事を歌った楽曲が多いからだと思う。だからこのサーカスというテーマも元々は『森』をテーマにした壮大なシリーズの番外編のような括りで捉えていました。実際、本編ラストが「名も無き森の夢語り」だったことが象徴的でした。結構流れよりも実験的な印象が強かった気がします。


この翌々日にはKING BROTHERS主催のロックンロールパーティーなるイベントに行きました。もう既に出演バンドで空気が出来上がっていてきちんとやる気なんて無いんだろうなと(笑)とにかく騒いで盛り上がれれば良いんだと、そんなかんじでしたね。忘れてモーテルズとかまだまともでしたが、KiNGONZに関しては演奏中にギターの人が飛び出してきて僕が座っている椅子の横で勝手に立って踊り出すし、マジで何なのこの人って感じでした。
キングブラザーズに至ってはもう最初のバラードの曲以外まともに演奏していないというか、フロアに下りてきて出演メンバーを取り囲むように大セッションパーティーが始まり、各バンドのメンバーをフロア客の上で右往左往させるという訳の分からないことになっていました。まあ、否定する気は無いんですけど、4年ぶり位に聞きに行ったので、音楽をちゃんと聴きたかったな、、と。

で、順番前後しますがキノコホテル前日にPAELLASのライブでINSAに数年ぶりに行ってきました。
PAELLASはSNSから流れてきたのがきっかけだったんですけど、こちらもシティポップというのかな?そんな感じのリズムとメロディーの心地良さが気持ち良いバンド。で、『sequential souls』というアルバムを聞き込み、その静かで艶やかな世界観に惚れて、ライブにも行ってきました。年齢層もやっぱ幅広くて、特に目立ったMCもなく、それでもじっくりじっくりと演奏を披露していくスタイルは気持ち良かったです。だから気持ちよく終われたんですけど、このバンドもこの年の暮れに、LAST SHOWと題したライブを開催して解散してしまいました。。なんか、また聞きたいと思っていたから、でも、だからこそこの夜に行けたことに意味があったんだと思う。本当に忘れられない夜でした。ありがとう。

7月だけでいっぱいいっぱいになったので、今回はここまでで。。


IT LOOKS UPON 2019 April/May/June

2019-12-30 09:29:13 | Weblog

4月
20.4/4 DIR EN GREY TOUR19 The Insulated World   @Zepp Fukuoka
21.4/6 ACID ANDROID LIVE 2019 #1 @福岡DRUM Be-1
22.4/11 DIR EN GREY TOUR19 The Insulated World @広島CLUB QUATTRO-a knot only-
23.4/12 DIR EN GREY TOUR19 The Insulated World @広島JMSアステールプラザ 大ホール
24.4/13 新妻聖子 concert tour2019    @福岡国際会議場
25.4/14 BiS 【Are you ready to go? TOUR】       @福岡DRUM Be-1
26.4/15 gibkiy gibkiy gibkiy / 夷狄   tour19 裸体  @福岡DRUM SON
27.4/19 Nulbarich ONE MAN TOUR 2019 - Blank Envelope - @Zepp Fukuoka
28.4/21 iri Spring Tour 2019 “Shade”    @福岡BEAT STATION

4月は人生初の5日連続ライブとなりました。何をやっているんだ俺は...
初っ端DIRさんのツアーで福岡と広島3公演見てきました。新築されたZepp Fukuokaでの最初のライブだったんですが、会場の作りが大分変わっていて、天井も高くホール会場のような印象でした。ライブ自体はニューアルバムの楽曲中心でしたが、とにかく情報量が多すぎて初日の福岡は何となく「かすった」位の感触しかなく、広島2公演でやっと体に馴染ませれた気がします。クラブクアトロではライブハウスならではの臨場感があるわ、ダブルアンコールが飛び出すわで、予定調和を崩したライブだったし、アステールプラザはホールならではの格別の気持ち良さがあってこの3本の中で一番楽しかったです。広島に2daysとか行く機会も無いし、会場も名前は知ってましたが行く機会がなかったし行くこともないだろうと思っていたので、本当に貴重でした。
ACID ANDROIDのライブも初めてでしたが、格別の煽りも無く淡々とライブをこなすというストイックな内容でした。何気に「ring the noise」からリアルタイムで聞いています。歌が上手いとは思わないけど、変な中毒性があるんですよね、この方の作る楽曲には。


新妻聖子さんも名前だけ以前から知っていて。確か山崎育三郎氏とテレビで共演していたのか何かがきっかけで。音声学と学んだわけではなくタレントとしてデビュー後にその道に入り圧倒的な歌唱力を築き上げたという稀有な方です。実際このコンサートもその力強い歌声だけで見る人を納得させるくらいの迫力がありました。こういう「声」だけで全てを語れる人というのが、僕は好きなんだろうと思いました。



その翌日のBiSは完全なる気まぐれで。BEAの公演スケジュール眺めていたら「BiSH」とよく名前が似てる人達だなと。そこから同じ事務所のグループだと知って、どう違うんだろうと思い行ってみました。チケットを買った時点では知りませんでしたが、このツアー開幕前に現メンバーの卒業が発表されて、興味本位で行った俺がそんな思い入れの強いライブに行って良いんだろうかと感じたのを覚えてます。正直楽曲云々よりアクの強い方々だったし、目の前の彼女達は裏で色々あったにしてもあの時はとにかく全力だった、むしろ必死に見えました。ラストシングルが「Are you ready?」というのも何処か皮肉に感じたし。11月に公開された映画「ああ無情」という映画で卒業までの顛末が語られていますが、もうドロドロですね。普通公にしないだろうことまで出てて。でも、それを撮るからこそリアルだし貴重でもある。。
その翌日のgibkiyは対バン形式でした。その対バンの方々は正直書く程の印象も無いので割愛しますが、kazuma氏の最前が空いていて、遠征で来ているであろう女性に勧められて人生初のセンターで見る羽目になりました。あの恐ろしい顔が目の前に現れたらどうしようとビクビクしていましたが、実際はフロアに下りつつも人目を避けるように移動していたのですが、痺れっぱなしでした。gibkiyつながりで友達も出来て嬉しかったですね。
Nulbarichは何で行こうとしたのか覚えていないんですよ。。ライブも照明、演奏、映像が合わさったハイブリッドなライブでしたが、多分もう行くことは無いかな、と。
そして平成ラストのライブはiri嬢。ニューアルバム『Shade』に伴うものでした。昨年のライブに比べると、よりクールで少しダークな印象の楽曲が多かったと思います。女性R&B歌手では日本で僕が一番好きな方ですね。とにかく彼女のあのクセのある歌声が大好きなんですよ。それにメッセージ性の強いものから、女の子の赤裸々な想いを書き綴ったリリックが、またストレートで、何処か共感出来るところもあって、そういった部分も好きですね。


5月
29.5/4 夢みるアドレセンス LIVE TOUR 2019 SEVEN STAR @福岡DRUM Be-1
30.5/10 そこに鳴る『一閃』release tour 〜ULTIMATE IMPACT〜 @福岡Queblick
31.5/12 RAMMELS Mirrors release tour @graf
32.5/17 TH eROCKERS TOUR 2019 Around&Around @福岡IMSホール
33.5/19 Angelo Tour 2019「THE REACTED WORLD」  @福岡DRUM LOGOS
34.5/31 ポルカドットスティングレイ  2019 有頂天 TOUR ONEMAN @Zepp Fukuoka

5月もこれまで行ったことのないライブに結構行きました。
夢みるアドレセンスはミオヤマザキの対バンで知って今回初のワンマンツアーで福岡まで来てくれたので行きました。
その時はメンバーが一人脱退していてそれでも6人で頑張ります!とツアー出来たこと、アルバムが出せた事が本当に嬉しく、そして本当に楽しそうにされていました。アイドルのライブもあのノリが好きなので行く分には嫌いじゃないんですよ。なのに年末に6人中4人が脱退して現在は4人体制になってしまって、その脱退理由みたいなのがネットにあって、それを見た時にショックだったし、もう名前は一緒でも僕の中では違うグループにしか見えなくなってしまってしましましたね。。
そこに鳴るは対バンだったんですけど、鳴ル銅羅というバンドと2バンドしか見ていないです。前回のツアーも見に行ったのですが、その時より歌モノというか、メロディーが活きた楽曲が増えたなという印象でした。あの刹那的で破壊的なサウンドと歌は相変わらず堪らなかったですね。



RAMMELSもシティポップ・ダンスミュージックのニューカマー的存在で、以前から気になっていたバンドの一つ。今回初のワンマンツアー。凄く緊張しているのが伝わってくるライブでしたが、バラエティーに富んだ楽曲でフロアを踊らせる・楽しませる事に拘ったライブだったと思います。

ポルカドットスティングレイも2016年のビレッジマンズストアの対バン以来で、気が付いたらもうZepp Fukuokaでライブする位におっきくなっていてびっくりしました。久々に行ってみるかとチケットを買ったのですが、場所どりしたら後方の知らぬ男に「マジ邪魔」と言われてしまいショックで、もう入口近くで落ち込んだまま見ていました。
ライブ自体ももう僕が好きな感じじゃなくてポップなエンターテインメントショーって感じで、ファンもそういう事を平気で言う人がいるんだと思うともう悲しくなりました。二度と行きたくない。

あと何と言ってもth eROCKERS。この日はBiSHのライブと被っていてすごく悩みましたが、やっぱりロッカーズといったら伝説の福岡のロックンロールバンドだし、陣内孝則に百々和宏という所が僕の中では福岡のスーパースター同士が組んだレジェンド感があったし、アルバム聞き込んでいきました。イムズホールは全席指定だったんですが、とにかく後方に立ち見が出る位に満員で、陣内孝則はドラマとかでは見せないアクティブなマイクパフォーマンスを筆頭にサングラスに白スーツ、銀髪リーゼントというド派手な格好で80年代の昨今のロックバンドにはない危ないオーラを放ちながら楽曲を畳みかけました。この人の本筋はロックンローラーなんだなと改めて感じましたね。あとクセの強いお客さん。ああ、昔はこういうヤバい空気があったからああいうクセの強いバンドが生まれたんだなって思いました。
ニューカマーだと、もうそんなバンドもファンもいないもんね。
アンコールでは百々さんが上着を脱ぎ捨ててフロアに投げ捨て「最高ー!!」と叫ぶなどご満悦の盛況でした。


6月
35.6/2 SEKAI NO OWARI TOUR 2019「The Colors」 @マリンメッセ福岡
36.6/7 sukekiyoTOUR2019「FORTY」 @スカラエスパシオ
37.6/9 indigo la End. ONEMAN TOUR 2019「街路樹にて」 @福岡BEAT STATION
38.6/13 Plot Scraps / Split end / CRAZY VODKA TONIC / FEEDWIT
            Plot Scraps presents「FLAWLESS YOUTH TOUR 2019」@福岡Queblick
39.6/15 The Cheserasera 2019 幻のワンマンツアー~『幻』Release Tour~ @福岡Queblick
40.6/21 ねごと お口ぽかーん!LAST TOUR ~寝ても覚めてもねごとじゃナイト~ @福岡DRUM Be-1

6月はSEKAI NO OWARIかな?自分もこれまで行こうとは思っていなかったら。
アルバムが2枚同時に出た時にストリーミングで聞いたんですけど、思っていた以上にダークでポップで...それでいて世界観が壮大でっていう僕の好きな要素がてんこ盛りだったんですよね。メディアを通してみる彼らの姿ってもっと明るいイメージだったんですけど、それはあくまで一部分で、本当はもっと暗い部分もあるんだなって知って。
ライブも光と闇を端的に表現していたというか。ド派手なセットである意味マリンメッセそのものが「SEKAI NO OWARI」という宇宙そのものを表現していました。今年行ったライブで一番壮大だったと思う。ライブも良かった。

sukekiyo自体は2015年の大阪・御堂会館以来約4年ぶりでした。スカラエスパシオ自体も4年ぶりかな。まあ、タイトルもFORTYなので4絡みが多かったですね(笑)この公演はアルバム『INFIRITIUM』に伴うものでしたが、それまでの無国籍な曲調から変わってダンス・エレクトロ的要素が出てきていました。それに京が楽器を操作したり、途中でベースを弾いたりともう彼の言う「なんでもあり」が更に解放されていましたね。これからもっともっとsukekiyoは型に囚われずに化けていく、そんな気がします。もうDIRの面影を感じる事もない位に、sukekiyoはsukekiyoという世界を完成させていたんだと強く実感しました。



その週末にはindigoのライブも行きました。よくよく考えるとキャパが300人位のこの会場のライブを手に入れられたのはラッキーな事では...そんなライブは特にアルバムツアーでもないのでインディーズの曲から配信の新曲まで新旧織り交ぜたセットリストで、比較的アッパーチューンが多かった印象。
唯一コンセプトがあったとするなら本編ラストに「幸せな街路樹」という曲が演奏されていた事。
奇しくもBEAT STATIONも会場横には街路樹があるんですよ。そんな不思議な事もあり、この曲が自分の中で作ったけど上手く呑み込めなくて、でも歌わないと先に進めない、みたいな事を言ってました。なんでこのタイミングでそう思ったのか、は分からないんですけど、ずっと引っかかっていて、それがこのタイミングでやっと出来たから、と考えた方が自然かもしれません。この頃から彼らの演奏はバンドというより、よりミュージシャンとしての側面を強め始めたように思います。

Plot Scrapsの対バンライブは実はCRAZY VODKA TONICが目的で行きました。CVTは去年の夏に主催ライブに行って以来追いかけている若手バンドの一つです。だけれどもこの日はFEEDWITという、ボーカルが次々と入れ替わり混ざり合うという独特な掛け合いを行うバンドや、大阪から来たセンチメンタルなガールズバンドSplit end、そしてギターロックの力強さをCVTよりも強く感じたPlot Scrapsと、どのバンドも個性をぶつけあっていたので、意外と楽しかったですよ。今の若手バンドはああこういう感じなんだなって触れた夜でした。昭和の頃に比べても、その音楽自体が優しいものが増えていっている気がしますね。まあ、印象的だったのはトリ前のCVTが出てくるやいきなりフロント3人がフロアに降りてきて会場の熱気を上げまくる熱いパフォーマンスをかましてくれた事。アングラな姿が見れてカッコよかったかな。

 The Cheseraseraも福岡でのワンマンは2年ぶり位かな?ニューアルバム『幻』に伴うライブでした。
宍戸さんが「ごめんね、視にくい人もいるよね」と言っていた位フロアは超満員でした。ライブは『dry blues』あたりから出ていた哀愁・叙情な側面に加えて今回の「幻」のような斬新なアプローチ、爆音でかますロック、The Cheserasera王道といった感じのナンバーなどバンドの可能性を更に広げていました。個人的にこのアルバムに関しては真っ白なイメージがありますね。『dry blues』まで作り上げた彼らの音世界をベースに、またリセットして新しいものをここから作り上げるという感じの。

 

そして6月ラストはねごとのワンマン。ねごとは「カロン」という曲は知っていてMDで当時よく聞いていました。
追いかけていた訳ではなかったのですが、今回解散に伴うラストツアーという事で、一度行ってみたいというのものあったので行くことにしました。案の定楽曲は殆ど分からないものばかりだったんですけど、ロック~エレクトロな要素まで幅広く持ち込んでいて、凄く可能性を探求されていたんだなと演奏曲を聴きながら思いました。
アンコールのラストがデビュー曲「カロン」で、彼女達を知ったきっかけの曲が、結果的にはこの日最後に演奏される曲になるというのも、何か不思議な縁を感じて、少しノスタルジックを感じていました。

 

 

またこの続きは今度。終わるのか?? 

 

 

 


IT LOOKS UPON 2019 January/February/March

2019-12-29 20:56:07 | Weblog

お久しぶりです。
仕事の合間に怒涛の年末ライブ日程を駆け抜け、仕事を納め、忘年会も終わらせてやっと今落ち着きました。
今年は引っ越しして独り暮らしを始めて一番環境の変化が激しい一年でした。実家に僕の部屋が無くなりました(笑)
ライブレポ、今年前半のものも書きたいなと思ってたんだけど、もう書く時間が作れそうにないので、ライブ振り返りって形で取り上げていきたいと思うようになりました。何時ものように長いので、、見たい人だけどうぞ。


1月
1.1/10 半チェイン 2019 〜a prayer〜  @福岡LIV LABO
2.1/24 BAN'S ENCOUNTER /べランパレード/橙々/くっつくポピー  今はやるしかないTOUR!!!  @福岡Queblick
3.1/25 Superorganism JAPAN TOUR  @福岡 BEATSTATION
4.1/26 眩暈SIREN /神はサイコロを振らない「囚人のジレンマ TOUR2019」 @福岡 BEATSTATION
5.1/27 空想委員会 ラストワンマンツアー『結び』 @熊本DRUM Be-9 V2

1月は2018年に見に行った「UNCHAIN」のVo&Gu2名によるユニット「半チェイン」が幕明けでした。
寒い冬の夜だったぶん、中に入った時の空間の心地良さと、気を使った居心地の良さが溜まりませんでした。
ライブもUNCHAINのカバーに非ずオリジナル曲が披露されたり、UNCHAINとは全く違うものでした。
残念ながらGuの佐藤さんが今年の春のツアーを最後に脱退されるのでもう見る機会は無いと思うと貴重でした。。

その後1/24~27まで4日連続でライブ漬け。正直こんなに見る予定は無かったんですが、バンズ主催、スーパーオーガニズムは昨年の秋の時点でチケット持っていたし、眩暈サイレンも行きたかったし、空想委員会もラストツアーだし、、と結果として4日になってしまいました。
バンズとべランパレードはこの時のライブで益々好きになったし、スーパーオーガニズムは独特でした。外国バンドなんですけど、女性ボーカルのoronoが年下で唯一日本人なのに一番クールにやっていて、MCもほぼ英語っていう、しかもステージ上で、なんかつんけんしているように見えましたね。おかげでSNSの評価が肯定的なのと否定的なので真っ二つに別れてました。それ以外の方は割と楽しそうでしたが。。バンド全体はともかくとしてこのフロントマン個人は本当にジャパンツアーがしたかったのかなと。ライブもアルバム曲しか持ち曲ないから1時間位という凄いライブでした(笑)orono本人も「短いよね」って突っ込んでましたが。



翌日に同じ会場で眩暈SIREN主催ライブ。人間が持つ心の闇というんですかね、、ダークでドロドロとしながらも、必死に足掻いて生きようとするような、そんな「もがき」に共鳴している人が多いのかなと思いました。共鳴するからこそ解放的になる。故に解放するために暴れまわる。そうやって生きようとしている人達が沢山いたように見えました。
なんとなくミオヤマザキに通じている気がする。ボーカルの人がフードと前髪で顔を隠しながら歌っている所も、あんまり顔出さないミオヤマザキと似てるじゃないですか(笑)神サイは申し訳ないんですが音楽的に自分合わないなって改めて実感しました。んー、、カッコいいんですけど、ときめかないんですよね。。何故か。



共鳴って意味ではその翌日の空想委員会の熊本のライブが忘れられないかな。空想委員会はこのツアーで活動を停止する事が決まっていて、でも福岡公演が眩暈SIRENと被っていたので熊本になりました。会場の熊本Be-9は何度か行ってますが、この時はこれまで入ったV1ではなく、その上のフロアにあるV2という会場。キャパ的にはV1の半分くらいの会場でした。が、このライブはとにかく激熱で、ステージの4人は勿論の事、見ている客席も上着を脱ぎ出す人が続出。選曲もベストオブな内容でしたが、とにかくすべてを出し切るんだっていう熱意と想いが在りました。見ててジーンと来る瞬間も何度もあったし、、うん、今年の中でも凄く印象に残ったライブでした。



2月
6.2/2 山崎育三郎 LIVE TOUR 2019 ~I LAND~. @福岡国際会議場
7. 2/3 Bermuda△/STRADOLL/ノンフィクション/ THE INCOS/南風とクジラ
      「Bermuda△との三角関係の続き」 @福岡Queblick
8.2/8 柴田淳 「JUN SHIBATA CONCERT TOUR 2019 月夜PARTY vol.5 ~お久しぶりっ子、6年ぶりっ子~」
         @福岡市民会館
9.2/10 西南学院大学OBオーケストラ 第28回定期演奏会 @アクロス福岡シンフォニーホール
10.2/10 吉澤嘉代子「女優ツアー 2019」@都久志会館
11.2/16 青葉市子 ichiko aoba qp tour 2018 - 2019 @日本福音ルーテル博多教会

2月はソロアーティスト、特に女性ソロアーティストのライブが多かった月でした。
山崎育三郎さんは何課のドラマで見たからで知っていた位、後は安倍なつみの旦那という事ぐらいしか知らなかった(笑)んですが、このコンサートは、別のコンサートに行く度にイベンター会社が作るフリーペーパーに、彼のコンサートがほとんど毎回掲載されていて、見ている内に気になって『I LAND』というアルバムを聞いたら何か良くて、ああ、行ってみようかなと思ったんですよね。完全なるサブリミナルエフェクト(笑)
でも、凄くステージは練られてましたよ。ミュージカル風なオープニングから、美声を味わうバラードセクション、インタールードを挟んで客席の真ん中通路から登場して後方席の人にも楽しんでもらえるような取り組みをされたり、、と、劇場型、エンターテインメントショーとして凄く拘りが伝わってきたし楽しかったです。



その翌日に行ったBermuda△主催。彼らのライブ自体が2018年の10月以来だったのですが、クセの強い人達ばかりが沢山出てました。「ノンフィクション」も名前は知っていて今回初めて見たんですが、「南風とクジラ」共々音楽というより、手段として用いるというか、娯楽に振り切った印象でした。だから娯楽として見る分には面白かったです。
後はSTRADOLLという若手バンドもいて、福岡の色んなライブハウスで結構出演に名を連ねていたニューカマーだったので楽しみにしていたのですが、何とこの日が解散ライブで、保護者らしき方々がみえていました。この時は少し会場がエモーショナルだったかな。それに通じる所ではTHE INCOSもそうで、この日が新しいドラマーのお披露目かつ、1stアルバムに伴うツアーの初日という括りだったけど、納得いかないところがあったので作業やり直したから発売が遅れたと、、謝罪されてました。その分「響けこの音!」と言って必死に新曲を歌っていた姿が目に焼き付きました。
トリのBermuda△もこの日が新曲(Oh!!奥様!!)のお披露目ライブでした。ステージ上でリツイートと良いね!!をしまくってくれという謎の拡散協力をさせられたのを覚えています(笑)彼らは娯楽になりすぎず、かといってエモーショナルにもなりすぎず、何時ものようにちょっとネジが外れた大人の事情をポップにキャッチーに歌っていました。何時もな様子だったので、催としてこのライブをしっかり締めてくれた感じでした。この場所で12/7のワンマンライブも発表されて、大きな歓声と拍手が沸き起こってました。
まあ、STRADOLLは解散して、南風とクジラもベーシスト脱退に伴ってこの後活動休止(このライブの時点では知りませんでした..)、そして主催のBermuda△も活動停止となったので、本当にバンドって何が起こるか分からんな、と。

中盤~終盤にかけては女性ソロアーティスト三連発。柴田淳は高校の頃に凄く聞いていて、今回アルバム発表に伴って6年ぶりにツアーをするという事で、いそいそとチケットを買ったのですが、実際6年ぶりとは思えないほどに観客が沢山いて相変わらずのカリスマぶりでした。歌声も変わらないまま綺麗なまま、紡がれて行く師玉の名曲たち。
ステージセットも夜の森の中にある荒廃した建物...といった造りになっていて、神秘的でしたね。
この時MCで「今年はもうちょっとライブをしたいと思う」と言っていたのを覚えてるんですが、結局どうなったのやら。

2/10は午後14時から友人が出演している大学のオーケストラの鑑賞に行って、その後17時から吉澤嘉代子さんのコンサートで都久志会館へ。正直オーケストラって鑑賞するだけでかなりの疲労を伴うので、会場に行くまでがしんどかった記憶があります。都久志会館も今回初めて行ったのですが、通常ホール会場って入口から上フロアに作る物なのに、この会場はどんどん下に下りていくんですよね。やや螺旋気味に通路を下りていって入場するという造りが面白かったです。
キャパシティ的には福岡国際会議場をもう少し狭めたような感じで、僕は割と後方席だったのですが、しっかりステージを見れました。吉澤嘉代子さんは『屋根裏獣』というアルバムのレコ発ツアー以来、約3年ぶりでした。滅茶苦茶好きって訳でもないんですけど、作る世界観が凄く独特だと思っていて。あと歌い方とか曲調に昭和の雰囲気を感じるというか。。素で話すときは凄く口下手で大人しい感じで緊張しているのがモロに伝わるんですが、音楽が始まると別人のように艶やかな歌声をあげる、このギャップが好きというのもあります。それにあれだけの世界観だから、言葉には出来ない凄い衝動のようなものが、奥底に渦巻いているんじゃないかと勝手に思ってます。このコンサート自体はアルバム『女優姉妹』に伴うもので、コンサート自体が歌劇というか、ストーリー仕立てになっていました。個人的にそういうの大好きなので、心おきなくその世界に浸からせてもらいました。女の世界を垣間見ているようでね。



で、今年の中でも強烈な印象に残っているライブが2/16の青葉市子さんのコンサート。これも何かのアーティストのライブに行った時のチラシで知ったというのがきっかけで、このコンサートは『qp』というアルバムを出されてその弾き語りツアーの最終公演でした。会場がルーテル教会という、なんか知り合いから紹介されたとかなんとか言ってた記憶が、、
会場が教会だし、温熱器具はストーブだし、照明が消えると視界がステージ上のランプだけでほぼ真っ暗闇だし、青葉市子さんはそんな中でアコースティックギターだけで淡々と、それでいて歌声が、とても幻想的というか、寂しさの中に、少し優しさも感じさせる、今にも消え入りそうな程の繊細な歌声に聞こえました。会場の雰囲気と凄く合ってました。
その光景が今でもキャプチャーで覚えています。うん、不思議な夜だった。。


3月
12.3/7  THE PINBALLS  end of the days tour  @the voodoo lounge
13.3/17 浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS  "METALLIC MERCEDES TOUR 2019" @久留米GEILS
14.3/22 THE VOTTONES ワンマンライブ @the voodoo lunge
15.3/23 八十八ヶ所巡礼 onemanLIVE凍狂天神ナイト!!@graf 
16.3/23 THE INCOS /シンガロンパレード / PSYCO LOGIC BOX /Bermuda△ 
            THE INCOS "ドラスティックが止まらない" RELEASE TOUR FINAL!!  @Kieth Flack
17.3/24 NAZARE始動ONEMAN LIVE追加公演5大都市ONEMAN TOUR【荊海 BEYOND】(O.A DEXCORE) @graf 
18.3/26 THE NOVEMBERS ”ANGELS ONEMAN TOUR 2019” @the voodoo lounge
19.3/28 UNLIMITS×OVER ARM THROW OVER THE LIMIT TOUR ~平成の境界線を越えよう~ @長浜CB

3月が例年通り多くて8本行ってきました。
初っ端のTHE PINBALLSも初見でしたが元々名前は知っていて。確かLarge House Satisfactionの対バンに名を連ねていたのがきっかけかな?スーツ姿でちょっと古臭いガレージとパンクとロックの間を行き来するような音楽が好きだから行きたかった。この日はアルバム『時の肋骨』に伴うものでした。このアルバム自体が12曲で24時間を表現しているというコンセプトアルバムにもなっていて、そういうの大好きなので(笑)実際曲聞いてから行ったけど良い曲が多いなって感想で、ライブで見たかったんですよ。ライブは激しいんだけど凄く人間臭いというか、「お帰りなさい!」って言葉が飛び交っててボーカルの人が本当に涙流しながら感動してたり、そういう想い合うっていうのもあって良かったなと。



2本目のベンジーのライブは何時もの福岡ではなく久留米市のゲイルズというライブハウスだったので会場そのものも楽しもうと思ってました。実際久留米までライブに行ったのは初めてでしたが本当に福岡市と雰囲気が違うし、大砲ラーメンの本店はあるしで何気に堪能しましたね。ゲイルス自体街中の普通のビルの地下にあるライブハウスですが、この建物自体が既に閉店していて、ライブハウスが残ったスケジュールをこなした後閉店することになっていました。キャパシティも小さくて、Be-1の半分くらいかな。こんな場所でベンジーがライブするんだっていう驚きと、後どんなライブになるんだろうっていう期待がありました。
実際ロック大好きなむさいメンズが多かったフロアは、ライブが「Turkey」から始まるともう歓声が凄くて終始盛り上がりっぱなしで、逆にベンジー達がちょっとびっくりしてるようにも見えました(笑)この日のライブは『Sugar』の楽曲がメインでしたが、配信リリースされた新曲の「ぐっさり」「HARUKAZE」それにニューアルバムの原曲となる新曲も披露されていて、どちらかというとライブがしたくて日程組みましたみたいな感じの内容。色んな楽曲が聞けて嬉しかったです。ダブルアンコールまでやってくれたし。荒々しいライブでした。僕は「HARUKAZE」という曲が好きです。

3/22~24までの3日間に4本ライブを見てきました。
3/22はTHE VOTTONESはベースのペドロさんの脱退に伴うワンマンライブでした。彼らのライブは何度も行ってますがワンマンライブは初めてで、久々に見た4人...特にフロントの3人はえらくロッカーの空気というか風格のようなものを纏わせていました。楽曲は知ってるけど繰り出させる轟音の圧が過去の比ではないというか。それにバンド友達や一般のファンも沢山来ていてほぼほぼ8割方埋まっていて、約2時間かけて30曲位演奏するというとんでもない破天荒なライブでした。ペドロさん自身は脱退だからと特別何かMCがあるとかではありませんでしたが、観客が..ボギーさんとオクムラユウスケさんが「ロックンロール」の終盤、恐らく酒に酔った勢いでステージに登ってきて「おい!何で辞めるんや!」とか「オマエベース止めんなよ!」とか言い出したり、肩車しようとしたり、バンドに変わって演奏の主導権握ったりしていてそれまでの空気をぶち壊して最悪でしたね。邪魔だよって。感傷的になるのは分かるけどそういうのはライブ終わってから裏でやってくれって。バンドの演奏見に来ているのであってお前らの演説見に来てるんじゃないよって。

その翌日が八十八ヶ所巡礼のライブでgrafでした。ニガミ17才のライブで気になったので行ってみる事にしたんですが、もうgrafがギュウギュウになる位満員だし、ライブ自体は奇怪なのにどこか中毒性があってのめり込んじゃうしっていう感じのヤバいライブでした。そして終わったその足でTHE INCOS主催ライブを見にキースフラックまで行ってきました。
このライブは2月の「三角関数の続き」から始まったツアーのファイナル。この会場も当日はソールドアウトしていて人の賑わいが凄かったです。まあ年齢的には若い女性の方々が多かった気がします。入場時点でBermuda△とPSYCHO LOGIC BOXは終わっていてシンガロンパレードから見ました。ラストのTHE INCOSはアルバム曲と既存の人気曲を織り交ぜながら展開してきました。ライブ自体は初日よりも完成されていたんですが、ツアーファイナルだけに沢山曲が聞けるかと思ったんですが、アンコール入れても6曲位で、アルバム曲が殆ど聞けなかったのが残念だったかな。
また、いつか聞けると良いですね。。

で、さらに3/24に再びNAZAREの公演で福岡へ。確かツアー組む時にもう福岡もノリで入れたとアンコールのMCで行ってたような...若手ビジュアル系の中でたぶん一番僕がsympathyを感じているバンドで、東京メインなんですが、今回ツアーでなんでか福岡に来てくれたので行くことにしました。なんで知ったのか忘れたんですけど、「受難」という曲を聞いた時にとにかくカッコよかったし、なんか来るものがあったから、気になっていたんですよね。
当日の集客的にはキャパの半分くらいでしたが、O.AのDEXCOREも激しいし、NAZAREのライブもヘビーロック、ハードコアといった域になっていてDEXCOREを超える位にひたすら激しかった。。それでいて歌唱力も演奏力も高いもので、タイトな演奏なのに細かなプレイも入れ込んでおりポテンシャルの高さを伺い知りました。むしろ福岡のファンが大人しすぎるんじゃないかって思う位。とにかく勢いを凄く感じたので、もっともっと上り詰めた姿が観たいと思います。


2日挟んだ3/26のTHE NOVEMBERSのライブも凄かったな。。名前だけは知っていて「DECAYS」でね。で、『ANGELS』というアルバムを聞いたんですが余りに美しいアルバムだなと思って、今回初めて行くことにしました。
この「初めて行くことにしました」っていうのがこの月は多かったです(笑)ライブはそのアルバムの世界観をさらに拡張して深く入り込ませるようなライブで、、音の宇宙というのかな、演奏よりも、その描き出す世界観の大きさに圧倒されましたね。おかげでハマってしまいました。6月に消失点というライブツアーがあるので、行く予定にしています。

そして3月ラストがUNLIMITSでした。3年前に『U』というアルバムを出した時のワンマンライブが最後だし、告知で活動休止のアナウンスがあり、それから個々で活動していてもバンドとしては2年以上休止していました。もう戻ってこないんじゃないかなと思っていたから、今回純粋に戻ってきてくれたのが嬉しかったです。
対バンのOVER THE ARROWがUNLIMITSの大ファンで、元々一度CBでライブする事が決まっていたんですが、諸処の事情で出来なくなったとかでその時の事もあって今回の対バンで福岡にも来てくれたそうです。(このライブが対バンツアーの初日でした)で、メンバー間の環境も変わって今は全員他県に住んでいると。ドラマーの人は福岡に住んでるという衝撃な話もありつつ、そういう話も含めて、とにかくライブ自体を楽しんでいる4人がいました。フロアが揺れ、ダイバーまで飛び交うエキサイティングな光景にただただバンドもファンも歓喜していました。再会してライブが出来たこと、その喜びをかみしめながら笑顔で演奏している4人の姿がありました。僕が行ったCBは今年この公演のみでしたがやっぱり他のライブハウスにはない横広の造りは新鮮ですね。。そのまま満足してOTAのライブは見ずに帰りました。すまそ!!

また次は今度ね。


ACIDMAN LIVE TOUR "創、再現”

2019-12-25 10:11:22 | LIVE



11月1発目は11/3文化の日にACIDMANのライブでDRUM LOGOSへ。
ACIDMANは「赤燈」だけはリアルタイムで聴いて当時MDに録音していたし、何度も何度も聞いて歌詞もメロディも唯一彼らの中で覚えているほど印象に強く残っている楽曲でした。それが収録された1st ALBUM『創』が発表された事も知っていました。ただ当時はビジュアル系にどっぷりハマっていてきちんと聞く機会が無いまま今に至っていました。
あれからビジュアル系ブームが過ぎて...というより当時ほど強烈なバンドがなくて、どんどん衰退している印象しかないあのシーンに辟易して、ONTAQがきっかけでいろんなバンドを聞くようになり、まあ、年も重ねて、免疫ができたのか、心に余力が出来たのかは分かりませんが、あの頃より受け入れのキャパシティーが広がりました。

そんな中で今回『創』のアナログ盤が発売され、それを記念して、「創、再現」としてツアーが行われる事を知りました。僕はACIDMANをリアルタイムで追っていないし、以降彼らがどのような作品を発表しているのかも、きちんと知りません。だから、あの当時中途半端に終わらせてしまったへのしこりが残っていたし、きちんとアルバムを聞いて、あの世界観をもう一度、そして恐らく最後になるであろう、このライブツアーの中で体感し完結したいという想いで、行くことにしました。このツアーに併せてか分かりませんが、サブスクリプションで『創』のリマスター音源も発表されていたので改めてアルバムを聞き込みました。「ああ、こんな世界だったんだ」と改めて感じました。インタビューも読んだのですが、「刺々しくて、若々しい」みたいな事を大木さんが言ってたんですけど、伝えたいことが今と変わっていないとも言ってました。今よりも未熟な部分はあるけれども、今に通じているモノもある。そんな感覚。

当日のロゴスはSOLD OUTで、僕は300番台で入場しました。超満員のフロア。そしてほぼ定刻に開演。

SE:8 to 1 completed
1.造花が笑う
2.FREE WHITE
3.シンプルストーリー
4.Silence
5.バックグラウンド
6.to live
7.At
8.Spaced Out
9.酸化空
10.香路
11.今、透明か
12.アレグロ
13.赤燈
14.揺れる球体
15.飛光
16.培養スマッシュパーティー
17.Your Song

ENCOLE
18.灰色の街(新曲)

ステージには『創』のシンボルでもあった六角形型の照明が配置。
心地良いリズムに大木さんのカウントがこだまする「8 to 1 completed」をバックにメンバーが入場。
SEが終わるや六角形の照明がステージを照らし、「造花が笑う」で開演。この時点で最前ブロックの客が民族大移動を起こし前方になだれ込み、早くもダイバーが登場するという盛り上がり、そして続けざまに披露されたのは何とインディーズ時代に発表されたEPに収録された「Free White」。大半の客が存在を知らなかったのか、反応が「造花が笑う」より鈍くて、最初聞き込んでいる人が多かったけど、段々とリズムに合わせて拳が上がりだし、違和感なく序盤を駆け抜ける。

「こんばんは、ACIDMANです。今日はありがとう。」

大木さんのMCを挟んでの「シンプルストーリー」「Silence」「バックグラウンド」とノリの良い曲が立て続けに。まるで序盤で勢いのあるものを出し切るかのような構成の中、個人的に前半のハイライトと思ったのが、『創』には収録されていなかった「to live」。ベースソロ→ギターソロとインストを設けてとにかく会場を盛り上げる。ヘッドバンキングするような楽曲ではないけれども、勢いや攻撃性、そして激情的でありながらもシャウトではなく歌い上げる大木さん。これまで見てきたバンドとはまた違った独特なノリで押しまくり、「儚い夢と共に死ね」というフレーズが紡がれると、共鳴するかのように歓声が飛び出していました。

「17年前に発表された曲ばかりで行うツアーですが、17年前の楽曲に思えない。それにそんな楽曲達でのライブにこれだけ多くの人が集まってくれて、ソールドアウトって凄くないですか?」

とブレイクを挟みながらここまでの盛り上がりを振り返ったMCの後、「僕らはおっさんなので、ここらでゆっくりしたいんで(笑)ここからちょっとディープな世界に入って行くので、、僕ら、音だけのインスゥルメンタルっていうのも大事にしていて、『創』からお届けします。At」とインスゥルメンタルの「At」で第二幕の始まりのような空気感に変わり、アルバム同様「Spaced Out」へ。この曲は音源だと特に印象に残らない感じでしたが、その静かだけれど深みのある世界観が、ライブでは迫力や説得力を持って、ガラッとさらに空気を変え、広がりを与えていました。「to live」までの世界観を良い意味で変えて、また新たな境地へ導かれた、と言っても良いかな。そこからインディーズ時代の「酸化空」、そして「香路」とノスタルジックな楽曲へ。序盤の激しさとは打って変わったディープだけれども、どこか哀愁じみて、温もりを感じる、人間味のようなものが出ていました。

ここで再度ブレイクを挟んで今度は仙人のような様相でしたけど42才だったのにもびっくらこいたドラムの浦山さんがMCを。この方は激しいドラミングをしながらコーラスが必要な楽曲の殆ど全てを担当されていたので驚きました。MCが全く上手くならないと言ってましたが大木さんとは違ってテンションが高かったので聞いてる分には面白かったですね。
当時はインディーズの頃に福岡に来て、車一台に3人で1100kmの道のりを来たけれど、ベースの佐藤さんが免許取り立てで車線変更する時に上手くできなくて3人一緒に確認したとか、今は全員免許持っているけど浦山さんは今でもハンドルが震えてるとか、当時と今を振り返りながらステージ上で3人で仲睦まじく話しつつ、再度「今、透明か」でライブ再開。
この「今、透明か」から「アレグロ」そして「赤燈」さらに「揺れる球体」までの流れは、この『創』の世界観を締めくくるような壮大なスケールさを感じました。そして、

「知っている人もいると思うけど、今回のセットリストは、当時『創』のリリースツアーでやった時のセットリストと同じです。新しい曲もいれようとか色々考えたんだけど、やっぱり当時のセットリストが一番すんなり来て、そのまま持ってきました。ちなみに当時だとこの「揺れる球体」が本編ラストで、ここからアンコールでした。そしてここからはそのアンコールをやります。その一発目は当時新曲として披露したこの曲です。「飛光」!」

「ラストスパートいけますかー!」からの「飛光」で言葉通りアッパーな盛り上がりへ。この曲のメロディーが滅茶苦茶好きでした。次から次に紡がれる刹那の歌声。冒頭と同じようにダイブをかます人が現れ、さらに「培養スマッシュパーティー」と途切れることなく続き、ラストは「Your Song」の大合唱と一体感。

そして一呼吸置いたアンコールでは新曲の「灰色の街」で全てを締め括る様な美しき終焉を迎えました。
バンドが言っていた通り、20年近く前の楽曲なのに、色褪せさを感じさせない不変性と永遠性。そして単なる再現に非ず、その先の未来を描いた所がこのライブの魅力だったと思います。最後の最期まで暖かみを感じさせる心地良さがありました。次は行くのか分かりませんが、またいつか会えたら良いなと思います。ありがとう。







BiSH NEW HATEFUL KiND TOUR 熊本市民会館シアーズホーム夢ホール&福岡サンパレス

2019-12-21 22:12:06 | LIVE



完全に順番は前後になりますが、10/13,14にBiSHのライブツアーで熊本と福岡に行ってきました。
BiSHは去年クリスマスに行われた福岡国際センターのCROSS FMのイベントで初めて見たのですが、その時になんか感じるものがあったのでそれ以来リアルタイムで追いかけていました。アイドルではなく「楽器を持たないパンクバンド」としての活動している彼女達。という事はガールズバンドって事ですよね。
今年に入ってメンバー全員のキャラというか、個性のような爆発して、凄く注目されているのも分かっていたし、結構個性バリバリが大好きな僕としては、まあ興味をそそられたわけです。
今回「CARROT and STICKS」というアルバムが夏に発売され、その発売と前後してこのホールツアーも発表されました。実際ライブハウスツアーの時点でアルバムが発売されたので、どういう内容になるのか全く分からなかったのですが、行ってみようかと思っていたタイミングでもあったので、この機会に行くことにしました。

九州は序盤戦でした。そして熊本は行きたかった熊本市民会館でのライブだったので、行くことにしました。
熊本は今年2回目にして今回が最後になりました。その熊本から話すと、実は1月に空想委員会のワンマンライブでDRUM Be-9 V2に行ったのですが、それまでの間に熊本城付近に超お洒落なテナントビルが出来ていて、さらにその下では出店&イベントが行われており、地元のバンドが演奏して賑わっていました。そんな通りを抜けて熊本城に行く手前にあるのが熊本市民会館。6角形の形をした会場が個性的で、観光で熊本に来るたびにライブで行けたら良いなと思っていたので、まあそこで見る事ができて感激でした。しかもその通りを挟んだ向かい側のスペースでもイベントがあり、さらに熊本城を囲む川には灯篭流しが行われていて、この日は今まで一番熊本の中心街が賑わっていました。
しかも熊本城の目下に熊本城ホールというのも出来るらしく、どんだけホール作るんだよと思いましたが、なんか熊本って全体が盛り上がっている感じがあって好きなんですよね。街おこしというか、震災で倒壊した熊本城もかなり復元されていたし、道路を封鎖してまでイベントが開催されたりと、凄くエネルギーのようなものを感じます。福岡は正直田舎だけど九州では都会みたいな感じがあってインテリな所があるように感じるので、こういう賑わい方ってないよな、と。

実は福岡よりも熊本の方が印象に残っているんですよ。というのもこの2公演はアンコールも含めてセットリストも演出も完全に同じだったんですよね。だから福岡の時にはもう聞き飽きていた部分もありました。客席で言えば熊本は1Fの最後尾でしたが、会場自体がサンパレスに比べてコンパクトだったので、その遠さというものを余り意識せずにみる事が出来たし、逆にサンパレスは1Fの真ん中付近だったので気持ちよく全体を見ることが出来ました。

なので熊本メインで記載します。その熊本はこの時台風が関東付近を直撃したこともあり、当日に飛行機が飛べない..ダイヤがかなり乱れてしまって開演の18時の時点でまだ開場さえしていませんでした。そして彼女達が入場したのがおそらく開演予定時刻。そしてリハや準備を行って開場したのが19時過ぎ、開演が19時25分ごろというスケジュール。
BiSHの清掃員の方々はこんな中でも荒れる事なく会場前で賑わっていたし、携帯式ライトを見知らぬ人に配布したりと、とにかく全員で楽しもうという優しい方々も沢山いて、好きな雰囲気でした。

1.Am I FRENZY?? 
2.SMACK baby SMACK
3.デパーチャーズ
4.MORE THAN LIKE
5.I am me
6.オーケストラ
7.DISTANCE
8.GiANT KiLLERS
9.MONSTERS
10.CHOP
11.DEADMAN
12.遂に死
13.stereo future
14.本当本気
15.HiDE THE BLUE
16.PAiNT iT BLACK
17.スパーク
18.My landscape
19.NON TiE-UP
20.プロミスザスター

ENCOLE
21.BiSH-星が瞬く夜に-
22.beautifulさ

今回は固定バンドを従えての構成でした。
生演奏をバックにしたおかげでそのボーカリストとして彼女達をみる事が出来ました。
セットリストは「CARROT and STiCKS」を軸にしながら展開されたのは予想通りでしたが、そこに良い意味で拘っていないというんですかね、過去の人気曲なども織り交ぜた今現在の彼女のオールタイムベストのような構成になっていました。ツアータイトルを直訳すると「新たな憎たらしい奴ら」とかそんな意味ですが、これって彼女達のキャッチコピーの一つでも「新生クソアイドル」を英語に置き換えたんじゃないかとも勝手に思ってます。
実際どうか分かりませんが。

ライブはノリノリでアグレッシブかつパンキッシュな楽曲を主軸に「I am me」等のポカリ系の曲や「オーケストラ」「My landscape」「プロミスザスター」といったドラマチックな楽曲も披露されていて、ブレイクも水分を摂ることもなく、約2時間本編を駆け抜けたことが衝撃でした。汗だくになりながらも息を切らさずに踊り、歌い、叫び、煽る彼女達。どれほどまでに過酷な鍛錬を積んでいるのかが伝わるパフォーマンスでした。とにかく彼女達は常に全力で走り続けなければならない、立ち止まってはならないという宿命のようなものを共有しているようでした。

それは己との闘いであり、彼女達は常に目の前のBiSH そしてそれを取り巻く全てに対して向き合い、乗り越えていかなければBiSHではいられないのだと訴えているようでした。そんなギリギリな状況だからこそ生まれるパフォーマンスが、多くの人を惹きつけてやまないのかなと感じました。清掃員の皆さんも熱狂的というんですかね、アイドルグループにありがちなメンズならではの歓声というより砲声がこだましてましたが、女性の清掃員も嬌声を上げて盛り上がっていて、一体感が凄まじかった。それに、単純にメンバーみんな美人ですね。

アイナジエンドさんとセントチヒロチッチがメインボーカルでしたが、チッチさんの髪色が金髪からオレンジに変化していたのに目を奪われました。正統派な歌声の印象がるチッチさんと、独特のしゃがれた...というのか一発で彼女だと分かる声を持ったアイナさん。ファッションモデルみたいなスラリとしたスタイルなのに歌声が超cuteなリンリンさん、PEDROでも見た個性的な歌声のアユニさん、中盤でコントをかましていたOLみたいな姿とのギャップが魅力なハシヤスメさん、一番余裕を感じさせたモモコさんと個性も爆発していました。リンリンさんは熊本は高い声が外れていてきつそうでしたが、福岡では難なく歌い上げていました。

合間のMCではご当地ごとの思い出を語るMCをしていました。熊本ではアユニさんが加入した月日だったとかでMC、福岡ではハシヤスメさんの地元という事で「3Fの奥まで見えてるよ~!」とMCをしていました。最後「beautifulさ」が演奏した後は、全員で並んで頭を下げて、汗だくになりながらも笑顔でステージを去って行く姿が印象的でした。

この時点では解禁になった「リズム/KiND PEOPLE」は演奏されませんでしたが、僕はもうこのツアーは福岡で終了なので、またいつか機会があった時に聞けたらいいなと思います。それに今頃はもうセットリストもどんどん変わっていると思うんで。。そうやって常に変化・進化し続けていくからこそ、どんどん大きくなっていくんだと思います。
今のところ次に行く予定は決まっていませんが、またいつか会えた時に、もっと大きな衝撃をもたらしてくれることを期待しています。ありがとう。





今のところBiSHで一番好きな曲です。



indigo la End ONEMAN HALL TOUR 2019-2020「心実」 福岡国際会議場

2019-12-02 22:22:21 | LIVE

10/20のDIRの沖縄ライブから一週間後の10/27にindigoのライブで福岡国際会議場へ。
この会場は今年は2月の山崎育三郎、4月の新妻聖子に続いて今回で3回目。そして今年は最後。
indigoは今年6月もBEAT STATIONでライブしているので珍しく福岡で2回ライブがあった年。
今回は最新アルバム『濡れゆく私小説』に伴うもの。
そしてindigo自身初となる地方でのホールツアー。

川谷絵音自身が滅茶苦茶好きとかではないのですが、「瞳に映らない」以降彼らの音楽は
ずっと聞き続けています。彼ら自身の事はよく知らないけど、紡ぎ出される音楽は好き。
ゲスの極み乙女やジェニーハイも過去に見たり聞いたことがあるのですが、
川谷絵音のバンドで一番好きなバンドだと思うのはindigoですね。
メロディアスでポップなのに、陰鬱さが色濃く表現された世界観が好きなんですよね。
逆に人間臭いというか、生々しいというか、そんな気がして。
それに今一番精力的にバンドをしているのがこのindigoなんじゃないかとも思うし。

まあ、そんなこんなでソールドアウトの中見事に先行予約で勝ち取った今回の福岡国際会議場。
珍しく通路を挟んで中ブロック一番前という、これまでの中で一番席順がよかった事もあり、視界良好。
年齢層は10~20代が中心でしたが、40代以上の方もちらほらいたりとまばらな印象。
私のようなおっさんだと浮きますね(笑)
国際会議場はサンパレスと直結しているんですが、2000人規模のサンパレスに比べるとその半分程のキャパシティー。ただ木目を使った豪華な造りでアメニティもしっかりしているので、そのラグジュアリーな感覚が堪らない好きな会場の一つです。サンパレスや市民会館でなく、福岡国際会議場を選択するというのも、彼ららしくて好きだなあと。

定刻から数分すぎて暗転。

SE
1.心の実
2.想いきり
3.小粋なバイバイ
4.はにかんでしまった夏
5.名もなきハッピーエンド
6.砂に紛れて
7.秋雨の降り方がいじらしい
8.蒼糸
9.ほころびごっこ
10.ラッパーの涙
11.見せかけのラブソング
12.煙恋
13.瞳に映らない
14.雫に恋して
15.花傘
16.通り恋
17.夏夜のマジック
18.結び様

ENCOLE
19.Midnight indigo Love Story
20.心雨

自分達の音楽をしっかり届けようという姿勢を強く感じたコンサートだったし、
6月の「街路樹にて」の頃と同じバンドとは思えないほどスケールアップした姿がそこに在りました。
何より、『濡れゆく私小説』というアルバム自体が素晴らしい。
一番彼らの作品の中で、深い。深く暗く、澄み渡る程の暗転。
バンド自体が自信をもって傑作だと言えるというその言葉に裏打ちされるように、この『濡れゆく私小説』を軸としながら、過去の楽曲を組み込みつつ披露された今回のツアー。

ホールという広い会場だからこそ味わえる臨場感やスケール感。
これまでのバンド感よりも、彼ら自身の一歩先のミュージシャンとしての姿を歩み始めたようでした。
冒頭の「心の実」から披露されて行く楽曲群は、インターバルに独自の間奏を加えながら、まるで一つの組曲のように展開していきました。
バンド4人+コーラス+コーラス&キーボードを交えた6人体制で絶妙なグルーブ。
過去に演奏した曲でもまた違った命を与えたかのように、表情を変えていました。
彼らの音楽は、彼ら自身が明言しているように決してフェス寄りではないし、頭ごなしに盛り上がれー!という楽曲はほぼ皆無です。ただ、川谷絵音氏の中から「取り零された」様々な感情の断片が、生々しく、瑞々しく表現される事で、彼の芯のようなものに触れる事ができる。
其処で初めてその中の愛おしさ、脆さ、弱さ、儚さ、そして生きようと足掻く姿を感じて共感を求める
そんな風に感じました。

アルバムの曲ではありませんが、「想いきり」という曲。
切ない感情がほら 増えれば増えるほど 愛しくなっていく しょうがいないんだ 好きな部分は少し 他は嫌いな方がさ 君の事想い切れる気がした
あと、「見せかけのラブソング」という曲
見せかけのi love you 明日には許すから 今日だけの言葉で 傷つくつもりはないの
彼の楽曲は大半が2人称というか、恋愛模様になぞらえているのが多いのですが、丁度ベッキーで過度なバッシングを世間から受けた後に発売された『Crying End Roll』に収録されていた曲。
そのまま恋愛の曲としてとらえる事も出来るし、僕は勝手に世間というか、対ファンに対しての葛藤を歌った曲なんじゃないかと感じていて。切ない気持ちが溢れるほどに自分達を愛してくれる人だけを想い切って大切にしたい みたいな。後はその時々で見えないところで知らない人間からかけてくる誹謗中傷に、僕は振り回されない(本当は揺さぶられているけどそれに呑み込まれないようにしている)とか。
MCでも言っていましたが、音楽を作り続ける事が心の拠り所となったという、その言葉にもシンクロしています。むしろメジャーに行ってからの方が余計暗くなったんじゃないかとか思いましたが。

セットリスト自体も、流れよりは、いかにして、今の自分達の音楽を一番浸透させられることができるか、という点に重きを置いていたように思います。中盤「蒼糸」以降はミディアムテンポ~バラードの曲が大半で、正直だれた気持ちになったこともあったのは事実ですが、ミュージシャンとして、流れよりも如何にして「響かせる」事を重視していたように感じました。

川谷絵音氏の地元が長崎という事もあり親近感があるという地元の話から、家族や兄弟にも音楽をやっている事をデビュー直前まで話していなかったという赤裸々な話もありつつ、4人の個性が出たMCも登場して、和むような空気の中、バンド自体が充実している事が伝わってきました。

アンコールの最後は、これまで余り歌ってこなかったけれど、大切な曲だと気付いたという言葉の後に披露された「心雨」。まさに雨から零れだされた感情の雨霰が会場全体を包み込み、終演へ。

過剰な演出はありませんでしたが、照明演出を楽曲を組み合わせ観客に染み渡る音楽を響かせる。
「本当にバンドが今凄く良い状態で」という言葉の通り、間違いなくこれまでと違うベクトルへ
導いてくれた約2時間でした。

ここから先、また大きな転換点を迎えるのではないかという予感と
心地良い余韻の中で終着地を迎えました。来年また会いましょう。ありがとう。