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DIR EN GREY TOUR2011 AGE QUOD AGIS-鹿児島市民文化ホール・第2ホール-

2011-11-04 19:11:46 | LIVE

    

アルバム「DUM SPIRO SPERO」が発売されて3か月後。
TOUR「AGE QUOD AGIS」が始まって2カ月。
もう終盤に差し掛かりつつあるこの時期になって初めて九州に来てくれたDIR EN GREY
そんなDIR EN GREYの公演を見に鹿児島まで行ってきました。
まあ何故鹿児島まで行ったのかと言うと、一つはホール公演だったこと。
普段ライブハウスでしかライブをしないバンドがホールをわざわざ入れることが気になったんです。もともとこのツアーでも滋賀と鹿児島しかホール公演がないので、それはそれで何かしらレアになるんじゃないかとは思ってました。個人的にですけど、東京ドームシティでのホール公演へのイントロダクションみたいにしたかったんじゃなかろうかと思ってたんです。まあ、タイミングやスケジュール的にも何とかなる時期だったので、行く事にしました。でも多分もう行く事はないでしょう。

会場の鹿児島市民文化ホールは桜島と海を挟んですぐにある会場。しかも噴火の灰が風と共に来ては服が白くなるは目が痛いわ口の中がシャリシャリするわでさっさと入場しました。会場は割と大きな会場かな。DIR EN GREYがするには似つかわしくないぐらい綺麗で小洒落な雰囲気でした。しかも第一ホールではマッキ―が既に公演を始めているという現実...

第二ホールは面白い会場でした。1000人クラスの中ホールで大きなホールと違って円形で割とステージまでの距離が近く、全体的にコンパクトな作りだったので、ライブハウスにも近い雰囲気を感じさせてくれる、個人的には好きな会場でした。まあ席ありホールなんて2005年のit wither and withers以来ですけどね...。とりあえず香水の匂いが凄かった

SE:狂骨の鳴り
いきなりステージ後方と上部のLEDヴィジョンに花が大きく映し出されて、それが一枚一枚落ちていくという映像で、照明が赤みを増していくという凄まじい映像でした。
メンバーは
Shinya   白ジャケ白シャツ、黒パンツ
Die        Wacken Open Air 2011の衣装。髪切ってた。
Toshiya  白シャツ黒ベストで下はスカートにレギンス
薫      黒
京     素肌にピーコードみたいな黒いロングコートのボタン2つとめて、濃藍のデニム。登場時はHYDRA-666-で着けてる能面。

1.THE BLOSSOMING BELZEEBUB
お立ち台よりも前面で腕を絡ませるパフォーマンスをしていた京。登場時サングラスしてるかと思ったら、能面だとは思いませんでした。そのまま体を何度もくねらせながら奇怪な表現をしていました。マイクをお立ち台に置いたまま上半身を下に向けてしゃぶりつくように奇声を上げるという行為もしてました。映像は色々な綺麗な映像の中なんですが、すべて虫が蠢いていてそこに目がいってしまうというか。あと「スプーンやフォーク~」あたりでは虫が纏わりついたままパンを切り刻むという映像もありました。どことなく「OBSCURE」を彷彿とさせました。というよりこの曲を解禁するとは思いませんでした。

2.OBSCURE
ダムが決壊するようにヘッドバンギングの嵐。この曲の持つ破壊力が凄まじいと思いました。能面も取れてました。

3.獣慾
とにかくヘドバン、ヘドバン、ヘドバンの嵐。気が付いたら京氏はピーコードのボタンを外してました。

4.LOTUS
PVの映像が浮かぶ中で展開されていきました。京氏は高音部が苦しそうでしたが、見事に歌い上げてました。「生き方を変えはしない」の「変えはしない」を感情こめて「変えは...しなあああい!!」という所にぐっときました。

-ブレイク-

5.暁
真っ赤な照明でした。「トマトを齧る」の「齧る」を煽らせるとは思いませんでした。あとはサビの「No more No more No more」の部分とか。この曲も音源よりもライブで聞く方が攻撃性があるなと感じました。

6.流転の塔
この流れで来るのかというのが正直なところでした。しかも演奏するとも思いませんでした。自然をフィーチャーした壮大な映像でした。

7.AMON
ここで京氏、もうたまらんとばかりにジャケを脱ぎました。「両手合わせすがる神殺し」のあたりですか、映像には仏像のような像が写ってるんですけど、中身は実は機械で出来ているというメタファーな映像でした。

8.滴る朦朧
実際この曲もグループ感が難しいんじゃないかと思いながら聞いてましたが全然そんなことはなくばっちりでした。この曲も「GLASS SKIN」を彷彿とさせる樹木の映像に、黄色の照明、京氏のくねらすパフォーマンス等、何処となく怖い印象。

INWARD SCREAM

9.蜜と唾
真っ赤な照明の中でメンバーの姿はシルエットしか見えないという。で、歌詞が一語一語映像に流れるという、その歌詞が衝撃的すぎて..
「罪と規制」がこれのさらにリメイク、になるんですね。

10.mazohyst of decadence
これもライブでやるとは思いませんでした。年末年始のツアーで終わったと思っていたのに、イントロが始まった時、新曲かと思ったけど、よくよく聞くとこの曲の事を思い出して。でも何なんですかね、まったく違和感ないんですよ、この曲。リメイクされるかもしれませんね。メンバーがLEDにリアルタイムで映し出されるという映像でした。

INWARD SCREAM
マイクを何度もお立ち台にぶつけてリヴァーブさせるというなんか怖かった。

11.「浴巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨
京氏、お立ち台にあおむけで横になり、そのまま体を上下に動かすというとんでもないパフォーマンスをやってました、

12.DIFFERENT SENSE
なんとなくこの曲がこんなに激しいのにキャッチ―ささえ感じるのは何故なんだろうと思いながら聞いてました。それでも「AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS」のような曲になっていくのかなとも感じました。

13.DECAYED CROW
この曲も音源の時と印象が変わった気がします。ここまで攻撃性のみに特化した曲もないんじゃないでしょうか。一度ヘドバンすると展開が激しいのがずっと続くからエスカレートしていくばかりで辞められないという。実際僕の横二人の男女がそうでしたから。Toshiyaが言ってた「ライブでこの曲をやる時の風景が楽しみ」というのは、こういう意味なのかなと。

14.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
ボルテージ最高潮!!いつの間にか客席の端にヒモが通されていた。

15.残

ENCOLE
京 上半身裸のまま
薫 黒
Die グッズTのA
Toshiya ベスト外してシャツ一枚
Shinya グッズBのタンク


1.凱歌、沈黙が眠る頃
のっけから飛ばしてくるというDIR EN GREY。Toshiyaが序盤スタッフに「?」みたいなポーズを送ってました、多分音が聞こえなかったんでしょう。結局最後まで治らなかったのか、演奏の終盤でマイクスタンドを後ろに投げつけてベースを投げ捨て、さっさと退場してしまいました。

京氏、Toshiyaのトラブルに気が付いていなかったみたいで、しばらく合図を待ってましたが、スタッフに合図されて帰って行きました。

-中断-
なぜか途中で「Toshiya」コールが繰り返されていました。でも「DIR EN GREY」コールに変わりましたが。結構長かった。

京「イケるかー イケるかー! お前ら全員で飛ばしてこいー!!」

2.THE FATAL BELIEVER

3.AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS

4.冷血なりせば
Paris!!と京氏が激しく叫んでいたあの新しいバージョンです。こっちの方が好きかな、とにかくこの曲の爆発度が凄い。

「2階イケるか―!後ろイケるか―!!お前らイケるか―!!一つになれるのかー!!ラストー!!」

5.羅刹国
Dieが初めて上手ステージ袖まで来てくれました。超至近距離で彼の顔を見ることができました。Dieも凄い笑顔でした。
最後は大盛り上がりで終わったと思います。

最後までDieが残ってくれて、かなりご機嫌で帰って行かれました。

最後はビジネスホテルに直行しました、。九州新幹線に初めて乗り、黒豚ラーメンを食べ、お酢を飲み、島津藩と流川も呑み、鹿児島での初上陸、そしてライブでのハプニング等色々あり、メンバー的には歯がゆかったかもしれませんが、めったに行われないであろう会場でのライブという事で、しかもホールで貴重な体験だったと思います。DIR EN GREYの世界観は、またその次が見たくなるという独特の世界観だと思います。今回「DUM SPIRO SPERO」メインで聞く事が出来て、どうにかこうにかで終わることができました。あと、麦とホップの黒というのも呑みました。そんなてんやわんやな一日でした。次は我がホームグラウンドZepp Fukuoka!!

 


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