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OSTRICH FEATHER BOA

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YELLOW FRIED CHIKENz 「WORLD TOUR "SHOW UR SOUL. I"世壊傷結愛魂祭」

2011-10-11 15:07:13 | Weblog

Gacktのバンド形態が進化した「YELLOW FRIED CHIKENz」の日本凱旋公演分。一日だけでしたが、10/10最終日のZepp Fukuokaに参戦してきました。元々これは去年Gacktが上記のバンド名として「世の中の男に活を入れる」みたいなコンセプトで、Gackt Jobをバンド化した上に、最初にして国内最後とか言ってたんですが、震災の中で、より大きなテーマを持って、再来したと聞いています。実際の所、メンバーが増えている上にツインボーカルで、ドラムが真矢という所からも、流動的ではあると思うんですが、Gacktは「MOON PROJECT再開」とか言ってたけど、バンドの雰囲気的に、お祭り騒ぎでバカいようぜ、みたいなパーティーバンド的な印象があります。今はGacktが小難しい世界観を作るよりも、こういう衝動でやれるようなバンドをしたいんじゃないかなと単純に考えてます。グッズはTシャツAにしました。あとリストバンド買いました。

会場に入るとYFCのロゴマークが入ってる大きなバックドロップが掲げられていて、ステージのお立ち台は2人が立っても問題ないように、十分にスペースの取られた大きなものでした。しかもトリプルギターで、ドラムセットがそびえたってました。僕は2階で見てたんですが、1階はぎゅうぎゅうな感じでしたね。で、何故か関西弁の影アナが入った後は、「YFC!」と連呼の声が上がって、いい感じやなと思いました。

格好は全員統一されたノースリシャツに黒タイ、ハーフパンツというコンセプトで、最後にJONとGACKTが上手下手からやって来ました。

 

1.THE END OF THE DAY
2.NINE SPIRAL
3.SPEED MASTER
4.Last Kiss
5.Episode.0
6.MIND FOREST-YFC EDITION-
7.妄想GIRL
8.VANILLA
9.EVER
10.JESUS
11.YOU ARE THE REASON
12.ALL MY LOVE

ENCOLE
1.又、ここで会いましょっ、

約2時間ぐらいのライブだったので、全体の曲数は少ないのかもしれませんが、とにかく1曲1曲の煽りとかが凄く長かったです。何度も何度も客を煽ったり、コーラスで「YFC」と煽らせたり。ずーっとアウトロを引きずらせて、曲の熱が冷めないように冷めないようにしていくというこれまで見た事のないスタイルでした。というよりこういう持って行き方がこのバンドの表現の仕方なのかなと。ツインボーカルは正直あんまりよくわからなかったけど、Gacktだけあって、ツインボーカルのダンス、動き等のパフォーマンスが逐一徹底されてました。それとYFCとして楽曲がもうここまであるとも思いませんでした。Gacktプロジェクトの発展系のような第一印象があったんですが、他のメンバーも同じくらい存在感を出していたというか。セットリストも去年のようなGacktの曲メインと思ってたけど、ほぼ新曲やし、Gacktソロの曲も歌詞が英語になっていたりとかなり変貌してました。実質YFCとしてバンド化してるんだなと。あと、妄想GIRLかな。この曲でGacktが脱いだんですけど、悲鳴が半端無かった。それに煽りまくるからJESUSぐらいにGACKTはフラフラになってました。正直しびれましたけどね。そんな姿でも歌いきるところが。

あと楽曲。なんというかもの凄くアツいな、クサいなって感じのタイトルと歌詞なんですよ。「ALL MY LOVE」とか「YOU ARE THE REASON」とかここまでストレートにラブソング歌うかって、下手したら遊んでるか、軽く見られるか、のどちらかやと思うんで。今は結構冷めてる時代ですよね。でもなんかGACKTとJONがそれを唄うと、そういう風に感じないんです。悔しいけど、そういう事を言って格好良いと思わせられるのは、憧れますね。そんなGACKTは男をかなり煽ってくれました。

最後かな。「男、今はこんな時代だけど、こういう時代だからこそ、お前らがこの国を担っていくんだぜ、お前らにかかってるんだぜ」「女、俺も含めてここにいる男たち、まだまだかもしれないけど、頑張っていくから、背中を押してやってくれ」「男、ここにいる女たち、結構良いぞ」「みんな、色々寂しい想いを抱えているかもしれないけど、お前らは一人じゃない。いつだって俺たちが傍にいるからな!!だから、もしもさびしくて不安でしょうがなかったら、またここで会おうぜ。俺たちはここにいるから!!」みたいなアツい言葉を吐いて帰って行かれました。1EVERでは「孤独におびえ微笑み無くしてもオマエの事など救えない」と歌ってたのに、まるで反対だな、だけど、きっと「一人で自分の足で戦っていかなきゃいけないけど、そんな中で悲しい事があったりして会いたくなった時は、またこのライブの時に会いに来てくれ、それで元気出してくれ」みたいなメッセージかなと勝手に思ってます。最後は真矢がスティック何本も投げて悠然と帰って行って。

やっぱかっこよかったです。

 


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